2010/06/29

梅雨の合間のフライト -空からジオタグ-


今日は悪天候でパラツアーは中止、夫婦で東京見物にでかけた。今日と明日で朝霧高原と考えていたが、日本戦をテレビ観戦したい。まさに救いの雨だ。

彼らのこれからの滞在中、太陽がでてくる可能性はかなり低い。週末は白馬に移動するが、明日の午前中は富士山を見ながらフライトをしてもらいたい・・・せめて一本。

ところで、昨日もu-bloxのEVK-CKを付けたE-3を持ってフライト。外れないようにビニールテープでぐるぐる巻きにしている。

基本的には6月7日のブログで書いたようにPhoto Geotagger GT-01と同じなのだが、実は違う点がある。それは付属のソフトの違いで、EVK-CKの「Tagger」は日本語にも対応。そして技術評価用ソフト「Snapper」 の存在。
EVK-CKに付属するソフトでもGT-01を認識するものの、サーバーにアクセスして位置座標を付ける段階でエラーになってしまう。

このシステムにとってサーバーの情報は最も重要な部分、サーバーにアクセスした段階で何某かのプロテクションが掛けられているのだろう。

キックオフまであと1時間、ベスト8目指して良いゲームになることを期待する!

2010/06/28

梅雨の中休み


今年の梅雨は梅雨らしくない。高い湿度や温度、どしゃ降り・・・子どもの頃の梅雨はしとしと雨の毎日だったのに大違いだ。

ところで土曜日からカナダの友人が来日している。友人の結婚式なのだそうだが、パラグライダーを楽しみにしていた彼は、ハッキリしない日本の天候に怒りまくり!

曇りだけど飛べるかな・・・昼頃には晴れ間が出るかな? 
そんな淡い期待で出掛けたつくばだったが、昼前には晴れ間が顔を出し、次第に夏のような天候に!

ビッグフライトとはならなかったが、日本初フライトを満喫してくれたようだ!

2010/06/27

白い黒熊のお話し・・・「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」


「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」でカナダのグリブル島に生息する白い黒熊を取り上げていた。
ホッキョクグマとハイイログマーの交配で生まれた雑種で白い個体が存在することは知っていたが、こいつは本当に真っ白!

興味のある方は、番組ホームページまで!

因みに写真は普通のグリズリーです。

2010/06/26

ジオタグ頼みのロケーション-氷河の空撮-


こんな写真、どこで撮ったかわかる術がない。分っているのは「セントエイリアス山脈の氷河のどこか」ということ。特に小さなセスナからの空撮なんて、撮影場所を特定するなんて不可能だ。

これが僕がジオタグに執心する理由だ。


ところで、撮影場所がわかることの意味ってあるのか?

いままで通りに、ハードディスクの中だけで写真を管理するなら、ジオタグは何の意味もない。

でもコレはフイルム時代の楽しみ方と変らない。デジタル時代の楽しみ方・・・例えばグーグルアースで自分の撮影場所を確認したり、カシミール3Dで移動軌跡と合わせてみたり、写真投稿サイトで世界中の仲間と感動を共有したり・・・。

僕はグーグルアースで、レイヤのPanoramioにチェックを入れて楽しんでいる。世界中のカメラマンから投稿された写真を拝見しながら、次のモチベーションを高めていく。
ネット上の旅を楽しんでいるかのようだ。(本当の感動は、自分の目で見た時だけど!)
そして、自分の写真も掲載されると、誰かからコメントが届く。

身近な場所で撮影を継続することも楽しいけど、年に一回、最高にテンションが上がる時間を過ごすもの、有意義な時間の過ごし方だと思う。

そんな写真ライフ、いかがでしょう?

2010/06/25

我が家のかむ君は、1歳と11ヶ月!


ほぼ2ヶ月のときの写真。

我が家にかむ君がきて21ヶ月が過ぎた。本当に小さくて可愛かった。

冬毛から夏毛にかわり、一回り小さくなったように見えたが、相変わらず体重は変らず。5kgオーバーをキープし、大物振りは変らない。

それにしても、一度も猫らしい「ニャー~」という声を聞いたことがないのが不思議。 か細い声で「ミャ~」としか泣かない。これって変じゃない?

昨日の日本、最高でしたネ。素晴らしい!!!!!!!!!!!

2010/06/24

こんな場所でもバッチリとタギング!!! -EVK-CKキャプチャー&プロセス評価キット-


今日は鹿島方面へ取材。圏央道から下道を走り、約2時間。滅多に行かない方向だけに、下道はいろいろな発見がある。

行に掛けにチェックしていた場所に、帰りに寄り道。その中のひとつが高田神社(稲敷市)だ。苔むした参道の両側にならぶ杉の大木。暑さを忘れさせるヒンヤリとした静かな空気が流れていた。

例によって「EVK-CKキャプチャー&プロセス評価キット」を装着して、E-3の電源ON。杉並木に光が遮られた参道を歩き、社殿へ。帰宅後パソコンでジオタギング。GPSにとって苦手な環境でも、1枚目からピシャリとジオタグが付けられた。

凄い!

2010/06/23

あれ?どこで撮った写真だっけ?-こんな時に役に立つジオタグ-


写真を整理していて、「あれ、どこで撮ったんだっけ?」・・・というのはよくあること。

"Exif"データに記録された日付から思い出すのが一番手っ取り早い方法だが、旅行に行った日など特別なイベントならば覚えていても日常の写真はそうはいかない。

そんな時に役に立つのがGPSを利用したジオタグだ。

ドンピシャな位置でなくとも、大まかな場所が分れば記憶は甦る。

この写真。ユーコンに行った時に撮影したものだが、山道を車で数時間走った先の一枚なので場所が分らない。

車の中で静かに主人を待っている賢いワンちゃんでした。

2010/06/22

オカルト顔の野良-関内、横浜-


先日の横浜散歩。

路地裏で出会った野良猫。結構人間慣れていたけど、シャッターを切った瞬間のこの顔。

『怖~!』

2010/06/21

お陰様で2周年記念!


2008年6月22日、ブログ「エレメントな日々」が始まった。日記さえも満足に書いたことがない(中学時代の班ノート以来か?)僕が、可能な限り毎日更新しようと・・・。

始の頃は、ふんだんに写真も使ったが、途中から長続きしないことを悟り、出し惜しみの智恵も身に付いた。大切なことは続けることだから。

ブログが縁で、新しい出会いもあったし、(殆どが雑学だけど)知識も増えた。海外のメディアから「その写真を使いたい!」なんていう多少のビジネスにも発展したこともあったっけ。

写真はE-3で撮影したオーロラ。頼りになる相棒に出会ったことで、アウトドアでも常に携帯する必需品になり、写真を撮るという行動が僕の一部になった。

アウトドアカメラとしてのE-3の可能性を、さらに追求していきたい。

2010/06/20

西新井ラーメン 40年間変らない味


東京足立区で生まれ育った僕には、とても懐かしい味。東部伊勢崎線西新井駅下りホーム階段下にある立ち食いラーメンのお店「西新井ラーメン」だ。

小中学生の頃はボーイスカウトのキャンプやハイキングの帰りに、「西新井ラーメン食って帰ろうぜ!」というのが合い言葉だった。

高校時代は秋葉原まで電車通学をしていた。部活でぺこぺこになった腹をよく満たしてくれた。

ラーメンブームが沸き起こるうんと前、営業を始めた昭和44年から変らぬシンプルなラーメンを提供してくれている。特別美味いわけではないが、懐かしい味。(あの頃は、甘味処でもこんなラーメンは食べられた)

麺のボリュームがあるので、コストパフォーマンスはすこぶる高い! 現在は400円、子どものころは確か240円くらいだったか、とにかく限りある小遣いで腹を満たしてくれた有り難い存在だ。

2010/06/19

Jeep EXPERIENCE CARAVAN 2010 in YOKOHAMA


今日は横浜赤レンガ倉庫で開催中の「Jeep EXPERIENCE CARAVAN 2010」へ。最近の車は、本格的なオフロードよりオンロード指向が強い。かく言う愛車のエレメントも、その典型みたいな車だ。一頃のクロカンブームの時は、街中にクロカン四駆が溢れていたが、残っているのはランクルとパジェロくらい。どちらも豪華装備のSUVになってしまい、オープンエアーを味わえるのはジープ ラングラーくらいだ。

ジープといえば、第二次大戦までその歴史は遡る。米軍の軍用車輌で、7本のボンネットグリルにオリジナルデザインのウイリスMBの面影が残っている。

Jeep EXPERIENCE CARAVAN 2010」 は、特設オフロードコースを体験走行することでジープが持つ比類なき走破性を知らしめるイベント。今日と明日(6/20)は横浜赤レンガ倉庫で開催される。38°の傾斜角をもつコースや左右対角線にできた鉄骨製のこぶなど、サスペンションの実力や電子制御されたトルク分配システム、高い剛性などを体験できる。

以降、全国を巡回するので、興味のある方はホームページをチェック!

いままで全くノーマークだったジープだが、エレメントが潰れた暁には4ドアのJeep WRANGLER UNLIMITED (写真)なんて選択もアリだ。

そう言えば・・・横浜は大学卒業後にいち会社員として働いた場所。あの頃とは随分雰囲気が変ってしまったが、関内周辺を懐かしく思いながら散歩した。

2010/06/18

愛用のE-3後継機のうわさ 僕の期待するのは・・・


愛用のオリンパスE-3、そろそろ次期モデルのうわさが出始めている。

気に入っている点は、防塵防滴、ダストリダクション、ボディ内手振れ補正、視野率100%光学ファインダー 、色、そして素晴らしいレンズ群。

冬のオーロラ撮影では、マイナス30℃以下の極寒でもノートラブル。このタフ性能には大変満足している。

だから、何が何でも後継機と言うわけではない。

敢えて言うならば、高感度耐性とダイナミックレンジの向上くらい。それから引き続き製品をリリースしてくれるという安心(信頼)。

業界がビックリするようなビッグサプライズはいらない。

E-3発売から3年間、この間に進歩した部分を盛り込んだ、小さな進化(バージョンアップ版)で十分なのだ。ボディサイズも現状のままでOK!

E-3ⅡとかE-3xで良いのに。他にない魅力に気が付いて欲しいなぁ。

2010/06/17

u-blox EVK-CKキャプチャー&プロセス評価キット


u-blox JAPANからお借りした「EVK-CKキャプチャー&プロセス評価キット」は、u-bloxのA-GPSの精度を評価するためのキットで、製品版がドイツのBilora Photo Geotagger GT-01になる。

基本的な部分は両者同じだが、製品版の方にはソニー/コニカミノルタ用のアダプターがついていないので、αのユーザーはGT-01は使えない。(SONYにはGPS-CS1Kがあるから問題ないかな?)


それから評価キットには「Snappr」という技術評価用ソフトがついている。キャプチャーしたデータをYUMAで処理した結果を表示するソフトで、衛星毎の位置や強さを表示してくれる。

今日はu-bloxバージョンを使うのは初めて。
近所のスーパーマーケットの駐車場で、E-3に付けてから電源を入れ連写。6月13日の「ジオタガーGT-01 ジオタグの精度は?」で行ったのと同じ実験をした。

その結果が上の画像。

3秒間に10枚ほど撮影して、どの画像もほぼ正確な位置にマークがついた。画像の左側の数字がデータだが、上3つは前夜自宅でキャプチャーボタンを押した時のもの。斜体になっているのは、情報不足で座標がつかなかったことを意味する。
天空が開けているせいもあって、瞬時に10個の衛星の元情報を記録している。右下のボタンを押すと、画像を確認することもできる。

資産があったら、"gaiko world" のブランドで、オリジナル版を製造したい・・・と思うほど。会社、創るか!(^_^)

2010/06/16

がんばれ日本!!!


語り尽くされているネタだけど、ワールドカップ南アフリカ大会の初戦、カメルーン戦の日本は立派だった。追いつめられた侍が何かをしてくれると期待していたが、まさか勝つなんて。

固定観念に捕らわれない選手起用がお見事。次は19日のオランダ戦。がんばれ日本!

最近マーブームになっているジオタグだけど、先日u-blox JAPANにお邪魔して、いろいろ情報を伺ってきた。ジオタグの精度などを自分なりに実験してきたが、何のことはない評価用のソフトが存在した。

パラワールド8月号の取材も一段落したので、もう少し突っ込んでジオタガーGT-01を使ってみよう!

写真は、六本木ヒルズのスカイデッキから新宿方面を撮影。う~む・・・

2010/06/14

変てこなひこうき雲


朝霧高原で見たひこうき雲。東から西へ、団子状に分かれて、風にかき消されていった。

さて、ワールドカップの初戦。日本はどんな戦いを見せてくれるのだろうか?

夕食を済ませてテレビ観戦だ!

2010/06/13

ジオタガーGT-01 ジオタグの精度は?

機能のブログでパノラミオにUPした際に、位置座標がずれてしまうことを書いたが、ソフト上で生成したKMZファイルで確認する限りかなり精度は高い。

先日の朝霧高原の帰り道、足柄サービスエリア(6月10日)でこんな実験をしてみた。

この日、ジオタガーGT-01は一切触っていない。前回使用したのは6月4日に行った八ヶ岳以来だ。

足柄サービスエリア(上り)に到着して、E-3を連写モードに設定して一旦電源を切る。ホットシューにジオタガーGT-01を取り付けで車外に出て、電源を入れて直ぐに同じ場所を連写で24枚撮影。
自宅に戻って、ジオタグを付け、KMZファイルを作製した。



電源を入れて間髪入れずに撮影したにも関わらず、全ての画像が足柄サービスエリア(上り)の駐車上にマッピングされている。


さらに拡大してみると、ジオタグのばらつきが見えてくる。ほぼ正確な位置にジオタグが付くまで、ピンクの番号の順に移動している。21枚目から正しい6番目のポイントに確定、この間時間にすると4~5秒。

と言っても1と6の距離は僅か7m、電源投入と同時にこれくらいの精度でジオタグが付いたわけだ。

ジオタグが付けられるコンデジが登場しているが、風のうわさによると電源を入れてGPSを捕捉するまで、数秒(場所に寄っては数分間)待たなくてはならないらしい。GPSが捕捉するまで待たなければならないなんて、本末転倒だ。

フォトタガーGT-01は、u-bloxが作っているEVK-CK YUMA評価キットの製品版なのだが、0.2秒でGPSの生データ(衛星の番号と疑似距離)を記録し、後から過去2年間の衛星の軌道情報を蓄積しているu-lox社のサーバーに接続して位置情報に変換する。

リアルタイムGPSだと、位置情報を捕捉し続けなければならず、電源を入れてから捕捉するまでどんなに環境が良くても30秒以上は必要。

u-bloxのシステムはリアルタイムではないが、ジオタグに関してはその必要は全くない。このソフト、YUMAはかなり高いパフォーマンスを秘めている。

2010/06/12

空からジオタグ⑦-Photo Geotagger GT-01-



白馬八方上空から、岩岳山、栂池高原方面を撮影。例によってこの写真にもジオタグが付いているが、パノラミオで公開すると自動的にマッピングされるのでとっても便利だ。

が、位置情報が1.5kmほど南南東にずれてしまう。ソフトで生成したKMZデータ(グーグルアース用)でみると正しい位置に付いているのだが・・・。

もう少し検証が必要だ。

2010/06/11

空からジオタグ⑥-TripMate 850-


今日はフォトタガーGT-01の前に手に入れていたTripMate 850を持って空からジオタグ。

一番の特徴は、マイクロSDカードにメモリーできること。そこで8GBを購入、このサイズならほぼ無限大、容量を気にしないで記録し続けることができる。

付属の「GPS Photo Tagger」で上の写真にジオタグを付けた。作業も簡単、グーグルマップに軌跡を表示をさせたり、グーグルアースで表示することも可能だ。

フライトの軌跡はピンクで表示、中央の矢印が付いたカメラマークが撮影ポイントだ。


まだ使いこなせていないせいか、データが全て地形表面に表示されてしまう。高度データを活かした表示方法がどこかにあるはずなのだが・・・


2010/06/09

満月の夜に -ユーコン準州-


久し振りのオーロラ写真です。

満月(正確に言えば満月から4日過ぎ)でも、繊細なオーロラが現れた。

この時期のユーコンは、夜も明るくオーロラ観察はひと休み。オーロラは出ていても、見えないだけですが・・・。

ところが太陽風の活動は活発で、もし暗い夜が来ていればさぞかし素晴らしいオーロラが確認できることだろう。

2010/06/08

東のお山に日が沈む


先日の六本木ヒルズ、スカイデッキからの夕日。あの後、夕日は東方の山影に沈んでいった。

思えば、前後数日の中でも抜群に美しい夕日だった。

スカイデッキは標高270m、現在建設中の東京スカイツリーが完成すれば第2展望台の標高は450m。どんな東京の風景が見ることができるのか・・・楽しみだ。

パラグライダーで500mという高度は珍しい高さではないが、都会の風景はとても新鮮に感じる。

2010/06/07

フライト日より!-パラグライダーのメッカ筑波山界隈で-


今日はジオタグなしでフライト。久し振りにE-420と8mmフィッシュアイの出動。

日本のパラグライダーのメッカは、朝霧高原と筑波山界隈。
東京の東側に住む僕には、朝霧に行くには大仕事、早起きして6時前には八王子を抜けなくてはならない。

我が家は東京の東側にあるので、筑波には60分でアクセスできる。筑波山周辺にはなんと7つのパラグライダーエリアがあり、休日にはたくさんのパラグライダーやハンググライダーが空を舞う。

足元には八郷盆地、その向こうには霞ヶ浦が広がる。例年ならばそろそろ梅雨の気配を感じる時期だが、この日は絶好のフライト日よりだった。

2010/06/05

空からジオタグ⑤-Photo Geotagger GT-01-


先日の白馬、振り返ると残雪が残る白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の大パノラマが広がる。歩いたら数時間も掛かるような距離でも、パラグライダーでひとっ飛びすれば僅か数十分。

こんな空飛ぶ道具が、簡単に自分のものになってしまう。

この夏は、パラグライダーを始めて見てはいかが?

2010/06/04

空からジオタグ④-Photo Geotagger GT-01-


今日もマイブームになっているジオタグ。

八ヶ岳の前三ッ頭に登って、パラグライダーでテイクオフ。カメラに付けたジオタガーがパラグライダーのライザーに引っ掛かり、大ピンチ! どうにか外すことができたが、ちょっとヒヤリの瞬間だった。

GPSを内蔵していれば、こんなアクシデントは起こらない。一体型のメリットを痛感した一日だった。

2010/06/03

ジオタグが簡単に付けられるコンデジ

ここのところ連続していたジオタグの話し。純正で一眼レフにジオタグを付けられるのは現在ニコンだけだが、コンデジになると話しは違う。

現在、GPSを搭載しているコンデジは4機種。





ソニーサイバーショットDSC-HX5Vは、GPSに加えて電子コンパスで撮影方向を表示できる。それと一振りでパノラマ写真が撮れてしまう「スイングパノラマ」も興味深い。

パナソニックLUMIX DMC-TZ10とライカ V-LUX 20は兄弟の関係。ニコンCOOLPIX P6000は2008年9月の発売なので、そろそろ次のモデルが登場するのか? 

さらに先日のCP+で実機を展示していたカシオのGPS搭載モデル。 室内でも衛星の測位が可能で、課題の消費電力もクリアー、地図や目的地までの距離表示などハンディGPS顔負けの機能も搭載されているようだ。
ハンディGPSのガーミンオレゴン550には、デジタルカメラが搭載されていてジオタグを付けられるが、このモデルはカメラにGPS機能が付いている。これで電話もできたら凄いことになる!

GPSを搭載することでジオタグが付けられる楽しさは、前日までに書いてきた。GPSセンサーの感度も向上して、測位時間を短縮するための技術が深まれば、もっと搭載機種は増えていくだろう。

既にジオタグを楽しんでいる層は結構いると思うが、ブルートゥース経由でロガーと連携させるとか少しマニアックな楽しみ方だった。これだけ簡単になれば、加速度的に普及するだろう。
(注:簡単に位置が特定されてしまうので、データーの取り扱いには注意が必要だ)
楽しみ、楽しみ!

2010/06/02

空からジオタグ③-Photo Geotagger GT-01-

http://www.panoramio.com/photo/36269491

白馬ジャンプ競技場の上空。これくらい目立つ建物ならば、後から地図を眺めて撮影場所を探す必要はないが、やはり簡単に位置が特定できるジオタグはとっても便利。

ジオタグが付いた画像ならば、パノラミオにUPすると同時に地図にマッピングが終了する。この画像の場合は、ズレがあったので、手動で位置を修正している。

2010/06/01

空からジオタグ②-Photo Geotagger GT-01-


暖かくなっても山頂付近は残雪が多い北アルプス。テイクオフ後、振り返ると残雪の稜線が現れた。左側が唐松岳、右が白馬鑓ヶ岳。

ジオタガーGT-01この座標を元に、カシミール3Dで鳥瞰図を作製。残念ながら標高は当てにならないので、想像で高度は入力している。

ジオタグを有効活用すれば、見えている山を確認することもできる。