ドライブ中に出会った動物たち -ズイコーED300mm/F2.8-

ユーコンをドライブしていると様々な動物に出会う。出会おうとすると大変だが、予期せぬタイミングで彼らは登場する。それがまた楽しみでもあるのだが・・・。
今回はE-3の二台体制、一台にはED300mm/F2.8を装着し常に助手席に置いておく。動物を見つけると、静かに車を止めて(速度は、緊急停止ができる速度を維持しているので、かなり遅め)、カメラを構える。優れた手ぶれ補正のお陰で、600mm(35mm換算)を手持ち撮影できるので大変便利だ。

上の写真はカリブー。カリブーは数千キロを季節移動する幾つかの群れがあり、ユーコン州の北のはずれでそれを目撃するのが、後半のトピックスだ。このカリブーは住み着いた地モティ・カリブーで、季節移動する群れではない。

http://www.panoramio.com/photo/14101599

チュームストーン準州立公園で出会ったライチョウ。5-6匹で群れを作っていた。この群れには、5日後に再び会っている。チュームストンでオーロラ撮影を終え、空き地に車を止めてそのまま熟す熟睡。朝目が覚めたら、車の周囲をあの時のファミリーが歩き回っていた。

http://www.panoramio.com/photos/original/14101601.jpg

ライチョウのファミリーに会った翌日、ドーソン周辺で撮影。鳥には詳しくないが、今回「The SIBLEY FIELD GUIDE TO BIRDS of Western North America」(ISBN: 9780679451211)という図鑑を購入。四苦八苦し調べたところ「Gray Jay」だと思うが・・・。因みに、カナダで購入するよりも、紀伊国屋で購入した方が安かったのにはガッカリ。

http://www.panoramio.com/photo/14101605

車で走っていると、道路脇に、こんな動物を頻繁に見かける。後ろ足でしっかり立ち上がって、日向ぼっこをしているよう。これは「Arcitic Ground Squirrel:極北地リス」(だと思う)、まるまる太って、極めて栄養状態は良さそうだ。

話は違うが、1996年のある日、車庫に向かう道路上で子猫を拾い、名をキミコと命名した。当時テニスに夢中になっていたので、引退宣言をした伊達公子さんから名前を頂いた。

12年が過ぎ、キミコは我が家の欠かせない一員になった。昨年から腎臓を患っていて、ここ2-3ヶ月はかなり悪化していた。ユーコンから帰国しても出発前と変わら様子だったが、待っていたかのように一昨日病状が急変、病院からの帰りに死んでしまった。

折しも、2008年は伊達公子さんが復帰し、あのライジングボールが戻ってきた。ご本人とは全く関係ないが、何とも不可解な出来事か。キミコよ、君がいた12年と数ヶ月、とても楽しかったヨ。有り難う!

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