サーモンが美味しい季節になりました -ヘインズの熊さん談-
サーモンが遡上するこの季節、一年で一番美味しい思いをしているのは熊さんたちだろう。撮影で訪れたアラスカ州ヘインズ郊外のチルクート湖に続く川辺には、産卵を終えたサーモンの死骸が無数に浮いていた。
ところが、熊さんはそんな古いサーモンには目もくれず、新鮮なサーモンをひたすら狙い続ける。おこぼれをハクトウワシやカラスが狙う。それらの光景を、僕らは喜んで撮影する。
斯くして、ヘインズでは何とも不思議な連鎖が起こるのだ。
http://www.panoramio.com/photo/13332703
http://www.panoramio.com/photo/13332705
朝からシトシトと雨が降る湖。山には霧が掛かって、何とも不気味な雰囲気を醸し出す。周囲には熊狙いの観光客がいるから一人じゃないので心強いが、もし、ここにひとりぼっちだったら、どんなに気持ちが良いだろう!
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ヘインズに向かう途中、湾の横に不思議な物体を発見。車を止めて近寄ってみると、ぐるぐる回る水車に、片っ端からサーモンが引っ掛かって、自動的に籠の中に落ちていく。兄さんが、近くで見ながら、時々引っ掛かったサーモンを取り出しては、籠の中に入れていく。
サーモンの種類はよく分からないが、この季節に取れるサーモンは美味しくないので、ドッグフードに加工されるとか・・・。本当?
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