ホワイトフィッシュ湖で出会った動物たち -シグマAPO50-500mm/F4-6.3-
圧倒的な大きさのツンドラの大地、そして滅多に会えない動物たち。出かける前、もっと簡単に動物の写真が撮れると思っていたが、完全に期待は裏切られた。昨年訪れたホワイトフィッシュ湖での話だ。
キヤンプに到着後、キャンプ周辺の散策に出かけた。ガイドのテリーが先導して、周辺の案内、地形の特徴、方向を失ったときの帰着方法などのガイダンスを受けた。小一時間歩いただろうか、小高い丘の上に鳥影を発見、ハヤブサだ。静かに静かに、近づいていく。
キヤンプに到着後、キャンプ周辺の散策に出かけた。ガイドのテリーが先導して、周辺の案内、地形の特徴、方向を失ったときの帰着方法などのガイダンスを受けた。小一時間歩いただろうか、小高い丘の上に鳥影を発見、ハヤブサだ。静かに静かに、近づいていく。
カメラは望遠用に手に入れたE-510に、シグマの50-500mmを装着。こんな時でも、強力な手ぶれ補正のお陰で三脚は必要ない。10枚ほど撮ったところで、僕に気が付いて飛び去った。
http://www.panoramio.com/photo/13017608
今回の旅は、カリブーとジャコウウシに会うのが目的だ。ボートに乗って湖の対岸に渡り、見渡す限り何もない大地でひたすら待つ、待つ、待つ・・・。遠くの方に黒い点が動き出し、徐々に近付いてくる。小さな丘の影に隠れて、その様子を伺う。
この緊張感、結構癖になる。約一週間の滞在だったが、ジャコウウシ(牛の名が付いているのに実はヤギなのだ)には会えずじまい。帰国後、居残ったアメリカ人からCDが届いた。そこにはしっかりジャコウウシが写っていた。
余談だが、その人物はニコンのD300を使用していた。個人的には機械的なニコンのシャッター音は好きだが、意外と遠くにいても良く聞こえるのだろう。カリブーが気が付くのは決まってニコンが登場した瞬間だったりする。
彼らカリブーにとっても、僕にとっても最初で最後の出会い。傍らを通り過ぎていくと、北の方を目指して去っていった。
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