似て非なる存在 -我が家の暴れん坊将軍-


アラスカ州チルクート川のグリズリーベアーは、遡上するサーモンをたらふく食らってご満悦。口の回りに残るサーモンの血痕が生々しい。

次から次へとサーモンの腹を「ガブリ」と一殺、ひとくち、ふたくちと口にすると棄てて、新たな獲物を探す。サーモン好きの僕としては羨ましい限りだ。

そんなグリズリーだが、観察していると仕草も目つきも結構可愛い。もちろん、自分が安全圏で見守っていることが条件だが。


生後5ヶ月。我が家の暴れん坊将軍は、相変わらず我が物顔。先日はどう開けたのか、餌が入ったタッパをこじ開けて、平らげてしまった。

ご機嫌に走り回り、足立ちで立ち上がり飛び掛かってくる。そんな暴れん坊でも、甘えん坊モードに入った時は、これがまた可愛い。

今日の二枚の写真、グリズリーベアーと子猫、似て非なる存在だが、僕の中ではどこか重なってしまうこの頃だ。

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