クイーンズタウンで飛ぶ -今は常夏のニュージランド-


天気がハッキリしない日が続いています。

なもんで、今が夏のニュージーランドの話。

クイーンズタウンの街を見下ろすスカイライン・コンプレックス。ワカティブ湖を眺めながらゴンドラ(一往復$21)で38度の急斜面を登り、さらに小さなリフトを乗り継いで、さらに徒歩10分。やっとテイクオフに到着する。

西と東に開けたテイクオフからは、正面にワカティブ湖、その向こうに雪を抱くウォルターピークの山々(訪ねたのは10月上旬、日本の初夏に当たる時期だが、前日に大雪が降ったので・・・)が見える。湖面には、湖上の貴婦人と呼ばれるTTSアーンスロー号(1912年造船の2軸スクリューの蒸気船)の軌跡が見える。


クイーンズタウンの郊外、コロネットピークスキー場。もちろんここでもフライト可能だ。開けた景色はトレブル・コーンとはひと味違う。標高1,651mのコロネットピークを背後に控え、眼下には見渡す限りの牧草地、そして無数の白い点々は羊だ。

東西に延びる尾根沿いに飛べば、飽きるほどフライトできる。ランディングまでは約4km。

右手のクイーンズタウン方向から、雨雲が押し寄せている。その兆候は、霧のように降る雨。真っ正面は既にもやっている。

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