SPOT Satellite GPS Messenger って何?



古い話だけど、ハンディGPSパーフェクトガイド(97ページ)で紹介した「SPOT Satellite GPS Messenger」を6月のユーコンで購入した。

欧米のアウトドアマン必携の装備になりつつあるこのGPSは、衛星を経由して自分の位置を定期的に発信、専用ページで自分の居場所を知らせることができる。或いは、手動で指定したアドレスに位置情報を送ることもできる。

赤いボタンを押すと救助要請の緊急信号が発信される。北米では誤発信も多く、中には「水が切れてしまった」なんてケースものもあるらしい。

エックスアルプスのようなライブトラッキングと同じ使い方ができるのだが、エックスアルプスは電話回線を使用していたので通信費が必要。こちらは無料。おまけに消費電力も低いので、スタミナも抜群。電池はエナジャイザー(単4×3)が指定だ。

ヨーロッパでも使ってみたが、精度も抜群。日本国内では電波法やらの関係で販売されていないが、使うことは可能。但しSOSボタンを押しても誰も救助は来てくれない。

ビジネスとしては面白いが、日本の環境でこの機会を必要とする人がどれくらいいるのか・・・・・・そう考えると誰もチャレンジしないのも分る気がする。

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