ユーコンでも飛ぶ! -歩いて登ってひとっ飛び-
昨日は、タヒチで飛んだ気分になってもらったので、今日はカナダ・ユーコン準州に招待しよう!
ホワイトホースにも、数人のパラグライダー愛好者が住んでいる。日本のエリアと違い、自分たちで飛べる場所を見つけて飛ぶ。時には車でアクセスできる場所もあるが(そんな場所は大体アンテナとか風車が建っていて、管理道路がある)、徒歩で歩く場所もある。
アラスカハウイエイ沿いのこの場所、Jake's conerと彼らは呼ぶ。この谷沿い、つまりアラスカハイウエイ沿いに飛べば、帰りはヒッチハイクで戻ってこれる。
一汗かいて、熊にも注意しながら、テイクオフに到着。天気図を見ながら、ある程度の風向きは予想できているので、無駄骨になる確立は・・・低い。(低いと言うことは、たまにあるということ?)
案の定、良い風が吹いている。後ろに見えるのは、アテリン湖でユーコン川の源流との説もある。
その気になれば、周囲に飛べそうな場所はたくさんある。同じような広大な自然を持つアメリカでも、同じようなイメージを描いたが、実は飛べそうな場所はあっても、管理されていて飛ぶことは難しい。特に飛んでみたくなるような素晴らしい場所(例えばグランドキャニオンとか、モニュメントバレーとか)は、完全にNGだ。ここユーコンは、そんなつまらないルールは一切無い。というより、それを管理するような人間が居ないだけなのかも?
管理されていない場所で遊ぶということは、良くも悪くも、全てが自分に降り掛かってくる。それが、厳しさでもあり、楽しさでもあるのだ。
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