人口より羊が多い国で飛ぶ -ニュージーランド・クイーンズタウン-


南半球にあるニュージーランド、南島観光の中心はクイーンズタウンで、ありとあらゆるアクティビティが用意されている。中でもパラグライダーのタンデム(2人乗り)フライトは人気。もちろんソロでもフライト可能だ。

クイーンズタウンの街を見下ろすこのエリア、高低差は600mほど。ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、徒歩10分、ワカティプ湖を見下ろす斜面から飛び立った。風はやや強かったが、滞在中、この日が最高のフライト日より。因みに、左側の禿げている部分がテイクオフだ。

右奥にはクイーンズタウンの飛行場も見える。航空管制圏に入ってしまうので、余り前方にでることはできない。高度も4500フィート(約1370m)を越えてはならない。この時の高度は約1100m。
本格的なフライトシーズンになれば、 中央の谷を東進し、コルネットピークスキー場まで飛ぶこともできる。


ワカティプ湖の対岸にあるセシルピークには、数日前に降った雪が残っている。訪れた8月下旬は、日本の初春。毎日目まぐるしく天候が変わり、暖かな季節へと向かっていく。


http://www.panoramio.com/photo/15545281

聞くところによると、ニュージーランドの人口より羊の数の方が多いのだとか。確かに牧場に点在する羊たちをみたら、それは間違いじゃないと思った。丁度子育ての季節なのか、子羊たちが元気に遊び回る姿を多く目にした。

もちろん、滞在中は羊の肉も頂いた。日本ではジンギスカンが流行したが、こんな子どもを見てしまうと、複雑な心境だ。

この旅の様子は、現在発売中の「パラワールド12月号」(イカロス出版)に掲載されています。もし、興味がある方は書店で、あるいはイカロス出版かアマゾンで!


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