2009/01/31

ソーラーチャージャー、その後 -PowerFilm USB+AA Solar Charger-


2008年の最後の最後の大きな収穫だった【パワーフィルム社のUSB+AA ソーラーチャージャー】。その後、少しずつ使いながら、どんな使い方ができるかを探っている。

真っ先に思いついたのがハンディGPS。単三電池2本で稼動するGPSだが、理想的な使い方はソーラーパネルで充電しながら使えれば、無限に使い続けることができる。

まず、付属のUSBケーブルはデータ転送用なので、外部バッテリー用のUSBケーブルを購入。本体のバッテリーを外し、ケーブル接続してみるとしっかり稼動。これはソーラーチャージャーのバッテリー2本から供給されていると思われる。試しにバッテリーを外してみたが、稼動しないのは当然!

そこで素朴な疑問。USB経由で電力を使用しているときは、ソーラーパネルからの充電は行われているのだろうか? ない知恵を絞りながら研究している。


それ以外の使い方。エネループのUSB専用充電器(N-MDU01S) や内蔵タイプの専用リチウムイオン電池(KBC-L2S)の充電にも活躍しそう。

コネクタに埃が入るのが心配なので、量販店でUSBコネクタキャップを購入。USBを使わないときは、このキャップを使用して埃の進入を防いでいる。

変わり行く氷河の風景 -世界遺産クルアニ国立公園-


北米大陸の北西部、カナダのブリティッシュ・コロンビア州とユーコン準州、そしてアメリカ・アラスカ州の一帯は、ユネスコ世界遺産で自然遺産に指定されている世界最大の氷原地帯だ。もちろん南極/北極を除いてだが。

この氷河のその奥に、カナダ最高峰ローガン山(5959m)が静かにそびえ立っているのだが、この環境ではその姿を見ることはできない。


氷河を見るアプローチはトレッキングがシンプルなのだが、少々苦労と努力が必要。簡単にアクセスできるのが遊覧飛行、そんなに料金も高くない。飛行機でどんどん懐に入っていく。次第に緑の大地が氷の大地変化していくさまは、見応え充分だ。
今日で1月も終わり。昨日は長野県木島平に居たが、今年の雪は例年の3分の1だとか。温暖化との関係は分らないが、クルアニ氷河も以前は道路の近くまで氷河が迫っていたという。

と言うことは、写真の場所も以前は氷河の一部だったのだろう。



http://www.panoramio.com/photo/18376121

最深部に入ると一面の雪。氷河の向こうにアラスカ湾が見えた。チャンスがあったら、アラスカ湾から三田氷河を見てみたいと思っている。

2009/01/30

南の入口と北の入口 -ユーコン準州-


ユーコン準州に南から入るには幾つかのルートがある。そのうちのひとつがヘインズロード(#3)で、アメリカ・アラスカ州と接している。当然、入出国手続きが必要になる。国境付近に立っているのが、このモニュメントだ。

一帯は左手に氷河を抱く白い山々、右手には緑深い山々が続き、その対比が美しい。

http://www.panoramio.com/photo/18347881

南のゲートから直線距離にしてざっと950km、デンプスターハイウエイ(#5)の北の端はノースウエスト準州と接している。やっぱり同じようなゲートが迎えてくれる。

周囲は無機質な平原が広がるツンドラの大地、僕はこの一帯でカリブーの季節移動を待ちかまえている。

ユーコンは場所によって全く違う顔を見せてくれる。

僕は、まだ西と東のゲートを通ったことがない。ガイドブックに掲載されることは決してない小さな興味だけど、こんな好奇心が何時も原動力になっている。

2009/01/29

μ TOUGH-6000 発売開始 -店頭でチェック!-


μ TOUGHシリーズの先鋒として今日(1/29)、μ TOUGH-6000が発売になった。ついでがあったので、ヨドバシ秋葉の店頭で触ってきた。

まず、4色展開のカラーが目立つ。各社のコンデジがずらりと並ぶ中で、鮮やかなカラーリングが目を引いた。

カラー部分には、僅かなキズは自然に目立たなくなる自己治癒コートが採用されている。日産自動車が一部のモデルに採用しているスクラッチシールドと同じ考え方で、軟質樹脂を配合することで時間が経つと小さなキズが消えてしまう。

自動車ほど厚くはないだろうが、鮮やかなパネルは何時もピカピカ! なかなか難いアイデアだ。


液晶も綺麗で見やすい。ホールド感も良好。特に右手、カラーパネル部分に指が掛かる僅かな凸があって、この滑らかな質感がたまらなく良い。さらに指の腹に当たる部分に、同色のラバーが配されている芸の細かさだ。

気になるのは、オプションのマルチアダプターの存在。バッテリーを入れたままで充電できる機能だと思うが、USB経由で車のアクセサリー電源から充電できたら最高なんだけどなぁ・・・。

それから注目のCCDシフト式手振れ補正。じっくり触っていないので効果の程は分らなかったが、このサイズに搭載されたということは、間もなく登場するであろうE-430(順番ならば・・・)にも搭載されることは想像できる。(店頭でもE-420は在庫のみとなっている)

もし、400番台に手振れ補正が搭載されたとしたら、E-520から続くであろう500番との差はどこにあるのだろう? 

そう考えていくと、間もなく発表されるのは400番台ではなく待望のマイクロフォーサーズ機なのではないだろうか? 同時に400番台は廃盤になる。

以上、勝手な想像でした。

μ TOUGH-6000の登場は、オリンパスの大反抗を告げる狼煙。楽しみになってきた!

<<オリンパス オンラインショッピング>>
OLYMPUS μ(ミュー) TOUGH-6000

2009/01/28

2つの東京タワー -オリンパスE-30でパノラマ撮影-


オリンパスE-30を使って始めてパノラマ撮影にチャレンジしてみた。

コンデジμ1030SWのパノラマ写真は、カメラ内で合成してくれる優れも。方やE-30は撮影後、オリンパススタジオ2(付属ソフトはオリンパスマスター2)で合成するという代物。

合成後の写真の出来。μ1030SWが綺麗に長方形に合成してくれるのに対して、オリンパススタジオはお団子のような合成写真で、明らかにμ1030SWに軍配が上がる。

この写真はトリミングしているので団子状態ではないが、3枚の写真を合成した部分が串団子の様に3段になっているのが分るかな?

どうしてこんな写真をとりたかったかというと・・・右手の愛宕グリーンヒルズに東京タワーの灯りが反射して、東京タワーが2つ見えたからなのです。


http://www.panoramio.com/photo/18280414

2つの東京タワーと言えば、東京タワーからももう一つの東京タワーを見ることができる。

どちらの展望台でも良い(ベストは特別展望台)が、展望台から南の方角を見る。すると桜田通りとタワー前の道が赤羽橋で交わり三田方面に真っ直ぐに伸びていくのが見える。

夜になると、赤く光る街路灯と車のライトでまるで東京タワーのように輝いて見える訳だ。

今日は本物の東京タワーと、角度を変えると現れる2つ目の東京タワーのお話しでした。

2009/01/27

北の大地、ユーコンの色 -2008年9月-


クロンダイクハイウエイを走ってホワイトホースから282km、ペリー川を渡る大きな橋がある町がPelly Crossingだ。 元々は先住民のキャンプ地だった場所が、後に町として発展した。

橋を渡ると長い坂道を上っていく。坂の上からは、町が一望できる。訪れた9月。黄色く色付いた木々が絵画のような景色を見せてくれた。



ドーソンシティシティの南に広がるゴールドフィールドは、かって砂金の発掘で賑わった。約96kmのボナンザクリークロードのほぼ中間地点、キングスソロモンドームは1240mほどの小さなピークだ。

11/30のブログで紹介したのが、その場所の写真。

足元を写したのが、この写真。赤、白、緑、黄色、様々な色が混ざり合っている。繊細で優しい感触。フカフカの大地に立つと、とても不思議な感覚が込み上げてくる。

2009/01/26

真夜中の町 -雨あがりのホワイトホース-


ユーコン最終日、ホワイトホースは雨だった。濡れた舗装道路に、ネオンサインの灯りが反射して幻想的な雰囲気が広がっている。どこかで見た映画のワンシーンのよう。

日付が変わる頃には、雨もやんで星空が顔を出した。これでオーロラが見えたら、完璧なツアーなんだけどなぁ~。

そんな思いで湖畔に移動、それが23日の「こんなこともあります・・・ -オーロラ撮影-」で紹介した写真。まぁ、オーロラが見えたと言えば、嘘ではないけど・・・。

この後、時間が中途半端なので明け方まで公園の駐車場で仮眠、早朝に空港に移動し機上の人になった。



ホワイトホースの町中で演奏していたカルフォルニア州出身のミュージシャン、ジョンさんと言ったかな?

ベトナム戦争には第一騎兵師団の一員として派遣され、沖縄にも滞在したことがあるとか。彼が被るテンガロンハットの正面に、クロスしたサーベルのバッジが付いていた。
映画「地獄の黙示録」でも、第一騎兵師団のキルゴア中佐が同じようにしている。これは第1騎兵師団のアイデンティティー、南北戦争の騎兵隊を真似た習慣は現在も続いている。
退役後、奥さんと2人で世界中を旅をしながら、演奏を続けている。招待され来日したこともあるそうだ。

旅の最終日。
夜の町に響き渡るギターの音色は、哀愁に満ちていた。

2009/01/23

こんなこともあります・・・ -オーロラ撮影-


昨年秋のユーコン最終日、ホワイトホースに帰着、最後の夜はフィッシュ湖でオーロラ撮影で終えようと。。。

オーロラは出現したが、北北東の方向遙か遠方。その途中にはホワイトホースの町があるので、町灯りが雲に反射して、赤く染まった。何とも不思議な景色が広がった。

オーロラ鑑賞には、周囲に何もない環境が好ましい。


今日から日曜の夜まで取材で留守にします。

2009/01/22

あの感動を思い出してます!-ユーコンで出会ったオーロラ-


昨日行った「宇宙から見たオーロラ展 2009」、一晩経っても頭の中をオーロラがユラユラ。会場で見た映像は素晴らしかったのですが、脳裏に焼き付いた本物のオーロラは、比べることができないほど鮮烈です。

会場にもたくさんの来場者があったけど、是非実物をみて頂きたい。きっと何かが変わるはずです。
ズイコーデジタル11-22 mm F2.8-3.5を使用して撮影。超広角/F2.0くらいの単焦点レンズ、出ないですかね~!


アラスカ大学のオーロラ予報。今月の26日は久しぶりの「MODERATE」。実にこの3ヶ月間、オーロラ予報上は静かな日々が続いている。

今晩はどうなのかな?

オーロラが気になる方・・・「Live! オーロラ」へ。

写真は、ZUIKO DIGITALED 8mm F3.5 Fisheye を使用。高感度特性が向上したE-30だが、是非オーロラ撮影に使ってみたい!

2009/01/21

終了迫る!! -宇宙から見たオーロラ展 2009-


新宿のコニカミノルタプラザ(新宿高野の4階)で公開されている『宇宙から見たオーロラ展 2009』に行ってきた。

JAXA、NASAの協力のもと、宇宙飛行士が撮影した宇宙から見たオーロラ写真や映像を展示している。

オーロラに興味のある方は、お薦めの企画だ。しかし、終了は23日(金)の15:00まで。



宇宙から見たオーロラ写真以外にも、イエローナイフのオーロラビレッジの協力によるオーロラ写真、「Live!オーロラ」の映像も上映され、一時のオーロラ体験を満喫できる。落ち着いた空間が心地よかった。



個人的に一番興味があったのは、JAXA所有の宇宙服。こんなに近くで見たことはなかったので、大感激だ。

それから、アンケートに答えると、エコバックかカレンダーが貰える。そのカレンダーは、お金を出しても欲しいくらいの逸品。ベルンハルト・エドマイヤー氏による「EARTH SONG」だ。

凄く得した気分で家路についた。

2009/01/20

ユーコンでも飛ぶ<2>! -フォックス湖の隣で-


今回もユーコンパラグライダー編。

ホワイトホースから北に約70km、クロンダイク・ハイウェイを1時間走ると、フォックス湖が左手に見えてくる。この周辺は、1998年にあった45,125ヘクタールを焼失した山火事で、焦げた山肌が延々と続いている。そんな中からも新しい植物が芽生えている。

更に北進し、次の名もない湖の山肌がテイクオフだ。標高は1,115m、高低差は285mほど。ランディングは道路横の空き地。地元のパイロットたちはこの場所を「Barbwire Hill」と呼ぶ。つまり、"有刺鉄線の丘"だ。尖った焼けた木々、小さな破片がやたらとラインに絡んでくる。手強いテイクオフだ。


おまけに強めの横風がどんどん強くなっていく。遠くの方は雨が降りはじめた。どうにか離陸し、向かい風の中南下する。

交通量はそれ程多くないので、道路の真ん中に降りられないことはない。・・・が遠慮して、湖と道路の間の小さな空き地(写真中脳やや上)に着陸した。

2009/01/19

『WEB1グランプリ』でデザイン賞受賞!gaiko world -そこでしか撮れない写真-


僕が契約しているレンタルサーバーの会社が開催する『2008WEB1グランプリ』gaiko world-そこでしか撮れない写真-を公開と同時に、軽い気持ちでエントリーしていました。

先日、事務局からメールが来て、なんと「デザイン賞に選ばれました」と!
驚きやら嬉しいやら、複雑な気持ちですが、とにかくめでたい。今日も祝宴です!



僕のページはデザイン賞、Cool PRIZEd です。ページの下の方にアップされています。どんな賞なのか、チョット覗いてみて下さい。
何はともあれ、誉めて貰えるのは嬉しいものです。

2009/01/18

ユーコンでも飛ぶ! -ホワイトホースの裏山-


ホワイトホースの南南西約6km、小高い丘の上に2機の風車が立っている。管理車両が利用する道が整備されているので、誰にでも簡単に上がることができる。そんな場所は、パラグライダーにとって最も便利な場所だ。

日本の場合でも同じで、通信アンテナなどが山頂にあれば、ほぼ間違いなく車で上がることができる。国内にはそんなテイクオフが何カ所もある。

左に見えるのはホワイトホースの町、手前に見えるのが飛行場だ。こんなに飛行場に近いと、日本ではほぼフライトできないが、さすがユーコン、無線で「これから飛ぶからよろしくね!」と一報を入れる。もちろんパラグライダーで飛ぶ方も、航空機の発着時間をよく知っている。

共存できる環境、こんなところもユーコンの気に入っているところだ。


http://www.panoramio.com/photo/17942500

高低差はそれ程高くないが、それでもこの手軽さがいい。

Haeckel Hill、次回はここからオーロラ撮影にトライしよう!

2009/01/17

あれ、YS-11が?-ドーソン空港のエアーノース機-


ユーコンの貴重な空の足がエアーノース(Air North)、ホワートホース、ドーソンシティ、オールドクロウ、イヌビック(イヌビク)を飛び回るタフなやつ、その機体がこれだ。

一見YS-11によく似ているが、イギリスのアブロ(後に統合しホーカーシドレーとなる)748。1960年に初飛行、1987年に生産が終了し20年以上も経過しているが、ここ極北ではまだまだ現役なのだ。

撮影は2006年9月、現在は新しいオレンジストライプに変更されている。


この写真を見ていたら、思い出したのがこの一枚。

1999年に訪れたテキサス州テレル(TERRELL)の小さな飛行場。まだまだチープなデジカメ時代、オリンパスCAMEDIA C-2000 ZOOMを使用。

写真は迷彩塗装が施されたダグラスC-47、旅客機DC-3(30年代の世界旅行を飾った名機だ)の軍用輸送機版だ。兵員や物資の輸送に大活躍、第二次大戦後のベルリン封鎖時にも大量な物資を空輸した。

この愛嬌のあるスタイリング、細い後退翼、僕が一番好きな航空機がこのC-47(DC-3)。航空旅客というビジネスを生んだ、不朽の名作だと思っている。

この時はまだまだ現役の様子で、今にもテイクオフしそうなコンディションだった。後部扉が外されていることから、スカイダイビング用に使用されていたのだと思う。

まだ、このC-47は存在するのだろうか?

2009/01/16

求むジオタグ! -GPSロガーm-241の使い勝手-


12月中旬に入手したGPSロガー【m-241】だが、ソーラーチャージャーやら、μ TOUGHなどの登場で後回しになっていた。なかなか屋外で使用するチャンスがなかったが、東京タワーへ行ったときに持参した。

大まかなコースは、上野でスイッチを入れ、御徒町まで徒歩で移動、JRに乗り東京駅へ向かい、ブックセンターでソーラー関連の書籍を購入。有楽町まで徒歩で移動し、JRで浜松町下車、東京タワーまで徒歩。三田線御成門駅でスイッチを切った。

久しぶりにスイッチを入れたので、衛星の捕捉に時間が掛かった。電車に乗るときはなるべく窓際に位置したが、ログの状態は概ね良好。屋内や地下道から出て、正確に細くする間はログはなり乱れた。


本体をパソコンに接続し、付属ソフト「Holux Logger Utility」を起動。グーグルアースのKMLファイルに変換すると同時に、画像があるフォルダを指定すると画像リンクが埋め込まれる。

後から画像のあるフォルダを移動してしまうと、画像は表示されなくなるので注意だ。

慣れが必要なのだと思うが、僕が望むジオタグに限定して言うと、正直に言うと、ソフトは使いにくいと感じた。ソフトで行われたことは、時間と画像を関連付けただけで、実際に画像にジオタグが埋め込まれた訳ではないようだ。

理想としては、画像に直接埋め込むことで、マップ上にドロップすると、自動的にジャンプしてくれるとか・・・。


グーグルアース上に表示させると、こんな感じになる。 画像のリンクがある場合はピンク色のカメラアイコンが表示され、クリックするとウインドウが開き画像が表示される。あくまでもパソコン内の画像にリンクされているだけだ。

設定があるのか不明だが、開くウインドウは横位置だけのよう・・・縦位置の写真は縦横比が変わってしまう。

ログの方法は「時間」と「距離」から選べるが、徒歩で移動する場合は「距離」に設定した方が良いだろう。

まだ完全に理解している訳ではないが、ジオタグ用には???

リアルタイムナビゲーション用ならば威力を遺憾なく発揮するのだろう。

2009/01/15

ユーコン ニュース -彼の地の最新情報はここから!-


ユーコン準州、ホワイトホースの町の中を歩いて見つけた素敵な風見。足を止めてカメラに収め、よくよく見てみると「YUKON NEWS」の文字。

帰ってからネットで検索して「YUKON NEWS」の存在を知る。現地発の最新情報を知りたい方は是非チェックしてみよう。僕は洒落たバナーが気に入っている。

思い出せば、ついつい野に出てしまい町中を歩く時間は余り持てないが、この日はカヌー半日体験前の空き時間だったっけ。



一般的な旅程だと、ホワイトホースに到着するのは午後遅く。僕は何時もレンタカーを借りるとそのまま町を出てしまう。

まるで原野に解き放された野鳥のよう・・・というのは格好良すぎ。玄関開け閉めの際、僅かな隙間を常に狙っている我が家の子猫のようなものだ。

この写真、到着後右も左も分らぬままに山の中に入った時の一枚。グーグルアースと睨めっこ、どこで撮影したかを思い出すのが一苦労だ。

明日は、ロガー「m-241」導入の経過報告をする予定だ。

2009/01/14

E-30とかけて「東京タワー」と解く その心は・・・


E-30で遊び始め、10日に東京タワーに行ってから「東京タワー詣で」の日々が続いている。帰宅後、画像をチェックして反省・・・そして取り直しに向かう。「しまったあのレンズを持ってくれば良かった!」と、また向かう。

1枚目は大展望大から東を望む。オレンジ色の月が輝くビル街の中から昇ってきた。「望遠を持ってくれば良かった・・・」と大後悔。アートフィルターの「ディドリーム」で撮影。



地上250m、始めて登った特別展望台。パラグライダーの250mは事後処理みたいな高度だが、ここの250mは怖い。特にエレベーターの中は恐怖の時間だ。

展望台の中はライティングも洒落ていて、カップルの姿が妙に似合う。なかなか良い雰囲気だけど、ここでは公開できないね。

アートフィルターの「ポップアート」で。
それぞれのカットで、気に入っている「ポップアート」「デイドリーム」などで撮り、どんなシーンでどんなイメージになるかを検証している。

http://www.panoramio.com/photo/17821236

エレベーターで降りると、フットタウンの3階で降りることになる。3階は開業50周年の写真展や展示ALWAYS 三丁目の夕日のジオラマなんかも展示してあって、見応えがある。
話は少々逸れるけど、小雪さん演じるヒロミさん、良いですね~!(良い仕事!) 一方、パナソニックのCM、あの小雪さんの衣装、どうにかなりませんかね? 不憫に思うのは僕だけだろうか?

アートフィルター「トイフォト」で撮影して、色が残るギリギリまで色調を落としてみた。


E-30と掛けて「東京タワー」と解く 

その心は、
どっちもかなり面白い!


おそまつ!

2009/01/13

μ(ミュー)TOUGH(タフ)-8000発表!-CCDシフト式手ぶれ補正搭載-

「そろそろ来るか!」と予想していたオリンパスの新しいコンパクトデジカメ群が、今日13日に発表になった。 (2月上旬発売予定)

今回は新たにCCD式手振れ補正機能を殆ど同じボディサイズの中に凝縮、1050で導入した「トン♪トン操作」タップコントロール機能の採用、更にカメラが水中にあることを検知する「水中検知センサー」を搭載したのも、他社製品にない試みだ。

「水中検知センサー」が、水中であることを検知すると自動的に液晶の明るさを調整し、水中シーンモードを優先的に表示してくれる。タフシリー一新の切り口もは、さらに水中での使い勝手を追求した逸品になった。

※巷では「水中で使用して浸水した」など・・・防水機能を疑うユーザーもいるようだが、防水と言えどもメンテナンスフリーであるわけがない。使用後にはメンテナンスを行い、整備点検をするのは当たり前。

水上スキーを例にすれば、使用後のメンテナンスの大変なことを考えれば、コンデジのメンテナンスなどは容易なはず。それが機械を扱う物の常識じゃないのかな? ・・・と考えるのは僕だけだろうか。

MONOへの優しさを大切にしたいものだ。

それから、海外にあるブルーが国内では発売されないようだけど、「ブルー」のオリンパスとしては、少々残念。

地球の色 -ノースウエスト準州-

一昨年訪れたカナダ・ノースウエスト準州、水上飛行機からの風景です。どこまでもこんな風景が続く。本当にどこまでも。もし、自分の飛行機にアクシデントでもあれば、無事に生還するまで、どれくらいの時間が必要か・・・?

でも、安心。フライトコースは空港(?)でも把握しているし、無線機もある。でも・・・もし無線機が壊れ、一切の連絡が途絶えたら。

普段の生活の中では、そんな重要なことではないが、こんな大地に来るといろいろな心配が沸き起こる

本当に何もない。大小の湖沼が行く道を阻み、陸路の移動は現実的ではない。北の大地では、水上飛行機が重要で、欠かせない道具なのだ。

もう一度、この場所を訪れるときには是非、E-3で撮影してみたい「地球の色」。その前に、窓をしっかりクリーニングすることも忘れない!

2009/01/12

ソーラー日和-PowerFilm R15-600(10W)でシステム構築-


「PowerFilm USB+AA Solar Charger」の導入でGPSのバッテリー問題は決着。

続いて、デジタル一眼レフのバッテリー充電に興味は移った。僕が使うカメラはオリンパス製、バッテリーはBLM-1という種類のli-ionバッテリー(7.2V 1620mAh)だ。純正品の急速充電器は8.35V 1200mAで、バッテリー一本を約2時間で充電する。

デジカメのバッテリー充電を前提に、PowerFilm社のなかからフレキシブルタイプのR15-600(10W)をチョイス、長期間電源のない場所でも移動しながら充電しようと考えている。日中、ザックに装着して移動するので、折り畳みタイプより若干重量はあるがロールタイプが便利そうだ。

標準で付いてくるシュガレットライターアダプターコードをソーラーパネルから出ているコンセントに接続、ここに車内で使うカープラグを差し込めば、簡単に電力を得ることができる。アウトドアで使用するのならば、とにかくシンプルで軽い(そして安い)ことが大前提だ。

Rollable Solar Charger購入はこちら (新型に移行しパワーアップ、価格も変更になっている)・R15-300(5W) 15.4V 0.3A サイズ:29.2cm×53.1cm 重量:290g 価格:12,900円

・R15-600(10W) 15.4V 0.6A サイズ:29.2cm×97.2cm 重量:460g 価格:19,000円

・R15-1200(20W) 15.4V 1.2A 30.5cm×185.8cm 重量:880g 価格:29,500円


<ニューモデル>幅が増したことで、ベースが7Wに。その倍数でサイズを揃える。

・R-7(7W) 15.4V 0.45A サイズ:36.8cm×54.8cm 重量:270g 価格:15,700円

・R-14(14W) 15.4V 0.9A サイズ:36.8cm×106.7cm 重量:450g 価格:27,500円

・R-21(21W) 15.4V 1.35A サイズ:36.8cm×154.3cm 重量:640g 価格:34,500円

・R-28(28W) 15.4V 1.8A サイズ:36.8cm×202.6cm 重量:820g 価格:39,500円


ところが、カメラの充電器はACからDCに変換するために図体が大きい。そのまま使おうと思えば、インバーターを介する必要があるが、DC(ソーラーパネル)→AC(インバーター)→DC(充電器)と無駄が多いだけでなく、当然ロスも生まれる。

そこで、車内で使用できる充電器を物色する。目を付けたのは日本トラストテクノロジーのMyCharger HQ。早速ヤフオクで購入、BLM-1とセットで4,580円だ。

充電電流はMAXで650mAなので、フル充電に約3時間ほど必要だが、直接繋いで充電できるのは大きなメリットだ。是非、メーカーも同じようなオプションを充実させてもらいたいものだ。

入手後、早々にテスト。予定通りに、約3時間で充電完了を知らせるグリーンのランプが点灯。安いのだから仕方がないが、例えば充電済みバッテリーを純正のチャージャーに入れると約1分でグリーンランプが点灯するが、HQは若干感度が鈍い。もう少し使い込んで、別の機会にリポートする。

それにしても、こんなパネルだけで充電できてしまう不思議なグッズだ。合わせて太陽光充電関連の書籍を書店で買い集め、にわか勉強も始めた。

最後に<収納>について


我が家の収納部屋で丁度良いサイズのケースを捜したが、サーマレスト・プロライト3用Sサイズ(13x34cm)が丁度良い、 重量23g、1,680円。充電器とコード類は別なフクロに収納する。

収納時の注意としては、折ったり曲げたりしないこと。それから丸めるときは、ソーラー面を外側にすること。ケースの直径に合わせて巻けば、後でポーチを入れる時に都合がよい。



充電器などを入れたポーチは、筒状の中に収納すれば、ひとつのバックにスッキリと全て収まってしまう。
これで、デジイチ用の充電システムが完成した。使用しないときは、ミニカラビナでザックにぶら下げておく。

2009/01/11

昨日に続き、E-30で東京タワー -面白くて止まらない!-


引き続きE-30で遊んでいる。その前に、昨日のタイトルを「多重露出」としたけど、厳密に言えば後から加工しているので「画像合成」とするのが正しかったかな?

昨日、ベース画像にした太陽の写真、雲が写り込んでいたので仕上がりに納得がいかなかった。そこで、今日は太陽を撮影して「画像合成」で遊んだ。
編集から画像合成と進むと、RAW画像を4枚まで合成できる。上の写真では、太陽の写真3枚をマイナス0.5ゲイン、東京タワーは1.0で合成した。ゲインを変化させることで、イメージはかなり変わるので、奥が深い。

JR浜松町から東京タワーまで徒歩で約20分、芝の増上寺横を抜けると近道だ。東京タワーを正面に見ながら桜並木を抜ける。途中、地蔵群の横を抜ける。

風が強かったので風車が音を立ててグルグルと回っていた。新兵器アートフィルターを使ってみた。どんな被写体に適しているのか、試行錯誤が続く。


アートフィルター「ポップアート」
 
アートフィルター「ファンタジックフォーカス」

今日、太陽を新たに撮り直して、合成した完成形。2日掛かりで、ほぼ描いていたイメージが完成した。昨日公開した画像(直ぐ下)と比べてみてね!