今頃、彼の地では -オーロラ発生予想-


寒い冬がやって来て、本格的なオーロラの季節がやってきた。

バンクーバーで国内線に乗り換えて約50分、窓の外にはユーコン川沿いにホワイトホースの街が見えてくる。空港は市街地から一段高い崖の上にある。

人口は2万2,000人ほど、ユーコン準州の人口の約60%以上がホワイトホースに住んでいる。政治経済の中心で、程良いサイズの都市部はシンプルでわかりやすい。この適度なサイズが好きだ。


実は僕は冬のユーコンを知らない。

それほど訪れるチャンスはないので、どうしても初秋の紅葉時期を狙ってしまう。季候も良く、蚊も少ない。紅葉、オーロラ、カヌー・・・全てのバランスが整った季節だ。

そんな訳で、夏から秋の季節に惚れ込みユーコンに移り住み、ひと冬を過ごして去ってしまう人もいるという。それほど冬が厳しいということ。そう言う意味では、ひと冬を過ごしてこそ、本物のユーコン好きになるのだろう。

今頃、切り裂くような寒さの中に、オーロラが出ているのだろうなぁ。・・・・と思って、アラスカ大学のこちらのホームページをしばしば訪れる。Geophysical Institute Information Office
ホームページの中で、左下の表は、太陽風の活動をグラフにした物。赤い部分が太陽風が活発で、オーロラ活動も活発になる。
じっくり見てみると、僕が滞在した9月4日、そして翌月の4日と11日、以降アクティブの日はない。折角訪れても、オーロラ観測ができるとは限らない。逆に、太陽風が静かな日でも、オーロラが現れることもある。でも、選べるならば、アクティブの日の方が好ましい。
そう考えてみると、今回のユーコン行がラッキーだったことの実感が湧いてくる!

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