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恒例の写真展「gaiko world -OLD CROW- 北極圏 川旅2014」の開催です!

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  gaiko world  -OLD CROW- 北極圏 川旅2014 ユーコン準州の北極圏には広大なツンドラの台地が広がり、無数の川がその間をうねりながら流れている。ホールディングカヤックに約3週間分の食料、キャンプ道具、撮影機材を積み込んで北極圏の川旅が始まった。イーグル川からベル川、ポーキュパイン川を下りオールドクロウまで約400km。カリブーなどの野生動物、広大なツンドラの風景、闇夜に現れるオーロラ、その中で生活を営む人々の暮らしぶりなど、今回の川旅で出会ったシーンをお伝えします。 期間中は終日在廊予定です。 期間:2015年4月21日(火)~5月2日(土) ※日、月はお休み 時間:12:00~19:00 (最終日17:00まで)  場所:東京都港区赤坂2-6-22 デュオ・スカーラ赤坂Ⅱ B-102 TEL / FAX:03-3587-6810  http://www.jalona.jp アクセス:東京メトロ千代田線赤坂駅(2番出口)より徒歩2分

22日午後に無事に帰国しました!

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9月22日に、無事帰国しました。 お陰さまでアクシデントもなく、先住民の皆さんの暖かさに触れることができた貴重な体験でした。肝心のカリブーはたくさん見ることができましたが・・・詳細は後ほど。(笑) 8月20日に漕ぎ出した時は夏でしたが、秋の気配を感じつつ漕ぎ進むと、強風、雪、雹と季節は一気に冬に。オーロラは都合7日間、(オーロラベルトの内側なので)南の夜空に出るオーロラは感動的で、爆発の連続。何から何まで、北極圏の大自然を満喫しました。 写真はオールドクロウ到着翌日のキャンプグランドで。粗食とノーアルコール、適度な運動のお陰で、お腹まわりの脂肪も燃焼しいいダイエットにもなりました。 満月の夜のオーロラ。南の空に出るオーロラは格別です! ユーコン準州オールドクロウ オールドクロウの裏山にハイクアップ。 景色は素晴らしか ったのですが、風はいまいち。 ガレ場でいい場所もない中 、かろうじて。 この日は確かオールドクロウを目指してラストスパート。 一日11時間、85kmを漕ぎました。 オールドクロウからホワイトホースに戻り、17-19日でクルアニ国立公園とアラスカ州ヘインズへ撮影に行ってきました。 クルアニ国立公園のマウンテンシープ。 時間を掛けて ゆっくり接近、とてもスペシャルなひとときでした。 チルクートリバーで遡上するサーモ ンを狙うグリズリー アラスカ州ヘインズ

カナダ北極圏、今どこに居る?

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8月15日から恒例(?)のいユーコンに行ってきます! 今回は少し早くて、少し長い・・・帰国は9月22日の予定です。 どうしてこんなに長いかというと、カヤックで川を下って、カリブーの季節移動を追いかけようと。 そもそもユーコンに通い出した切っ掛けのひとつがカリブーの季節移動を見てみたかったから。 同時にオーロラも魅力的で、それにどっぷりとはまってしまいました。 陸路でのアプローチはもう限界があるので、今回は川を行こうと。 詳細は、こちらの リンク を! ライブトラッキングで居場所も分かります。(^^)

写真展 gaiko world -9月の極光夜- 無事に終了しました!

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先週の土曜日、写真展 gaiko world -9月の極光夜- は無事に終了しました。 期間中、ご来場頂いた皆さん、有り難うございました。 今回は2週間と長い会期でしたが、その分ゆっくり皆さんとお話しができました。 改めて"オーロラ=厳冬"というイメージが浸透していることも実感しました。 今一度、9月の楽しさをまとめてみると 1) 寒くない  2) 紅葉とオーロラ 3) 湖面に映り込むオーロラ 4) 紅葉ハイキング 5) 野生動物との出会い 6) キャンプができる 7) パラグライダーもできる 8) 雪がないので側道に簡単に入れる などなど・・・ オーロラの活動状況に合わせて移動すれば、高い確率で激しいオーロラが楽しめます。 (保証はできませんが) まぁ、だまされたと思って、9月のユーコンに行ってみましょう! 「何もないけど、何でもある」  これが僕が考えるユーコンの魅力です。

夏へ向けて! 少し気が早いけど・・・

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http://www.panoramio.com/photo/35532256 写真は、初めてユーコン準州に行った夏の一枚。 僕は、いっぱつで気に入ってしまった。ユーコンの大地は、好奇心と感動、そしてたくさんの驚きに満ちている。 あの時以来、秋のユーコンを追い続けてきた。秋の楽しさは、紅葉とオーロラ、そしてカリブーが南下し始める季節でもある。 やっと一段落して、こんな景色を求め日本の山を歩きたくなっているこの頃。 今日から、通常の更新モードに戻ります!

あなたは誰? ツンドラの荒野で出会ったカリブーの群れ

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http://www.panoramio.com/photo/32514953 今日は2007年のストックから。ノースウエスト準州イエローナイフから東に400kmほど、ツンドラの原野で撮影したカリブーの群れ。 静かに接近して、あるいはじっと息を殺して待ちかまえ、こんな写真を撮影する。一匹だけ、僕の存在に気が付いて、こちらを見ている。この後、この群れは走り去ってしまった・・・ この時はまだE-3登場前夜、E-510とシグマ50-500mmの組み合わせで撮影した。E-3後継機の噂も出ているが、気になるこの頃だ。

ユーコン野生動物保護区のまるまる太ったカリブー

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http://www.panoramio.com/photo/32305622 餌が少ないこの時期に、ユーコン野生動物保護区でまるまる太ったカリブーご対面。美しい毛並みと言い、育ちの良さが見て取れる。 まるまる太ったといえば、我が家のかむ君(ネコネコ)は、生後19ヶ月で体重6.4kgに。順調に体重増加中!

白銀の朝霧高原で目撃したものは!

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http://www.panoramio.com/photo/31767302 今日は取材で朝霧高原へ。地元の人も驚きという雪の多さ、白銀の朝霧高原を一日楽しんだ。 夕方、 ハートランド朝霧 の監督の元へ。用事を済ませ、建物の中からぼんやり外を見ていると、見慣れたシルエットが真っ白な牧草地にひとつ、またひとつと現れた。 ??? ユーコンで捜しまくった"アノ"光景に似ている。 『あれは鹿じゃないの?』 どんどんと出てくるじゃないか。ざっと数えても20匹はいる! 野生の鹿が朝霧にいたとは、それもこんな群れをなして。

あんなに探しまくったカリブーにご対面-ユーコン野生動物保護区-

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http://www.panoramio.com/photo/31288824 昨日訪れたユーコン野生動物保護区 (Yukon Wildlife Preserve)で。 先月あんなに苦労して探したカリブーの他に、2006年に探しに行ったジャコウ牛(このときは見つけられなかった)などもいた。広大な保護区に生活する彼らは、愛嬌もあり良い被写体になってくれる。 霧の中にたたずむ姿は、かなり野生っぽい。 今日は、ホワイトホースに撮影とショッピング。あっという間に一日が終わり、今晩が最後の夜。明日朝には、バンクーバー経由で帰国する。 最後の晩、オーロラ予報は今シーズン一番(?)と思える最高のコンディションになりそう。曇らないことを祈るばかり!   クルアニフライト観光は、シーズンに10日あるかないかの好天、野生動物保護区は霧の中の素晴らしい一日、オーロラ撮影が無事に終了すれば、100点満点のツアーになる。

カリブーに遭遇 -今日は吹雪で足止-

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http://www.panoramio.com/photo/30296977 ユーコンに来てから一週間。到着と同時に寒くなり、氷点下30℃の世界をいきなり体験しました。さすがに車中泊はハードで、車の中の生活水はカチカチ、ナイロン製品もバリバリです。 現在は北上して、北極圏まであと数十キロのイーグルプレインズ唯一のロッジに滞在中(車中泊は命がけです!)。宿泊客は一人だけ、昨晩はスタッフとささやかなクリスマスのディナーを楽しみました。 翌日は吹雪で道路は通行止め、こんな環境では外出もままなりません。 余りに寒いので撮影も停滞気味、そんな中、昨日は季節移動で南下したカリブーの集団を見つけることができました。 この群れは、ホーキュパイン・カリブーといい、アラスカとユーコン準州、ノースウエスト準州の一帯を季節移動しているカリブーの群れで、2001年の調査では123,000頭が生息しているとされています。数十から数百、数千、時には数万の群れを作り、雪の下の苔類を食べながら移動します。今回の群れは400~500ほどでしょうか、この旅の目的のひとつだったのでかなり興奮しました。 たびたび登場するデンプスターハイウエイに朝10時に入り(日照時間は一日4.5時間弱なので、まだ真っ暗)、途中で車から降り勘を頼りに雪原を歩いて彼らの群れに遭遇。 ところが、氷点下の雪の中、思うように撮影ができません。霧の中なので日照もなく、三脚は固定できず、カリブーはどんどん遠のいていく。夢中で数十枚撮影できましたが、後で画像をチェックして、がっかりしているところです。 今回のもう一つの目的、オーロラ撮影も同じように苦戦中。オーロラベルトの真下にあるこの場所で、頭上に現れるオーロラを撮影するつもりなのですが、連夜の曇天。明日にはこの嵐も通過する予報なので、一縷の望みを託しています。

カリブー接近中!!

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http://www.panoramio.com/photo/29320357 流れの中でもう一枚。 前日の写真の数十分後。小高い丘を回り込んでカリブーの先頭集団が現れた。チョットだけカリブーの姿は大きく見えるのが、妙に嬉しい! 手前に見える灰色の丘の上から、この光景を眺めたらどんな景色だろうか? 想像力は膨らんでいく。 それにしても、この複雑な地面の色。とっても不思議な光景だ。