地球の色 vol.3
僕が夕日好きなことは以前にも書いたが、美しい夕日は何とも平和になれる一瞬だ。カリブー大接近の興奮やジャコウウシに出会えない焦りも、夕日と共に消えていく。
手前に写っているのはカリブーの頭部の骨。映画「ラストトラッパー」でも、ログハウスにこの骨(角)が飾ってあったっけ。町中を歩いていても、頻繁に見かける。この大地にはよく似合っていて、持ち帰りたい衝動に駆られるのだが、日本じゃ似合わないだろうな・・・。
http://www.panoramio.com/photo/12251180
美しい夕焼けの翌日、ホワイトフィッシュ湖畔に来て2回目のオーロラ日和。空がまっふたつに割れ、渦巻く光のカーテン。この迫力を、なかなかカメラに治めることができない。わざわざ撮影に出かけても、オーロラが出るとは限らない。さらに、オーロラの強さも様々。いっそ移り住んでしまいたいとも。だからこそ、填ってしまう魅力がある。
でも、本当の楽しみ方は、カメラをほっぽり出して、大地にひっくり返ってじっくり見いる。これに尽きる。
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