2009/09/30

今日で9月も終わりです-ガン見のグリズリーベアー-


ドタバタしている内に今日で9月も終わりです。今年も残り3ヶ月しかない。どうして年をとると時間が過ぎるのが早いのか?

子どもの頃の一日はあんなに長かったのに???

アラスカ州ヘインズで会ったグリズリーの一日。一日2~3回の食事に遡上するサーモンを捕まえに山から下りてきますが、それ以外の時間は何をして過ごしているのやら?

このグリズリー、しっかりカメラを見つめてくれました。

2009/09/29

カリブーの季節移動-カナダ極北で-


目ん玉グリグリの雄のカリブー、なんとも愛くるしい表情。

そもそも、僕がカリブーに填ってしまったのは「こがいさん、ツアーの視察でツンドラキャンプをするけど、一緒に行きませんか?」という誘いのお陰。それまで極北カナダに興味はあったが、この時以来、カリブーに対する興味は一層深いものになっていった。

その後、カリブー関連の洋書を買いまくって読んだ。中でもDVD「Being caribou」には感銘を受けた。映画「狩人と犬」も映画館に見に行った。

至極当然の流れの中で、星野道夫さんの書籍にも巡り会った。

今、パラモーターを操縦して、空中からカリブーの季節移動を眺めてみたい・・・と、強く思っている。

2009/09/28

Myエレメントのメンテナンス-初めてのリアブレーキパッド交換-


6年目に突入したMYエレメント、今日はディラーでエンジンオイルとフィルター交換、そしてリアのブレーキパッド交換を行った。

恥ずかしながら、走行距離14万kmを目前に、初のパッド交換となった。写真を撮っておこうとピットに入り携帯を構えると???、どうして前輪を外しているの?

数歩近付いたら「済みません!間違えました」と、エンジニア。

オイルはホンダ純正を不定期、気分で交換している。2回に1回はフィルターも交換している。

ますます貴重になっていくエレメント、あと倍の距離は乗り続けたい。

2009/09/27

オリンパス E-システムの底力 -強力手振れ補正-


今日は飛びもの。ノースウエスト準州のツンドラキャンプの一枚から。ホワイトフィッシュ湖をボートで移動中、僕らの頭上を野生の雁が見事なフォーメーションで通り過ぎていく。

E-510にシグマ50-200mmを付け、35mm換算580mmで手持ち撮影。風に向かって檄走する小さなボート上での取り回しも抜群だ。

http://www.panoramio.com/photo/27225197

35mm換算で1000mm、遙か遠くの雁の飛行姿勢までしっかり切り取ることができる。この後、E-3の登場に合わせてE-510は手放してE-3の二台体制になったが、強力な手振れ補正、これもE-システムの魅力のひとつだ。

2009/09/26

軽量・コンパクトなポールの話し-2本でなんと380g!-

 
最近山を歩いていると、使用している人も多くなったトレッキングポール。キャラバンが輸入販売しているレキが圧倒的に有名だ。夏に滞在したヨーロッパでも、圧倒的にレキが普及していた。

一番最初のレキはスーパーマカルから、この夏はAGカーボンライトにお世話になった。ところが、使っている時は良いが、使わない時、装備をコンパクトにしたい時には、結構邪魔になったりする。縮めた状態で約60cm、使用しない時はザックに取り付ければ良いのだが・・・。

以前、御徒町のOD-BOXで折り畳み式ポール(U.L.バランサー FoxTail)を見かけたが、この夏シナノからも「トレランポール」という商品名で発売された。シナノバージョンは、直径が12mmと太めで強度もありそう。

そうそう、重さは380gと超軽量。海外でのトレッキングやフライトツアーなど、かなり使えそうだ。
収納は4分割、収納時の長さは33cm(トレランポール120の場合)。組立はグリップを持って、グリップから出ているロープきを引っぱり、スリットに入れてロックするだけと超簡単。ロープは2mmだが、インナーはアラミドのようなので、強度の問題は無用。

長さは調節できないが、110cmと120cmの2種類ある。グリップの下にも持ち替えられるようフォーム材が付いているので、持ち替えて使用する時にも便利だ。
株式会社シナノ
長野県佐久市岩村田1104-1
Tel:0267-67-3321
通販のページ

価格 1本9,450円

2009/09/25

昨日に続きカリブーネタで・・・撮影の難しさ


遙か遠くからやってくる(であろう)カリブーを、じっと息を殺して待つ。ごま粒のような集団が、ジワジワと自分に近付いてくる。なかなか表現できない緊張感です。

こんな時こそ、オリンパスの独壇場。コンパクトな装備で、遠方の動きがキャッチできる。この時は、E-510とシグマ50-500mmの組み合わせ。三脚が貧弱なこともあって、なかなかキリリとした写真は撮れなかったのが、残念。

でも、今思えば。

最初はカリブーのアップを狙っていたが、なかなかこの場の空気感が伝わらない。かといって、見渡す限りのツンドラの台地では、この景色も間延びしてしまう。なかなか難しい被写体だったことを、帰国してから思い知った。

もっと変化が欲しい。深みにはまるとはこんな感じなのだろう。

2009/09/24

何千年も変らないもの-極北カナダのカリブーたち-

この時期、アラスカや極北カナダでは、カリブーの大群が南に向かって大移動しています。昨年はユーコン準州で、その前の年はノースウエスト準州で、移動するカリブーを追いました。

雄と雌に交じって、子どものカリブーも見かけます。そして夜にはオーロラも現れる。夏に大量発生する蚊の大群も、この時期は落ち着いているのも魅力的。

星野道夫さんの写真にあるような、台地を埋め尽くすカリブーの大群。いつか自分の目で見てみたいものです。モーターパラグライダーで空撮、それができたら素晴らしいですね!

2009/09/22

シルバーウイーク最終日 -渋滞は終わっているかな?-

誰が名付けたのか、シルバーウイークも明日が最終日、どこに行っても混雑しているので、自宅に隠って書き仕事。

やっと仕事が片付いたので、外の空気を吸いに長野県上田市まで日帰り取材に出発。高速道路は渋滞していなければ良いが・・・

こればかりは実際に始まってみなければ分らないが、高速道路が本当に無料になったら、かなり渋滞は減るのではなかろうか?

これからガソリンスタンドで給油して、出発します!

写真は、南ドイツのフュッセンで出会った牛さんでした。

2009/09/21

イエローナイフのオーロラ -ノースウエスト準州-


オーロラツアーで比較的有名なのは、イエローナイフだ。オーロラベルトの真下に位置するので、観測の確立が高いのがその理由だ。

夜になると車に乗って、郊外に出掛ける。40~50分くらいだろうか。だから周囲は真っ暗だ。

多くのツアーは3泊位なので、遭遇のチャンスは3回。贅沢を言えばもう少し、時間をとった方が良いのだが・・・。それから鑑賞時間が限られているので、どんなに真っ盛りでも、どんなに美しいオーロラが瞬いていようとも、帰ってこなければならない。それが格安ツアーの悲しいところだ。

2009/09/20

ドキドキの瞬間 -オーロラショーの始まり!-


一昨年、ノースウエスト準州の旅。なにもないツンドラの平原で過ごした、一週間。8月末でも、既に夜は寒い。たき火を焚いて暖をとりながらの雑談タイム、こうしてオーロラの出現を待つ。

日が沈み、暗闇が周囲を覆い始める。暫くすると、北の空に三筋の光が現れた。
さぁ、オーロラショーの始まりだ。一体どんなオーロラが現れるのだろう?

最もハラハラドキドキする瞬間だ。

2009/09/19

新しい形-100 color, 100 styles PENTAX K-x-


オリンパスに一番近いポジション(だと思う)のペンタックスから意欲的な製品が登場、それはK-X。

一番の特徴は20種類のボディカラーに5色のグリップカラー、それにレンズカラーの組み合わせが加われば、自分だけのデジタルカメラを手にする事ができる。

性能や機能の差は、多くのユーザーにとってはどうでも良いこと。全てが水準以上で、満足行くのならば、プラスαな何かが必要。そう、一番大事なことは「自分らしいこと」「自分を表現できること」だと思う。

以前から僕は思っていた。

例えばμ Toughシリーズの、カラー部分にオリジナル的な要素を加える。オリンパス独自の木材圧縮技術ならば、文句の付けようがない。

確かに、個々のユーザーのオーダーの注文に応えるのは、面倒である。でも、それをする価値はある。

安売りとか、値引き販売に左右されない、販売方法。価格に左右されず、メーカーとユーザーがダイレクトに繋がる方法だと思う。

頑張って欲しい、ペンタックス。

K-7も使ってみたいと思う、この頃。

2009/09/18

幻想的なドーソンシティ -ユーコンに行ったら足を伸ばしたい-


昨日に続いて、今日も数少ない人物写真。

撮影場所は、ユーコン準州北部の町、ドーソンシティで。今でもこんな衣装を着たレディが、町を歩いている。

・・・というのは冗談で、観光局や観光に従事しているスタッフが、昔の衣装を着て盛り上げてくれている。町並みは昔のまま、埃だらけの未舗装路や馬寄せまども残っている。夜の楽しみは、酒場とカジノとカンカンショー、そしてオーロラ。ただしオーロラを喜ぶのは、日本人だけのよう。
足を伸ばしたいというものの、簡単に行ける距離ではないが、それでも訪れる価値のある場所だ。

ユーコンは今、本格的な冬に向かって日に日に寒さを増している頃。

2009/09/17

馬を引く少女-2000年の春、CAで-


もう時効かな・・・2000年の春、ロスからシアトルにレンタカーの旅に出た。シアトルマリナーズには、大魔神こと佐々木投手がクローザーとして君臨していた。一番の目的が、野球観戦だ。

アメリカのドライブは面白い。なるべくローカルな道や町を敢えて選んでドライブすると、アメリカの思わぬ側面を見ることができる。そんななかで、思わぬ出会いもまた面白い。僕はこうしていろいろな風景を楽しんできた。

この写真、途中、カルフォルニア州の北の町、レディングで撮った一枚。少女が町の中で馬を引いていた。行き交う車の中で、自然に馬を引く姿に目が止まった。馬は彼女に大変なついていたのも驚きだった。

近頃は個人のプライバシーがクローズアップされ、人物の写真が撮りにくくなった。撮影から9年が過ぎ、この少女も美しいレディーになっていることだろう。

この写真、僕の2代目のデジカメ、オリンパスC2000Zで撮影した一枚だ。

2009/09/16

至福のリラクゼーション・タイム-14ヶ月経過-


我が家にかむ君が来てから14ヶ月が過ぎた。よく食べ、よく眠り、体重は既に5.6kgに!

彼ならではの表現も少しだけ理解できるようになり、名前を呼べば飛んでくるようになった。

このところ、食の趣味が変わったのか、今までのキャットフードを食べなくなってしまった。やっぱり猫の気持ちは分らない・・・。

一番の愛読書「ねこのきもち」には、よくぞここまでと感心させられることばかり。

毎号、参考になっている。

それにしてもこの寝姿、これで気持ちがよいのだろうか?

2009/09/15

E-P1とM.ZUIKO DIGITALのファームウェア、アップデートでVer.1.1へ

9月15日、オリンパスはE-P1のファームウェアのバージョンアップを行い、C-AF(コンティニアスAF)撮影時の動作改善した。

合わせて、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 と ED 14-42mm F3.5-5.6の2本のレンズのファームウェアもバージョンアップしている。

パンケーキレンズとの組み合わせで使用している方が多いと思うが、両方ともバージョンアップすることを薦めている。


早速、オリンパス スタジオでバージョンアップ、バージョンを確認するとボディ、レンズともバージョン1.1になってた。

個人的にはC-AFはほとんど使用しないので、今回の恩恵は余り受けることはないが、こまめなバージョンアップは大歓迎だ。

2009/09/14

燃える夕空の後に -カナダ・ユーコン準州-


昨日は北風のお陰で、空気が澄んでいたため綺麗な夕日だった。そんな風景を撮影しようと、赤城山に向かったが、ちょっとタイミングがずれて移動中の車のなか眺めるだけだった。

障害物が全くないユーコン準州北部のツンドラ地帯ならば、夕日に燃える空のグラデーションが綺麗に見える。

夕闇の前の数分間。この数時間後にはオーロラが現れ、夜空に怪しく舞った。



2009/09/13

近頃きになるアイテム -アーンボディパックとニューバランス-


昨日の雨天から、翌日は気持ちの良い晴天。以前から気になっていた、群馬県赤城山の南端にある鍋割山へ。この山からパラグライダーで飛んでしまおうと、準備をしていた。

午前中はイチローの記録更新を見守っていたが、どうやら翌日に持ち越されそうな雲行きで、急いで家を出る。弱い北風の予報なので、どうにか飛べるのではないか?

ところが、現地に到着してみると、予想に反して北風の爆風、飛べる可能性はゼロ。取りあえず、登ってフライトできる場所を確認することにした。

そこで、今、一番気になっているニュージーランドのブランドAarn Bodypacksを使ってみることに。ナチュラルエクスハイラレーションのLサイズ、価格は18,900円。このバックパック、なにが新しいかと言うと、背負うという既成概念をぶち破り、バランスポケット(フロントに装着する)に荷重を分散させることで、自然な姿勢を作り出すという点。

残念ながら希望のフロントポケットは未入荷とのことで、バックパックのみの使用となったが、ショルダーストラップや肩のアジャスターがフリーになっているので、体の捻れにもバックパックが追従してくる。インナーには取り外しタイプのライナーが付いていたりと、他のバックパックと明らかにコンセプトが異なる。今日は重量のあるものを持っていないので何とも言えないけど、かなり良い感じだ。

アーンボディパック、以前から機になっていたのだが、ホームページはチョット魅力を伝えきっていない。日本の輸入代理店のスター商事のWEBも然りだ。使用法や調整に関して、疑問点もたくさんあるので、ニュージーランドにメールしてみよう。

もう一つは、ニューバランスのMT703GHというシューズ。

軽くてグリップも良く、ゴアテックス、ミドルカットでも動きやすく、EEと4Eの2種類のワイズから選べるのも良い。日本からのリクエストで実現したモデルだが、販売好調なため世界標準モデルになったというストーリー付き。靴ひももウエーブ状になっていて、解けにくい構造になっているのも良い。

今、一押しのトレッキングシューズ、もちろんパラ用としてもお薦めだ。16,590円と、値段も手頃だ。

2009/09/12

旅先で出会った瞬間 -早朝のシュヴァンガウ近郊で-


写真は今年の春に訪れた南ドイツの村、シュヴァンガウ近郊。前日の雨が嘘のように晴れ渡り、誘われるように日の出と共に屋外に飛び出した。

案の定、水分が蒸発し一面真っ白。幻想的な風景が広がった。

日が昇るに連れて、靄は消えていくが、そんな微妙なタイミングで撮った一枚。

知らない間に繰り広げられる自然の風景。見なければ見なかったで済んでしまうが、それはチョット悲しい。どん欲になると一日24時間がアッと言う間に過ぎてしまう。

2009/09/11

自然とフェアに付き合う方法


限られた時間の中で、最大限の効果を得る。情報や写真はあればある程良い。観光協会が配布している資料は、お宝の山だ。それをどう調理するかは、帰ってからの話し。これは取材の鉄則だと思っている。

だから僕の取材旅行は、かなりの強行スケジュールになる。200-300kmの移動は当たり前、予約をしてホテルに宿泊するなんてのは皆無で、車中泊が基本。睡眠時間を削って次の取材場所までワープできるならば、それを良しとする。

反面、心の中では真逆の気持ちが渦巻いている。

車で強引に移動してしまうと、多くの美しい風景や、小さな出会いも気が付かないうちに見過ごしている。取材だから仕方がないと自分に言い聞かせてきたが・・・それで自然と付き合っているなんて言っていいのか?

自然と最もフェアな付き合い方は、地面を自分の足で歩くこと。川の流れに任せ、風と友だちになって漂うこと。2006年のある出来事を切っ掛けに、強く思うようになった。
自分のペースで自分だけのための本物の旅。う~ん、考えることが多いなぁ。

2009/09/10

当たった!-90周年記念スペースプロジェクト キット-


6月16日のブログ「これが「Olympus Space Project Kit」だ!-マニア心をくすぐる逸品- 」で紹介した90周年記念のスペースプロジェクトの記念品。

その後、フォトパスでプレゼント企画があった。ちゃっかり応募したら、なんと当選の連絡を頂いていた。今日、現物が届いた。

リアのキャップも付いていると、喜び倍増だったのだが・・・。

オリンパスから会員に送られてくるメール、おみくじがあったり、プレゼント企画があったりと、欠かさずに目を通した方が良い。

過去にも、MF-1アダプターが当たったこともある。他の応募企画で当たったことはないが、これで2度目。結構確立が高い!

早速レンズキャップを12-60mmに装着、E-P1で撮影した。

2009/09/09

レッドブルエックスアルプス-その後-


レッドブルエックスアルプス2009が終わって、一ヶ月余り。去る9月6日、NHKサンデースポーツで、レッドブルエックスアルプスにチャレンジした(し続ける)扇澤さんの特集がありました。

全くの想像ですが、旬の朝青龍関のレポートが長くて、エックスアルプスは追いやれれてしまったような印象でした。チョット残念です。

それから、スカパーかケーブルテレビに加入している方ならば、J-Sports でしっかり60分ものの番組も放送中です。タイトルは「レッドブル エックス アルプス 2009 世界で最も過酷なアドベンチャーレースネル」、外国選手のコメントにもキャプションが入っているので、展開もよく分り面白いドキュメンタリーに仕上がっています。もちろん扇澤、松原両選手のコメントもしっかり入ってます。

それからエックスアルプスネタをもうひとつ。
スントから発売が予定されていたレッドブルエックスアルプスの限定モデル「Suunto Core Extreme - Limited Edition」ですが、世界中で奪い合いになったようで、日本での販売は期待できないようです。数十個だけ日本に入ってくるようですが、一般の店頭に並ぶことはないでしょう。

その代わりといっては何ですが、同じベゼルを使い、赤のアクセントカラーを使った限定モデル・ボルケーノオ(1000個限定)の準備が進行しているようです。

写真は、モンブラン、エギーユデュミディからテイクオフする扇澤さん。足元に映ったパラグライダーの影が、高度が高くなるに連れ小さくなっていきます。

とっても印象的な一瞬。

この時ばかりは、自分もそこから飛んでみたいと思いました。来年は、自力で飛びに行こう・・・と!

2009/09/08

アルコールバーナーの逸品 -トランギア-


今日も引き続きmono系の話し。5日の一枚目の写真、下段に写っていたのがトランギアのアルコールバーナー。

トランギアは、1925年操業のスウェーデンのメーカー。アルミ製の調理器具とアルコールバーナーを作り続けている。

シンプルで軽量、燃料はエチルアルコール、メチルアルコールを使用するので、世界中どこでも手に入る。タンクに2/3ほどアルコールを入れると、約25分間燃焼してくれる。バーナー自体が熱くなってくると、パワー倍増、強風下や低温下でも驚く程の威力を発揮してくれる。

2,310円とリーズナブルなのも良い。

同社のストームクッカーと組み合わせれば、パフォーマンスを最大限に引き出せる。


アートスポーツOD BOXで購入したチタン製のゴトク(1,890円かな?)と組み合わせれば、シェラカップとの相性抜群!

かなり使えます。

2009/09/07

サンシャイン・オン・マイ・ショルダー -旅人-



1974年にジョンデンバーが歌ったこの歌が、僕のアウトドアの原点。

澄み切った空、どこまでも続く一本の道。バックパックを背負った僕は、その道をただ歩いていく。この絵は、そんな頃に描いた絵だ。野山ではなくて、舗装道路というところが、進学を控えた中3の微妙な心理なのか?

当時、休みと言えば山の中を彷徨いていた。それも高い山ではなくて、山里のような場所ばかり。まだバックパッカーという言葉は珍しく、母にねだって、やっとさかいやスポーツで一品物のカリマーのフレームパックを購入した。

本当は、頑丈なアルミフレームを持つケルティが欲しかった。バックパッカーと言えば、ケルティでなければならなかった。


あれから30年以上が過ぎた。

大人になった僕は、アメリカ中を探し回って中古のケルティを手に入れた。

憧れだったレッドウイングのアイリッシュセッターも手に入れた。

そうして、ジョンデンバーの歌を口ずさみながら野山を歩くと、全ての風景は美しく輝いていた。


でも、何かが違う。

何でも簡単に手に入る今、何でも手に入らなかったあの頃が無性に懐かしいのはどうしてだろう。


ここ数年、極北の大地をひとりで訪れては、山に登りタイガやツンドラの中を歩く。あの頃、夢の中で憧れた道を歩きながら、大自然の中の自分、自然の一部としての自分を再認識している。

"Sunshine on my shoulders makes me happy~"

ジョンデンバーの詩とアウトドアは、心の在り方を教えてくれた。

2009/09/06

ノイシュバンシュタイン城の裏側にガッカリ・・・


この春に行った南ドイツのフュッセンは、ノイシュバンシュタイン城の観光が人気の村だ。パラグライダーでも、隣の山からテイクオフして、上空まで飛んでいける。

この日は天気も最高、ノイシュバンシュタイン城の後ろ側に回り込んで、背景にアルペン湖を入れた。

ところが、よく見るとお城の壁面には改装のためのネットが。

あまり低高度まで落としてしまうと、正規のランディング場まで届かなくなってしまうので、要注意だ

2009/09/05

タフワールドの住人-μ Tough 8000/6010の仲間たち-

 
自由な旅には、軽快なフットワークは欠かせない。その為には、コンパクトで丈夫なアイテムが重宝する。そんな仲間達と記念撮影をしてみた。

並んでいるアイテムが全部分ったら、貴方はかなりのアウトドアマニアだ。

フラッグシップμ Tough-8000 と普段着によく似合うμ Tough-6010には、アウトドアの小物がよく似合う。そんなイメージの一枚。

クライマーが使うチョークバッグ、携帯電話やデジカメを入れるにも機能的でとっても便利だ。

 
続いて、シェラカップに水を入れて、8000を沈めてみた。6010との一番の違いは、耐荷重100kgfの有無と耐衝撃が1.5mか2.0mの違い。

それから、昨日紹介した「マジックフルター」も8000には未搭載。重量の差は33g。ハンドリングの差はそれほど感じない。
う~む、どっちがお薦めかって・・・個人的には8000の塊感が好きだが、機能の差が必要ないならば6010も良い感じだ。

2009/09/04

面白マジックフィルター★ファッショナブルなμ Tough-6010★


7月22日に発表されたμ Tough-6010は、6000の後継モデルで新たに1200万画素CCD、「マジックフィルター」を搭載している。
カラーはレッド(写真)、ブルー(アクアブルー?)、ダークグレーと全作と大きくイメージを変えた。同時に上下のトリム部分がメタリックグレーに変更になったので、全体的なイメージも大人びた雰囲気に変身した。

かなり格好いい!

フラッグシップの8000は金属パーツのクールな質感が好きだが、6010はカジュアルな色使いと手軽さがいい。

プラスチックのパネル部分には、小さなすり傷を自然補修する「スクラッチキュアコート」を採用し、タフの名にふさわしい塗装も取り入れている。

http://www.panoramio.com/photo/38631684

新たに搭載されたマジックフィルターは、「ポップ」「ピンホール」「フィッシュアイ」「スケッチ」の4種類。我が家のかむ君を、「フィッシュアイ」で撮影してみると、チョット変った表情がまた可愛い。

35mmフィルム換算で28mm~102mだけど、空撮時にはもう少し広角が欲しいと思っていたが、これはかなり使えそうだ。

「スケッチ」は撮影した画像が線画に変身するので、塗り絵なんかも楽しめる。

遊び盛りの子どもがいるお母さんなんかにはかなり受けるだろうし、幼稚園の教材なんかにも面白い。

僕がオリンパスの社員だったら、全国の幼稚園と保育園にダイレクトメールを送るヨ!

2009/09/03

オーロラの夜-ユーコン準州イーグルプレインズ-


冬にしかオーロラ観測ができないと思っている人は、意外と多いようだ。氷点下に凍えながら、出るかでないか分らないオーロラを待つ。それはそれで、感動は大きいだろうが。

気軽に(それでもそれなりに温度は下がるが・・・)オーロラを観察したいならば、この季節がお薦めだ。



オーロラの発生は、太陽風と深い関係がある。太陽風は、黒点付近の爆発とコロナホールから連続的に吹き出しているとされているが、その太陽風がここ50年間で最も弱くなっているとNASAは昨年発表している。

僕が日頃チェックしているアラスカ大学のオーロラ予報からも、オーロラの活発が沈静化しているのが分る。

何かが地球規模で変わり始めているのだろうが、今のうちに少しでもカメラに収めてゆきたいと考えている。

2009/09/02

デンプスターハイウェイ-ユーコン準州からノースウエスト準州へ-


デンプスターハイウエイは、ユーコン準州からノースウエスト準州まで、極北の町イヌヴィクへ続く736kmの道。

ハイウェイと言っても、未舗装路の道。舗装しても永久凍土が溶けてしまえば、直ぐにガタガタになってしまう。

歩いて山に登って、パラグライダーで飛んだら、どんな風景が広がっているのだろう。

夜には満天の星とオーロラが迎えてくれる。
途中、宿らしい場所は数カ所しかない。

カナダの大自然を・・・いや、地球を感じられる場所だ。

2009/09/01

ユーコン、トゥームストーンの秋


今日から9月、夏もお終いです。今年の夏はレッドブルエックスアルプスの参加で、アッと言う間に終わってしまった。

昨年の今頃、ユーコンでこんな紅葉を見ていたっけ。見頃の期間は結構短く、なかなか良いタイミングに当たらない。できれば青空の中をパラグライダーで飛んでみたい。

ずぅっとこんな事を考えている。