ドキッ!-振り向けばそこに君がいた-
山には彼らの食料がないとかで、先般開催した「エックス白馬」の時も、白馬周辺で連日ツキノワグマが目撃され、警戒を促す放送が流れていた。
選手は熊スズを付け、僕はザックの中に熊よけスプレーを携帯。案の定、「今、熊の親子がゲレンデを横切っているから注意しろ!」などと連絡を受けたりもした。
野生動物と人間が共生するには難しいが、射殺されたツキノワグマの姿はとても悲しい。
写真は、今回のユーコン行での一枚。アラスカ州スカグウェイへ向かう途中、断崖を走るホワイトパスユーコン鉄道を撮影しようとガードレールの上に立っていた。
何気なくふと左手を見ると、10mそこそこの距離にブラックベアーの姿。ゆっくりと餌を探しながら近づいてくる。僕はじっくりと後退しながら、距離感を保つ。
豊富な食料がある北米と、昨今の日本の山里とは全く環境が違う。
が・・・恐れる前に、相手を知って理解すること。共に生きていくために、何かができるのではないだろうか?
コメント
私からするとすべての問題の根源はスペース、人口密度にあると思います。
あの小さな島口に1億2千万はちょっと多すぎのようにシンプルに感じますね。6000万がいいところか、、、、?
毎日、熊出没のニュースばかり。
今年はナラの木が枯れてしまう「ナラ枯れ」が主な原因だそうです。当然ドングリがならず里に下りてくる。
ニュージェネレーションの人を恐れない若い
熊たちが増えているのも一因だとか。
何れにしても大きな変化の始まりに過ぎないでしょう。