スイマーを襲う飛行機 -オルデニズの海-


トルコの南、観光地のフェテエの更に南、小さなオルデニズという村。オルデニズは「死んだ海」つまり凪いだ静かな海の意味がある。この海の上をパラグライダーで飛ぶ。海上1000m以上、これだけで、極楽気分だ。

ある日、いつものように山頂から飛び立った。すると足に下を1機のセスナが通り過ぎていく。フライト中のセスナの上を拝めるなんて滅多にあることじゃない。

カメラのファインダーを覗いて、追いかけた。飛行機がスイマー2人を追いかける・・・不思議な光景が切り取られた。


高度1000m以上あると、高さの感覚が無くなる、特に対象物がない海上は尚更だ。のんびりフライトしていると、海岸に帰る高度が無くなってしまう。一日、海岸で空を見上げていると、海に降りてしまうパラグライダーを目撃することができる。

もちろん救助の船が待機しているので、安心なのだが。

http://www.panoramio.com/photo/13107495

フライトしながら飛んできた山を見る。丁度自分の目線に薄い靄が掛かっているのが分るだろうか?

この境界の上下で温度が逆転していて、地上から上げてきたのではこの層を突き破れない。

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