2010/09/28

長~いトランジットから始まった今回の旅 -YVR-


今回のユーコンへの旅。バンクーバーに到着したのが10:30。国内線に乗り換えてホワイトホースに向かうのだが、出発は21:45。約11時間の待ち時間がある。短くてドキドキするのも困りものだが、長すぎるのも考え物だ。

手軽ならば気軽に市内見物を楽しむのだが、10kg以上のカメラ機材を持っているので、できることならジッとしていたい。

以前はタクシーが主な購入手段だったが、オリンピックのお陰でバンクーバーにも電車網が整った。かなり便利になった!

そこで、電車に乗ってブロードウエイへスポーツ用品の買い出し。アレコレ見て回ったが、買ったのは靴の中敷きとソックスだけ。

早々に空港に戻ってひたすら寝て過ごした。


後から気が付いたが、ノースバンクーバーにはアークテリクス本社がある。

併設してアウトレットがあるのを思い出した。次回はレンタカーでも借りて、出掛けてみよう!

2010/09/27

2010年ユーコン 秋のオーロラは絶好調!


先のブログで今年はオーロラが絶好調と書いたが、今回の滞在で十分に実感してきた。

到着したのはオーロラの周期の終盤、一般的に27日周期で太陽の活動が活発になるので、次に到来は帰国間近の予定。

ところが、太陽風が弱い日でも、こんなオーロラがガンガン出ていた。写真は北の町ドーソンなのだが、いままで僕はここでオーロラを見たことがない。

何度もチャレンジしたが、ことごとく失敗している。

今年は6日間のチャンスで、5日オーロラが現れた。それも4日はこんな凄いオーロラばかり。

帰国した翌日からまら活動が活性化。いったいどんなオーロラが出ているのだろう?

2010/09/26

大自然のかな、ひとりきりのキャンプ


今回のユーコンでは、積極的に歩いてトゥームストーンの中へ入ってキャンプをした。

テントや食料、最低限の飲料水に加えて、カメラや三脚、電池などの撮影機材を携行。歩き出しでバックパックを担げないほどの重さになってしまった。

夕方から山に入ったが、見晴らしの良い場所で小雨のかなテントを設営。もし天候が回復すれば、オーロラが見られるかも・・・というかすかな期待とともに。

結局夜通し雨が降り続けた。

朝8時。天気が良ければ、この谷の奥にモノリス山が見える。

2010/09/25

ユーコンではこんなことしてました!


ある日、Angelcomp Peak、通称シープマウンテンの中腹にドールシープの群れを発見!
早速、50-200mm F2.8-3.5 SWDで撮影する。

直ぐにテレコンEC-20を持って、山に登る準備を始める。


直下からアプローチしたのでは、接近する前に気が付かれてしまう。そこで、南側の尾根から迂回して彼らの上に出て静かに迫ることにした。

90分後、大きく迂回し上方から静かに迫る。
50-200mmF2.8-3.5にはEC-20を装着。これで35mm換算800mmが手に入る。

さらに接近して、手が届きそうな距離から彼らを撮影した。(ベストショットは別の機会に!)



接近し過ぎたため、母親に気が付かれてしまった。母親の掛け声で、一斉に群れが去ってしまった。

風の様子が、少しずつ変ってきた。遠くの方には雨雲が迫っている。余りのんびりしていられない。レンズを12-60mm F2.8-4.0 SWDに付け替え、早速下山の準備。

下山はもちろん、パラグライダーで。

フライトの準備を整えて、素早くテイクオフ。

上昇風は全くないが、目の前には真っ赤なツンドラの大地が広がる。絶景だ!(写真は空撮)

そして、約10分で着陸。

軽量にまとめたパラグライダー機材、そしてE-30(通常はE-3なのだが曇天だったのでE-30をチョイス)と2本のレンズにテレコンバーター。

コンパクトにまとめられるEシステムは、どの機材にもまねできない大きなアドバンテージだ。

使い手や撮影スタイルで求める機能は様々だが、僕の場合はこれにE-5を加えれば完結する。

2010/09/24

ユーコンに行っている間に・・・E-5登場!


昨晩、ユーコンから戻りました。前半は悪天候の毎日、後半は晴天に恵まれパラグライダーを満喫。かなり寒い日も多く、車の中の水も凍るほど、完全に装備を読み違えた感じ。案の定、ユーコンを離れた翌日には、ホワイトホースでも雪が降ったようだ。

ところでこの間、待望のE-3後継機が発表された。噂の通りE-5のネーミング。早速、小川町のオリンパスサロンに出掛け、実物をチェックしてきた。

爆発的な変化はないが、画質の向上と液晶モニターのサイズUP、そしてE-3後に登場したE-30の水準器や多重露出、そしてE-P2を始としたペンシリーズの動画やアートフィルターなど・・・全ての機能を注入している。

ボディーはE-3のものを流用(背面は新型)、操作系もE-3から受け継いでいる。E-5には賛否両論があるようだが、僕はこれで十分満足。E-3で「こうなればもっと使いやすいのになぁ~」という部分が解決されているからだ。

今回のユーコンでは、動物など動きのある被写体はE-3、オーロラは主にE-30、風景は状況に応じて併用した。

もう少し早くE-5が発売になっていれば、面倒なことはなく一台で全てに対応できたのに、残念!

スペックの詳細は、オリンパスのホームページを。

2010/09/11

トゥームストーンの紅葉を独り占め! 


ユーコンに来て18日目。山の中から一旦ホワイトホースに戻り、次の準備を整え再び北に向かいます。

この月曜日はカナダの休日、日本でいうところの勤労感謝の日でしょうか。三連休とあって多くのカナダ人で賑わっていました。

写真は翌日のトゥームストーンで撮影。この色を収めたくて、ずうっとこの場所にとどまっていました。
夕方6時過ぎとあって、周囲には人の気配なし。こんな景色の中、一人きりの贅沢な時間です。

山での生活は、予想外に寒く毎晩決まって雨が降り、時に降雪。お陰で衣類や寝袋は濡れっぱなし。ソーラーパワーも出番なし。

前半は一番奥のとんがり山付近まで、機材とキャンプ道具、食料を担いでトレッキング。こんな景色の中をパラグライダーで飛んで、夜空にオーロラが溢れ、いろいろな野生動物との遭遇と恐ろしいほど充実の毎日です。

まずは経過報告でした。