あれ、YS-11が?-ドーソン空港のエアーノース機-


ユーコンの貴重な空の足がエアーノース(Air North)、ホワートホース、ドーソンシティ、オールドクロウ、イヌビック(イヌビク)を飛び回るタフなやつ、その機体がこれだ。

一見YS-11によく似ているが、イギリスのアブロ(後に統合しホーカーシドレーとなる)748。1960年に初飛行、1987年に生産が終了し20年以上も経過しているが、ここ極北ではまだまだ現役なのだ。

撮影は2006年9月、現在は新しいオレンジストライプに変更されている。


この写真を見ていたら、思い出したのがこの一枚。

1999年に訪れたテキサス州テレル(TERRELL)の小さな飛行場。まだまだチープなデジカメ時代、オリンパスCAMEDIA C-2000 ZOOMを使用。

写真は迷彩塗装が施されたダグラスC-47、旅客機DC-3(30年代の世界旅行を飾った名機だ)の軍用輸送機版だ。兵員や物資の輸送に大活躍、第二次大戦後のベルリン封鎖時にも大量な物資を空輸した。

この愛嬌のあるスタイリング、細い後退翼、僕が一番好きな航空機がこのC-47(DC-3)。航空旅客というビジネスを生んだ、不朽の名作だと思っている。

この時はまだまだ現役の様子で、今にもテイクオフしそうなコンディションだった。後部扉が外されていることから、スカイダイビング用に使用されていたのだと思う。

まだ、このC-47は存在するのだろうか?

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