足跡 -自らの存在の証-


薄暮の中、川辺に沿ってグリズリーが帰っていく。しっかりと足跡を残しながら。

アウトドアで活動中は、この足跡をみてグリズリーの存在を認識する。足跡が古いものなのか、新しい物なのか、見分ける術もだいぶ身に付いてきた。

じゃあ、僕の足跡。どんなかたちで残っていくのかな。


一昨年は、薄暮のなかでかなり苦労したが、同じようなコンディションでE-3の強力な手振れ補正効果を実感した一枚だ。


さっきまでグリズリーが徘徊していた場所に、何とも幸せそうな初老のカップル。両方を見ている僕にとっては、あの張りつめた緊張感が嘘のように思える。

数十分、いや数分でも全く別の世界に変わる・・・これが自然の素晴らしいところでもある。

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