シロクマナンバープレート -NWT-

これは何でしょう?

答えはナンバープレート。ノースウエスト準州(NWT)のナンバープレートは熊の形をしている。この色、天然の色である。ユーコン準州も含めて、数日車を走らせると、直ぐに埃で真っ白になる。これは日本の比じゃない。細かな砂でコーティングされてしまうのだ。それもしっかりと。

ところで、ナンバープレートは長方形と誰が決めたのだろう。あの形は、車のデザインを台無しにしてしまうし、せめて欧州型の横長だったら許せるのだが。でも、こんな形だったら、自分のエレメントに付けてみたい。 「EXPLORE CANADA'S ARCTIC」の文字も泣かせる。ツボをしっかり押さえた、良い仕事だ。
ツンドラトムのキャンプで世話になったバンクーバーに住むテリーは、このナンバープレートをバンクーバーで付けたくてイエローナイフで購入した車をそのまま持ち込んだ。しかし、詳しいことは分らないが、思いの他税金が高く付いたとか・・・。

これがナンバープレートの本当の姿。
シロクマだったことが分る。もちろんイエローナイフ近郊で野生のシロクマに出会うことはないが、北極海沿岸は生息域になっている。

今、地球温暖化の影響で、シロクマ=ポーラベアーが絶滅危惧種になっている。映画「earth」や「北極のナヌー」、温暖化を取り上げたテレビの特番でも、その状況は紹介されている。
シロクマの問題は、これから始まる出来事の序章に過ぎない。しかし、始まりを遅らせる、或いは抑えることで、全体の流れを止めることができる。

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