2010/01/04

この瞬間のために来たんだ!-感動の一夜-


ブリザードが去った後、頭の中は帰路の予定でいっぱい。なんといっても雪の中を、この車で15ookm走らなくてはならない。そして帰国の日も迫っている。
天気予報をチェックしながら、頭の中にルートを思い浮かべていく。缶詰状態の二日間、このことばかりを考えていた。

だから、完全に頭の中からオーロラは消えている。


午後、遅くなって、綺麗な月も現れた。太陽風の速度は遅く、オーロラの出現は余り期待できないが、なぜか胸騒ぎが収まらず寝付けない。何度も窓から夜空を見上げ、寝袋にくるまる。

日が変わった1時過ぎ、一筋のかすかな光を発見。

「来るぞ!」

急いで準備を整えて、いつもの半分しか重ね着をできないまま寒空に飛び出した。

それから約2時間、寒さというか、痛さに耐えながらのオーロラ撮影が始まった。

今回は、E-3にZUIKO DIGITALED 14-35mm F2.0 SWDの組み合わせを多用している。ISO200、10秒、F2.0と、今までとはひと味違う表現ができる。

月夜と町灯という、オーロラ撮影には適さない条件の中でも、このレンズは苦にならない。


オーロラベルトの内側に来ているので、出方もいつもと違う。北北西から南南東へ延びている。はじめは穏やかだった光も、頭上に来るとひらひらと揺らめきだした。

もうカメラの画角では収まりきらない。

撮影を中断して、夜空を見上げる。「そうだ、このためにここまで来たんだ!」

オーロラパワー充電、寝ずに運転できるパワーが体全体から沸き上がってくるのを感じた。

2 件のコメント:

直人 さんのコメント...

あけましておめでとうございます。

やりましたね、カリブー、オーロラと目的がある程度達成できれば、良しとしなければいけないのではないでしょうか?

しかし、本当に車は気をつけてくださいね~、デンプスターコーナーのクロンダイクリバーロッジに着くまでは安心できないでしょうが、、、、、

ホワイトホースでお待ちしてます。

しかし、ISO200で10秒はなかなかすごいですね。

Tetsuo Kogai -小貝哲夫- さんのコメント...

明けましておめでとうございます。

明日の午前中にはアイスロードがオープンになるようなので、ぎりぎり帰国便には間に合いそうです。
後は安全に帰ることだけを肝に銘じ、焦らず騒がず、ゆっくりとドライブします。

それにしても、いろいろ貴重な経験をしています!