心細いクルーズ -ホワイトフィッシュ湖で-
ホワイトフィッシュ湖の話。
毎日カリブーを追い掛けて、小さなボートで湖上を彷徨う。見渡す限りの湖を小さなボートが進む。もちろん周囲には人っ子ひとりいない。もしエンジンが止まったらどうする? オールはあるものの、手漕ぎで帰るなんて考えられない。
それより、どこまで行っても景色は似たり寄ったり、うっかりすると迷子になってしまいそう。こんな場所で帰り道が分らなくなったら、想像するだけで鳥肌がたってきそうだ。
風を受けているので、体感温度はかなり低い。
それでも久しぶりに顔を出した太陽は、こんな風景を魅せてくれた。島影が陽炎でユラユラと不思議な風景を見せてくれた。
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