ジオタガーGT-01 ジオタグの精度は?

機能のブログでパノラミオにUPした際に、位置座標がずれてしまうことを書いたが、ソフト上で生成したKMZファイルで確認する限りかなり精度は高い。

先日の朝霧高原の帰り道、足柄サービスエリア(6月10日)でこんな実験をしてみた。

この日、ジオタガーGT-01は一切触っていない。前回使用したのは6月4日に行った八ヶ岳以来だ。

足柄サービスエリア(上り)に到着して、E-3を連写モードに設定して一旦電源を切る。ホットシューにジオタガーGT-01を取り付けで車外に出て、電源を入れて直ぐに同じ場所を連写で24枚撮影。
自宅に戻って、ジオタグを付け、KMZファイルを作製した。



電源を入れて間髪入れずに撮影したにも関わらず、全ての画像が足柄サービスエリア(上り)の駐車上にマッピングされている。


さらに拡大してみると、ジオタグのばらつきが見えてくる。ほぼ正確な位置にジオタグが付くまで、ピンクの番号の順に移動している。21枚目から正しい6番目のポイントに確定、この間時間にすると4~5秒。

と言っても1と6の距離は僅か7m、電源投入と同時にこれくらいの精度でジオタグが付いたわけだ。

ジオタグが付けられるコンデジが登場しているが、風のうわさによると電源を入れてGPSを捕捉するまで、数秒(場所に寄っては数分間)待たなくてはならないらしい。GPSが捕捉するまで待たなければならないなんて、本末転倒だ。

フォトタガーGT-01は、u-bloxが作っているEVK-CK YUMA評価キットの製品版なのだが、0.2秒でGPSの生データ(衛星の番号と疑似距離)を記録し、後から過去2年間の衛星の軌道情報を蓄積しているu-lox社のサーバーに接続して位置情報に変換する。

リアルタイムGPSだと、位置情報を捕捉し続けなければならず、電源を入れてから捕捉するまでどんなに環境が良くても30秒以上は必要。

u-bloxのシステムはリアルタイムではないが、ジオタグに関してはその必要は全くない。このソフト、YUMAはかなり高いパフォーマンスを秘めている。

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