三日月の夜 -オリンパスEシステムで1680mm(35mm換算)撮影?-
12月22日の明け方、激しい風音で目が覚めた。窓を開けてみると、美しい三日月。強い風で汚い風もぶっ飛んで、クリアーなお月様となったのだ。
早速、E-30と機材を持って家を出た。まずはスタンダードクラスの ED 70-300mm F4.0-5.6 + 2x Teleconverter EC-20を付けて撮影。これで35mm換算、1,200mmが簡単に手に入る。
調子に乗って、更に1.4x Teleconverter EC-14を装着。これで更に1.4倍になるので、魅惑の1,680mm撮影が可能になる。
ところが、ここまで高倍率になると三脚のネジを締めるだけで、カメラ位置が動いてしまい、なかなか思いの場所に月が来ない。
さらに重要な問題も発覚。
ハイグレードレンズのED 50-200mm SWDならば、テレコンを2個付けでもマニュアルフォーカスが効くのだが、ED 70-300mmではフォーカスリングが空転するだけでピント合わせができない。
試しに他のレンズ(ED 14-42mm F3.5-5.6/14-54mm F2.8-3.5 Ⅱ)で試したが、同じように空転してしまう。そう言えば、こんな話を聞いたことがある。ハッキリ覚えていないが、12-60mmSDWと50-200mmSWDは、マニュアルフォーカスの時には機械式(?)でリングを動かしている。一方、それ以外はマイクロモーターでリングを動かしているとか。
確かに2本のレンズには滑るようなリングの感覚はなくリニアな感触だ。(話がだんだん専門外に行ってしまい収拾がつかなくなってしまった)
仕方なく、C-14を外した状態でピント合わせ、再びC-14を装着する。元々フォーカスリングが動かないので、そこそこの画像が撮影できる。こうして撮ったのが二枚目の写真だ。
オリンパスのレンズ群。スタンダードクラスでも、18mmからテレコン使用で最大1200mmまでの超広範囲をカバーしている。もちろん35mm換算だ。
フォーサーズは焦点距離が倍になるので・・・35mm換算で・・・、これ面倒だから始から「140-600mm」と書いてしまえば良いと思うのは僕だけだろうか?
オリンパス製のレンズ表記を、全て35mm換算表記にしてしまえばシンプルで分かり易い。これって、邪道なの?
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