フライトパフォーマンスに酔いしれる! -エアーゲームス-


一般の方にとってパラグライダーの印象は、穏やかに気持ちよさそうにフライトする姿を連想するでしょう。ところが、最近の運動性能の進化はすさまじく、果敢なパイロットは盛んにアクロバットフライトを目指す。やはり若者にとって「格好いい」ことは大きなモチベーション、「気持ちよさそう」だけで支持を得ることは難しいようです。

この写真は回転した物でなくて、天地はこれが正解。彼らは特に低高度で派手なパフォーマンスを披露してくれるので、自分が飛ばずとも地上で見ているだけでも楽しめる。


http://www.panoramio.com/photo/15205476

2人乗りのパラグライダーからジャンプ、彼が着ているスーツは『ウイングスーツ』といい、ムササビの様に脇の下と股の部分に小さな翼が付いている。これを着て高速で滑空し、高度が低くなるとパラシュートを開いて着陸する。

トップダイバーの彼は、数年前に地上30mまで滑空、着陸寸前にパラシュートを開くという離れ業を披露してくれた。それこそ「バン!」という開傘の音と同時に、着陸する。数秒でもタイミングが遅れれば、間違いなく大事故になる。

前日にはパラグライダーに3人乗り、一人はスカイダイビング、一人はパラグライダーのアクロバット。空中でドロップして、パラグライダーがゆっくり降りてくる。 そんなユニークなパフォーマンスを披露してくれた。


http://www.panoramio.com/photo/15205480

こんなパフォーマンスを目撃してしまうと、『勘違いパイロット』も登場する。海上で1000mもあれば、何でもできそうな気になってくる。ダイナミックなパフォーマンス・・・自分でもできそうな気がしてしまうのだ。

主催者側もそれは充分に承知している。海上には常にボートに乗ったレスキューチームが待機、常に上空を監視していて、着水前に駆け付ける。

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