ソーラー日和-PowerFilm R15-600(10W)でシステム構築-
「PowerFilm USB+AA Solar Charger」の導入でGPSのバッテリー問題は決着。
続いて、デジタル一眼レフのバッテリー充電に興味は移った。僕が使うカメラはオリンパス製、バッテリーはBLM-1という種類のli-ionバッテリー(7.2V 1620mAh)だ。純正品の急速充電器は8.35V 1200mAで、バッテリー一本を約2時間で充電する。
デジカメのバッテリー充電を前提に、PowerFilm社のなかからフレキシブルタイプのR15-600(10W)をチョイス、長期間電源のない場所でも移動しながら充電しようと考えている。日中、ザックに装着して移動するので、折り畳みタイプより若干重量はあるがロールタイプが便利そうだ。
標準で付いてくるシュガレットライターアダプターコードをソーラーパネルから出ているコンセントに接続、ここに車内で使うカープラグを差し込めば、簡単に電力を得ることができる。アウトドアで使用するのならば、とにかくシンプルで軽い(そして安い)ことが大前提だ。
<Rollable Solar Charger> 購入はこちら (新型に移行しパワーアップ、価格も変更になっている)・R15-300(5W) 15.4V 0.3A サイズ:29.2cm×53.1cm 重量:290g 価格:12,900円
・R15-600(10W) 15.4V 0.6A サイズ:29.2cm×97.2cm 重量:460g 価格:19,000円
・R15-1200(20W) 15.4V 1.2A 30.5cm×185.8cm 重量:880g 価格:29,500円
<ニューモデル>幅が増したことで、ベースが7Wに。その倍数でサイズを揃える。
・R-7(7W) 15.4V 0.45A サイズ:36.8cm×54.8cm 重量:270g 価格:15,700円
・R-14(14W) 15.4V 0.9A サイズ:36.8cm×106.7cm 重量:450g 価格:27,500円
・R-21(21W) 15.4V 1.35A サイズ:36.8cm×154.3cm 重量:640g 価格:34,500円
・R-28(28W) 15.4V 1.8A サイズ:36.8cm×202.6cm 重量:820g 価格:39,500円
ところが、カメラの充電器はACからDCに変換するために図体が大きい。そのまま使おうと思えば、インバーターを介する必要があるが、DC(ソーラーパネル)→AC(インバーター)→DC(充電器)と無駄が多いだけでなく、当然ロスも生まれる。
そこで、車内で使用できる充電器を物色する。目を付けたのは日本トラストテクノロジーのMyCharger HQ。早速ヤフオクで購入、BLM-1とセットで4,580円だ。
充電電流はMAXで650mAなので、フル充電に約3時間ほど必要だが、直接繋いで充電できるのは大きなメリットだ。是非、メーカーも同じようなオプションを充実させてもらいたいものだ。
入手後、早々にテスト。予定通りに、約3時間で充電完了を知らせるグリーンのランプが点灯。安いのだから仕方がないが、例えば充電済みバッテリーを純正のチャージャーに入れると約1分でグリーンランプが点灯するが、HQは若干感度が鈍い。もう少し使い込んで、別の機会にリポートする。
それにしても、こんなパネルだけで充電できてしまう不思議なグッズだ。合わせて太陽光充電関連の書籍を書店で買い集め、にわか勉強も始めた。
それにしても、こんなパネルだけで充電できてしまう不思議なグッズだ。合わせて太陽光充電関連の書籍を書店で買い集め、にわか勉強も始めた。
最後に<収納>について
我が家の収納部屋で丁度良いサイズのケースを捜したが、サーマレスト・プロライト3用Sサイズ(13x34cm)が丁度良い、 重量23g、1,680円。充電器とコード類は別なフクロに収納する。
収納時の注意としては、折ったり曲げたりしないこと。それから丸めるときは、ソーラー面を外側にすること。ケースの直径に合わせて巻けば、後でポーチを入れる時に都合がよい。
充電器などを入れたポーチは、筒状の中に収納すれば、ひとつのバックにスッキリと全て収まってしまう。
これで、デジイチ用の充電システムが完成した。使用しないときは、ミニカラビナでザックにぶら下げておく。
コメント
羨ましい!
エレメントの新たなカスタマイズ代と天秤にかけても、コッチの方が欲しい!
このロールタイプは、パタパタ折畳むタイプのと比べて、発電充電効率はどうなんですか?
機能的には両者同等だと思います。
キヤンプで使うなら、【折り畳みタイプ】の方が使いやすそうです!
一応、充電効率は問い合わせてみます。