縁 -同じ感動を共有した方からのメール-


先日、このブログを見たという方からメールを頂いた。1989年、バンクーバーからイヌビックまで自転車で縦断したという大先輩だ。

限られた時間、僕は安易に車を使ってしまうが、なるべく宿に泊まらずに車中泊を心掛けている。自然の中に身を置くことで、五感から感じ取れる様々なものがある。(建物の中に入るのが勿体ない!)


ブログでも紹介して頂いているが、同じ空間を共有した者だけがもつイメージがある。遠く離れた知らないもの同士、でも同じ感動を共有している。今の時代ならではの、ご縁だ。

残念ながら、この感覚は決して写真では伝わらない・・・

いつかデンプスターハイウェイの736kmを、歩いてみたいと考えている。

自動車で通り過ぎることで、見過ごしてしまうこと、感じられないことがたくさんある。

夜、荒野の中で緊張感や恐怖とともにひとりで過ごす。夜空には満天の星、峠で見上げると目眩がするほどだ。そして、頭上に揺らめくオーロラ。

自然と最もフェアに向き合うには、歩く速度が一番いい。


写真は、北極圏近くのデンプスターハイウェイで撮影したオーロラ。

E-3+ZUIKO DIGITAL ED 14-35mm F2.0 SWDの組み合わせで、ISO400、15秒、F2.0。

通常のリサイズでは、微妙なグラデーションが潰れてしまうので、今回は少し重めです。

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