待望のソーラーチャージャー登場!-PowerFilm USB+AA Solar Charger-
デジカメ、GPS、携帯電話、iPod・・・チョットした旅でも必要なデジモノは結構多い。それぞれに必要なチャージャーやコード類、予備電池などなど、それだけでも結構な荷物になる。デジモノは電池がなくなればただの箱、8月のユーコンでもカメラのバッテリーチャージのため、予定を変更する必要があった。
以降、ソーラーにターゲットを絞って、デジタル製品を効率よく充電できる方法を探っていた。そして、辿り着いたひとつの応えがPower Film 社が製造する【PowerFilm USB+AA Solar Charger】、アメリカでも発売されたばかりだ。以前から注目していた単三電池を4本充電できる【AA Foldable Solar Charger】のバージョンアップ版で、USBを経由してデジタル機器のチャージができるようになった。
日本へは富士ファインケミカル(株)が正規輸入(価格設定は米国並み!)している。
一番のメリットは、ソーラーパネルが柔らかいということ。くるくると丸められるので、持ち運びも簡単。 【AA Foldable Solar Charger】は、イラクに展開する米軍でも使用されているらしい。
最近の兵隊もデジタル化していて、無線機、GPS、赤外線暗視スコープなどのデジタル製品が生死を分ける。殆どは単三電池で動くので、予備電池(予備予備電池も!)も携行する必要がある。それ以外に、食料、予備の衣料品、武器、予備弾薬、ヘルメットだって重い。
聞くところによると、グラム単位で携行品を軽量化しても、兵隊は20kg以上の装備を携行している。その中でバッテリーが占める割合は約10%もあり、軽量化が大きな課題になっていた。ソーラーチャージャーを支給された兵士たちは、たいそう喜んだだろう!
うんちくは後日ホームページの方で存分に語ることにして、昨日、実物を入手。今日は朝からいろいろとチェックしてみた。まだ使い方を完全に理解していないが、2本の単三電池(エネループが付いていた)にあらかじめ充電しておき、そこからチャージする構造になっているよう。
2本の単三電池(2000mAh)を充電する時間は5時間となっている。
前日にバッテリーを使い切ったiPodを充電してみた。チャージに必要な時間は、しっかり検証してから報告する。(1/1記:エネループ2本からチャージを終え、空になってしまった。感覚的には80%位はチャージできたよう。)
チャージする時には太陽の角度に対して直角に設置、平置きだと71%ほどに効率が落ちてしまう。この状態でザックに付けておけば、移動しながら充電ができるという案配だ。(写真では個人的に付けたリングが付いている)
一眼デジタルカメラのバッテリーを充電するには容量が足りないが、GPSに使う予備電池の問題はこれで解決した。さらに大型のフレキシブルタイプを購入して、自分なりのシステムを完成するつもりだ。
気になるサイズは閉じた状態で、8.4cm(長)×14cm(幅)×3.7cm(厚)と財布サイズ、開いたサイズは
61cm(長)×14cm(幅)×2.3cm(厚)、12cm×12.3cmのソーラーパネルが4枚付いている。重量は約138g(電池重量含まず)。
61cm(長)×14cm(幅)×2.3cm(厚)、12cm×12.3cmのソーラーパネルが4枚付いている。重量は約138g(電池重量含まず)。
<仕様>
Battery Charging current : 400mA @ 3.6VUSB Charging curent : up to 1A @ 5V
推奨バッテリー : NiMH AA Batteries,1800-2500 mAh
【AA Foldable Solar Charger】の定価が7,500円、バージョンアップした【PowerFilm USB+AA Solar Charger】の定価はまだ決定していないが、僕の中では2008年の最後を飾る大ヒット商品だ。
2009年1月6日、【USB+AA Solar Charger】国内販売価格が決定しました。
価格:9,300円(税込)
充分リーズナブルな価格。通常国内価格は1.6~2倍ほどに設定する輸入代理店が多い中、「お見事!」と言いたい。
コメント
どうも
コレ、私も狙ってました!
最高スペックのは3万くらいのやつですかね?
折り曲げられるタイプのは、バックパックにくくり付けとくだけで蓄電してくれそうですね。
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