たかが2mm、されど2mm -ズイコーED 7-14mmと9-18mmの差-


今日はレンズの話。オリンパスからはED 9-18mm F4.0-5.6 と ED 7-14mm F4.0 という二本の広角ズームレンズが発売されている。スタンダードクラスの前者は定価74550円、防塵防滴のスーパーハイグレードは247800円、3本買ってもお釣りが来る。
 
確かに ED 9-18mmはお手軽価格で、素晴らしいレンズだ。これは間違いないし、マーケットの評価も概ねそんなところだろう。『このレンズを使いたくて、オリンパスを選ぶ』・・・こんなユーザーが増えていくと、もう少し仲間が増えると思うが。

ところで、スタンダードレンズでさえもこの写りなのだから、スーパーハイグレードの描写力が多いに気になるところだ。


ユーコン行の時には、お願いしてED 7-14mmを借りた。僅か2mmの差(35mm換算では4mmに相当)だが、これが結構大きい。この広がり感は、別物だ。頻繁に使ってきたED 8mm フィッシュアイとも当然違う。

ED 9-18mmを使えば使うほど、ED 7-14mmをもっと使い込んでみたい・・・最近、強く思っている。同じようにED 14-35mmに対しても、使い込みたい。その分、フットワークは犠牲にされるが。

前玉に大口径両面非球面凹レンズが付くED 7-14mm、弱点がない訳ではない。一般に言われているのは、プロテクターが装着できないことだが、太陽を入れるとこんな写真になってしまう。

反面、このレンズこそがED 7-14mmの持ち味を引き出していることも事実。まぁ、それを承知で使えば良いだけの話だが・・・。

ED 7-14mmED 14-35mm の二本のレンズがとても気になる。 

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