ユーコンでも飛ぶ<2>! -フォックス湖の隣で-


今回もユーコンパラグライダー編。

ホワイトホースから北に約70km、クロンダイク・ハイウェイを1時間走ると、フォックス湖が左手に見えてくる。この周辺は、1998年にあった45,125ヘクタールを焼失した山火事で、焦げた山肌が延々と続いている。そんな中からも新しい植物が芽生えている。

更に北進し、次の名もない湖の山肌がテイクオフだ。標高は1,115m、高低差は285mほど。ランディングは道路横の空き地。地元のパイロットたちはこの場所を「Barbwire Hill」と呼ぶ。つまり、"有刺鉄線の丘"だ。尖った焼けた木々、小さな破片がやたらとラインに絡んでくる。手強いテイクオフだ。


おまけに強めの横風がどんどん強くなっていく。遠くの方は雨が降りはじめた。どうにか離陸し、向かい風の中南下する。

交通量はそれ程多くないので、道路の真ん中に降りられないことはない。・・・が遠慮して、湖と道路の間の小さな空き地(写真中脳やや上)に着陸した。

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