2008/10/31

オリンパス 中級機(プロト) 小川町に出現!-E-システム二桁モデル:E-XX-


所用で小川町の「オリンパスプラザ東京」に出かけた。リニューアルしたショールーム、受付のところに何気なくショーケースが置いてある。

目をとめてみると、中には一台の見慣れないカメラ。

先般開催された「フォトキナ2008」で発表されたオリンパスのニューモデルではないか!

E-3とE-520の中間に位置する中間モデル、E-XXと2桁代(E-30と正式発表)になる予定だとか。スペックは、E-3の防塵防滴機能を省いただけで、100%の視野率(98%と発表された)など・・・それ以外の機能は同等以上と噂されている。試しに、後ろに回ってファインダーを覗いたら、11個のAFターゲットの四角が確認できた。



一番気になるボディサイズはまだ公表されていないが、E-520と比較したのがこの写真。E-520より一回り大きく、E-3より二回りほど小振りな印象。

もちろん手に取ることはできなかったが、なかなかベストなサイズの印象だ。



E-3ではなかったモードダイヤルが付けられているが、E-520/420と違う左側。ダイヤルはメインとサブが前後に加えられたのはE-3と同じ。液晶モニターの軸(可動)部分は形状が異なる。

軍幹部分の形状はE-3に限りなく近いように見えるが、微妙に異なっている(小さい?)ようにも・・・。

写真にはないが、パワースイッチは十字ボタンの下に新設、十字ボタン自体はE-520風だが、パワースイッチの位置はE-3譲りだ。


一番気になったのが、モードダイヤル。まだモードの表示が入っていない。E-3ではP/A/S/M/Bの5モード、方やE-520は加えてシーンモードがある(Bはない)。噂されている「クリエイティブな写真表現を可能にする新機能」のカギはここにあるのではなかろうか? 個人的には動画かな・・・などと思うのだが。・・・11/5発表:アートフィルターでした残念!

いずれにせよ、数日中に正式発表になるだろう。今回のトルコでE-420をメインに使用して思った。「小さいことは良いことだ!」

果たしてどんなスペックになるのか、興味は尽きない。

11/5 オリンパスから正式に発表された

10月の終わりに -日本の夕日4連発!-



今日で10月も終わりです。今年もあと2ヶ月を残すのみとなりました。

今日は趣を変えて日本へ。テーマは日本の夕日。

東京に近くて深い山塊を有するのが丹沢。だから多くのハイカーが訪れます。しかし、なめてはなりません。

丹沢の菩薩峠からみた夕日です。関東圏ということで、クリアーな夕日を拝め確立はかなり低い。この日は、山のグラデーションが次第に薄くなって、最後には夕日に溶けていく幻想的な風景に出会えました。


鳥取砂丘の東にある、岩戸海岸の夕日。殆どの観光客は砂丘止まりなので、ここまでくる観光客は殆どいませんが、僕のお気に入りの場所です。日本海に沈む夕日を満喫できます。

海岸の一番奥には漁港があり、その手前に「アイワナドゥ岩戸」という創作アジア料理の店がある。二階の窓いっぱいに日本海が広がる絶好のロケーション、お薦めです。


福岡県平尾台の夕日。珍しいカルスト台地で、羊のような石灰岩が緑の草原に点在し、地下にはいくつもの鍾乳洞がある。その内3つは観光洞として公開されている。鍾乳洞を流れる川を遡ったり、結構面白い体験ができる。


最後に、岩戸海岸の日本海に沈む夕日。こうして静かに一日が終わるのです。

2008/10/30

清流にサーモンを発見! -熊の足跡に超ビビる-


ユーコン準州からアメリカのボーダーを過ぎ、アラスカ州へ。暫く走ると河原にハクトウワシを見つけ、2時間ほど撮影を満喫。
何気なく川を覗いて、ビックリ。清流にサーモンがワンサカいるじゃありませんか!

もっと近くから撮りたい。河原に降りるには、3mほどの段差を降りなければならない。当然、道はない。三脚を担ぎブッシュをかき分け、湿地を飛び越え、道なき道の中に歩きやすそうなルートを見つけながら河原に出た。
河原から見るとハクトウワシが止まっていた木は、もっと立派に見える。違うアングルから撮影できるゾ・・・呑気なことを考えながら。


河原に出て、三脚を立てるために足元に目をやった。
そこには、何と熊の足跡! たった今、自分が歩いて来た方向に向かっている。それも湯気が出るほど新鮮だ。

折角ここまで来たのだからサーモンを・・・強気で数歩進んだが、思いとどまった。まだ初日、ここでアクシデントはご免だ。
声を出しながら、早足で来た道を戻った。そう、それは「熊の道」だったのだ。



数時間後。ヘインズ郊外のチルクート川に僕はいた。ラッキーなことに、直ぐに河原を歩くグリズリーベアーを発見。車で先回りして、三脚をセットして撮影したのがこの一枚。


車というシェルターが近くにあるから安心だが、山中で予告なしに対面するのはご免だ!

2008/10/29

ユーコンの夕日いろいろ -その大きさに感動!-


今日はユーコンの夕日特集です。

ヘインズからロングドライブでトゥームストーン準州公園に到着。この夏が涼しかったので、紅葉のピークは一週間前だったことを知らされた。真っ赤に染まった大地を楽しみにここまで来たのに・・・とガッカリした。

そんな時にお目に掛かったのが、この夕日だ。



一旦、ドーソンシティに戻りバッテリーを充電し直し、2日後にアークティックサークルへ向けてリスタート。約400kmを走り、イーグルプレインズまで数kmの地点で日が暮れた。
この周辺は、見事なまでに見渡す限りの平原。道は稜線上を走っているので、遠くの方まで見渡せるのだ。

イーグルプレインズまであと少し。この辺りはかっての火事の跡が残る。黒く焼けこげた幹の間から、若い木々が元気に育っている。
因みに路面はこんな感じの表面で、未舗装路。比較的こまめにメンテナンスは行われているが、決してスムーズな路面ではない。この道の制限速度は100km、砂埃を立てて極北の街イヌヴィックに物資を運ぶトラックが疾走している。

2008/10/28

熊さんの写真、忘れてました!-飽食の季節-


昨日、写真をチェックしていて、この秋にヘインズで撮影したグリズリーベアーの写真を余り公開していなかったことに気が付いた。と、いうことで今日はまとめて紹介します。

一昨年はコニカミノルタα-7D、紆余曲折を経てオリンパスE-3に落ち着いた。あの時は曇天時より雨という最悪のコンディションだったが、今回は天候に恵まれた。それから、2日間滞在したので、ゆっくりタイミングを待てたのも大きかった。

http://www.panoramio.com/photo/15423400

の場所、チルクート川を遡上するサーモンを狙って、毎日、必ずグリズリーベアーが現れる。次から次へとサーモンを頬張るグリズリーベアー。血に染まった口元、この歯に噛まれたらひとたまりもない。

二枚の写真は、ED 300mm F2.8 を使用。



サーモンの肉に食い込む爪、観念したようなサーモンの目が悲しい。

EC-20を装着して1200mm(35mm換算)で撮影。

2008/10/27

ズイコー デジタル ED 9-18mm F4.0-5.6で-空と雲と-


焦点距離が倍になるフォーサーズ。遠くの被写体を捉えるには都合がよい反面、広角は苦手だった。そこに待望のED9-18mmの登場。嬉しい限りだ!

確かに7-14mmは素晴らしいレンズだが、使用頻度とこの軽さを考えたら『9-18mmでいいかな?』と思わせてくれる。
写真は、アラスカ州ヘインズのチルクート湖。9-18mmで撮影。広い空と雲、超広角ならではの世界だ。

泳いでいるグリズリーベアー(50-200mmSWDで撮影)は、上の写真とほぼ同じ場所で撮影。
周辺には魚釣りやボート遊びをする人もいるが、熊が現れると非難、熊が通り過ぎると同じ場所に戻り魚釣りを再開する。不用意に接近するのは危険だが、サーモンが豊富なので腹は常に満腹状態。熊と人が仲良く共存している。


これも9-18mmで撮影。デンプスターハイウエイ、トゥームストーンを過ぎると平原にでる。雲がなければ、味気ない写真だけど、雲が良いアクセントになってくれた。余りにも規模が大きいので、全てが小さく見えるが、山々はそれなりの高さがある。

2008/10/26

昔の写真 -アメリカ国立公園編-


調子に乗って更にスキャンしてます!  クオリティは程ほどですが、昔の写真がPC上に甦るのは嬉しいものです。
一番多いときで、年に5回ほど米国各地を訪れました。長時間車を走らせていると、運転中にいろいろなアイディアが浮かんできます。それを繋ぎ合わせて、今の自分がいるような・・・

写真はユタ州のアーチーズ国立公園。浸食と風化によってできたアーチ状の奇岩が、なぜかここに集中している。それ以外に見所はない場所だけど、不思議な場所です。



観光の人気スポット、グランドキャニオンにも何度か足を運んだ。ベタなスポットだけど、一度は行ってみる価値はある。できれば時間を作って、朝日と夕日の時間を楽しみたい。もっと時間を作って、渓谷の中に降りてみれば違った顔が見えてくる。

1992年に公開された「Grand canyon」は、ロスに住む様々な問題を抱える家族と友人が、一緒にグランドキヤニオンを訪れて、大きな自然に包まれて気持ちを新たにするという物語。アメリカ人でさえも何かを感じるのだから、日本人が多大なインパクトを受けないはずがない。
途方に暮れるほど大きな自然です。


http://www.panoramio.com/photo/15292074

自然派が多く訪れるのはヨセミテ国立公園。1864年に国立公園に指定され、入場制限をするなど積極的に保護されてきた。巨岩、豊かな緑、透き通る水、豪快な滝、そして抜けるような青い空。ヨセミテは、アメリカらしからぬ風景を満喫できる数少ない場所かも知れない。

・・・とここまで書いたら、全部、岩だらけの写真であることに気が付いた。

http://www.panoramio.com/photo/15352155

ヨセミテは見所も豊富、1~2日で通り過ぎてしまうにはもったいない。非常にシステマチックに管理された「美しい公園」である反面、先住民が住んでいた場所を勝手に国立公園に指定して管理するとは、アメリカらしいストーリーである。

ここ数年、僕がカナダ北部に惹かれている理由がまさにここ。管理されていない→不便→人が少ない→それなりのリスク→緊張感→自然への畏敬→→→少々つじつまが合わないけど、こんなロジックが自分の中で出来上がっているのかもネ。

2008/10/25

発売開始!-ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6-


9/18に取り上げた、待望の「ZUIKO DIGITAL ED9-18mm F4.0-5.6」が10月25日に発売開始。何と言っても一番の魅力は18mm(35mm換算)~が、僅か275gという軽さで手にはいることだ。定価は74550円、5万円代中盤が流通価格(価格.comでチェック)になりそうだ。

今回のトルコ行、E-3とE-420で実際にED9-18mmを使用した。当初は空撮時のみで使用するつもりだったが、結局2日目からE-420+ED9-18mmの組み合わせで済ませてしまった。




ED 9-18mm とベストマッチはE-420だと思う。天気の良い屋外で使用する分には、手ぶれ補正は必要ない。それより、655g(ボディ380g+レンズ275g)という軽さと片手にスッポリと収まる携帯性を優先して、動きのあるシーンを切り取ることができる。

現在E-3はメンテナンス中なので、久々にE-1を出動させてE-420+9-18mmを撮影。E-1が持つ独特の存在感を再認識した。


http://www.panoramio.com/photo/15292086

ファインダーを覗かずに、煽るように人差し指でグリップを引っ掛けるように保持、移動しながら撮影した。機動性はすこぶる高い。

11-22mmではこの感じは出てこないし、7-14mmは魅力的だが重い。今までは8mmフィッシュアイを使用していたが、片手で保持し続けるにはチョットだけ重い。

もう少し使い込めば、 画角も体に馴染んでくるだろう。今後、間違いなく出動機会は増える。

http://www.panoramio.com/photo/15292095

オリンパスのレンズ群の中では「スタンダード」にあたるが、写りは決してスタンダードにあらず。手軽に広角を楽しめるという点で、E-520あたりと組み合わせると大きなアドバンテージになる。戦略モデルとしてカタログに残されているE-510と組み合わせれば、コストパフォーマンスも高い。

2008/10/24

昔の写真 -アメリカ編-



調子に乗ってスキャンしてます!

2000年、カルフォルニア州アナハイムにあるエンジェル(アハナイム)スタジアムにて。
MLBのロサンゼルス・エンジェルスの本拠地だ。当時はエジソンフィールドと呼ばれていた。米国の野球場は広くて美しい。基本的には天延芝でオープンエアー、夕日が空を真っ赤に染めて、やがて漆黒の闇に包まれる。その中にカクテル光線に照らされたグランドが浮かび上がる。

全ての観客が一球一打に集中し、決して応援を強制されることがない。ボルテージが上がると、自然と球場全体が唸りを上げる。鳴り物が横行し、集団行動を強制させる日本の球場とは大違いだ。


http://www.panoramio.com/photo/15290245

この写真は、いつ頃だろうか。

多分2000年より前、ナショナルパークを巡ってアリゾナ州フラッグスタッフから州道60号を南下、Salome付近だったと思う。

どこまでも続くアスファルトの道。道の横には背の高いサボテン、青い空にはポコポコ浮かぶ白い雲。対向車は殆ど無い。ガソリンのチェックは大切だ!

2008/10/23

昔の写真 -アジア編-

http://www.panoramio.com/photo/15264613

ニュージーランド出発の前日、プリンターが故障した。E-チケットをプリントして持参する必要があったので、仕方なく近所の量販店でプリンターを購入。エプソンPM-T960は、モデルチェンジ直前だったので、通常価格より安くなっていた。ポジをスキャンできるのも大きな決めてだった。


僕のデジカメの歴史は、2004年のコニカミノルタα-7DIGITALから。それまでに撮影したポジはファイルされたまま。ものは試しと、何枚かを引っ張り出してスキャンしてみた。

平成5年だったか・・・ネパールはポカラに飛びに行った。もちろん、パラグライダーで。

その時のポジは、仲間に貸したまま行方知らずになってしまったが、たまたま手元に残った数枚の中から一枚。

ネパールの子どもたちは良く働く。


霊峰マチャプチャレ(6993m)をバックに佇む老人。

当然、テイクオフまではトレッキング。それでも機材はポーターが運んでくれるので、楽しいハイキングだ。テイクオフして振り返ると、マチャプチャレがそびえている。

不信心な自分でも、この風景の中でフライトしたとき、何故か不思議な気持ちになったのを覚えている。

http://www.panoramio.com/photo/15264620

これはスリランカで撮影した一枚。西海岸のヒッカドワのホテルだったと思う。

見渡す限りの椰子の木が夕日に染まる。

協力隊で3年半ほどスリランカに住んだことがあるが、毎日夕日が綺麗だった。僕が住んでいたのも、椰子の森の中で、それこそ夕日で一日が終わる。

2008/10/22

紅葉の季節です-極北の風景-

カナダ・ユーコン準州、9月上旬の紅葉。
ドーソンシティはゴールドラッシュで賑わった街。現在でも細々と発掘は行われているが、当時の施設なども観光用に保存されている。そんなゴールドフィールドを巡る「ボナンザクリーク・ロード」は、96kmのドライブコース。と言っても、山の中を走る何もないラフロード。ここを訪れる人はそれほど多くない。

綺麗に3色に分かれた風景に目が止った。

でも、簡単に自然の中に入って行けるという点では、お気に入りのコースだ。次回は、さらに奥にはいる道、サファイヤクリークロード(164km)を走ってみたいと思っている。できるならば4WDの方がいい。

http://www.panoramio.com/photo/15235258

デンプスターハイウエイで見た紅葉。

標高の高いチュームストーン周辺では既に紅葉のピークを過ぎていたので、標高の低い北に進んで、真っ赤な大地にお目に掛かった。緑の高木と紅葉した低木に夕日が映って、より赤く染めていた。


http://www.panoramio.com/photo/15235262

これは昨年のホワイトフィッシュ湖畔で撮影。まるでプラスチックの作り物のような、色と質感。これが一面に生えていると、まるで真っ赤な絨毯のようだ。

日本の紅葉を見に山に入ってみようかな。

2008/10/21

フライトパフォーマンスに酔いしれる! -エアーゲームス-


一般の方にとってパラグライダーの印象は、穏やかに気持ちよさそうにフライトする姿を連想するでしょう。ところが、最近の運動性能の進化はすさまじく、果敢なパイロットは盛んにアクロバットフライトを目指す。やはり若者にとって「格好いい」ことは大きなモチベーション、「気持ちよさそう」だけで支持を得ることは難しいようです。

この写真は回転した物でなくて、天地はこれが正解。彼らは特に低高度で派手なパフォーマンスを披露してくれるので、自分が飛ばずとも地上で見ているだけでも楽しめる。


http://www.panoramio.com/photo/15205476

2人乗りのパラグライダーからジャンプ、彼が着ているスーツは『ウイングスーツ』といい、ムササビの様に脇の下と股の部分に小さな翼が付いている。これを着て高速で滑空し、高度が低くなるとパラシュートを開いて着陸する。

トップダイバーの彼は、数年前に地上30mまで滑空、着陸寸前にパラシュートを開くという離れ業を披露してくれた。それこそ「バン!」という開傘の音と同時に、着陸する。数秒でもタイミングが遅れれば、間違いなく大事故になる。

前日にはパラグライダーに3人乗り、一人はスカイダイビング、一人はパラグライダーのアクロバット。空中でドロップして、パラグライダーがゆっくり降りてくる。 そんなユニークなパフォーマンスを披露してくれた。


http://www.panoramio.com/photo/15205480

こんなパフォーマンスを目撃してしまうと、『勘違いパイロット』も登場する。海上で1000mもあれば、何でもできそうな気になってくる。ダイナミックなパフォーマンス・・・自分でもできそうな気がしてしまうのだ。

主催者側もそれは充分に承知している。海上には常にボートに乗ったレスキューチームが待機、常に上空を監視していて、着水前に駆け付ける。

2008/10/20

期待を裏切らない場所! -さすがオルデニズ- 


今回のオルデニズ滞在は約6日間、初日が昼の到着で最終日が昼からの移動なので実質4日と半日となる。ダラマンという地方空港から車に乗って小一時間。テイクオフがある標高約1950mの山(ババダー:母なる山の意味だとか)が見えてくると、興奮は最高潮。早速に機材を担いでテイクオフに向かう訳だ。

パラグライダーで離陸して、海上にでると風も安定してなかなか高度が落ちない。それこそ手放しで、居眠りもできる。あんまり良い調子で海上に出てしまうと、陸地に戻れないことも希にある。今回は、実際に戻れずに着水するパラグライダーを目撃した!

一日の終わりには、一面の海に反射する夕日。その中を自由に飛び回る。こんな極楽フライトが待っている。


http://www.panoramio.com/photo/15176459

トルコ・オルデニズで毎年開催される『インターナショナル・エアーゲームス』も今年で9回目。4回目から毎年訪問しているので、6回目の訪問だ。期間中はパラグライダー、ハンググライダー、スカイダイビング、ウルトラライトプレーンなどのスカイスポーツ仲間が世界中から集結して、飛んで、飲んで、多いに語る。そんなイベントだ。数年前はトルコ空軍のアクロバットチームの演技飛行もあって爆音に度肝を抜かれたっけ。

美しい海岸線にはパラソルが並び、日光浴をする人々。イベント目当てで観光客も大勢集まる。上空を見上げては歓声を上げて、着陸すると拍手で迎えてくれる。そんな暖かなイベントなのだ。

山の中で飛ぶことが多いパラグライダー、水着の美女とは縁遠い組み合わせなのだが、オルデニズは貴重な接点でもある。(それが理由で毎年足を運んでいる訳じゃないけど-一応言い訳)

2008/10/19

この街はやり過ぎでしょ!!-アラビア半島のドバイにて-


18日の夜、無事にトルコから帰国しました。今回は行と帰りにエミレーツ航空を利用。行はドバイのトランジットで、約10時間。この時間を利用して、ドバイの街を見学に出かけました。

まずは、椰子の木状に海上に作られた人工島「パーム・ジュメイラ」へ。ただし、高いところから眺めなければ何がなんだか分らない。写真は周辺の様子。見渡す限り全てのビルが建設中。「本当にこれで良いの?」と思えるほどの風景です。

http://www.panoramio.com/photo/15134860

このビルは建設中の「Burj Dubai-ブルジュ・ドバイ-」 、その高さは地上800m、162階だとか。砂漠の町の中で、一際高くそびえています。

ところが、完成する前に、今度は1000mのビル建設が発表になりました。これもやり過ぎでしょ!


http://www.panoramio.com/photo/15134862

生活感のない摩天楼。ここにも日本の会社が鉄道を建設中、空港から摩天楼のビル群を抜け「パーム・ジュメイラ」まで伸びるのだとか。とにかく何から何まで新しい・・・。本当にこれで良いのだろうか。

その後、ドバイミュージアム、タクシーの運チャンの案内でローカルフードの昼食、無事にトルコに向けて出発しました。

2008/10/10

恒例のトルコ、オルデニズへ -パラグライダー三昧-

毎年、この時期の恒例になっているトルコ南部のパラグライダーの村、オルデニズ(オリュデニズ)に行ってきます。
何にも考えないで、毎日飛ぶ。とても幸せな時間です。

http://www.panoramio.com/photo/14863681

村は殆ど観光業だけで成り立っている。背後の約2000mの山から飛び立って、村の上を通過、海岸線に着陸する。海上で1000m以上をのんびり、景色を眺めながらフライトすれば、飛んでいることさえも忘れてしまう。

http://www.panoramio.com/photo/14863684

トルコと言えば、最近流行の兆しがあるベリーダンス。エキゾチックな音楽に合わせて、妖艶な腰の動きに釘付けになる。

そう言えば、今晩日本テレビで放映される「恋のから騒ぎドラマスペシャル~Love Stories~」でも、 相武紗季さんがベリーダンスの衣装を着て踊っている宣伝を先ほど目にしました。結構、はまってました。

※ 帰国は10月18日、ブログの更新はお休みさせて頂きます。今年最後の海外(になる予定)です。

ユーコン/アラスカ州境付近の風景 -快適ドライブ-


ホワイトホースからヘインズジャンクションを経由して、ヘインズロードで米国アラスカ州へと向かう。道路も綺麗、ユーコンの北の景色とはひと味違う風景が楽しめる。

大きな自然、氷河を抱く山々、ホワイトホースからヘインズまでは399kmの快適なドライブだ。途中、ボーダーを通過するときに$5の入国税を徴収される。ちなみに夜間、ボーダーはクローズされる。



アラスカ州に入ると、途端に米国の風景になったようで、ここは、オレゴン州にいるような錯覚に。僕はあまり魚釣りが好きじゃないが、フライ好きにはたまらないロケーションなんだろうなぁ、と思いつつ眺めていた。