2011/06/29

スタートの朝



レース中の食事はこんな感じ。ケースの中に入れて、シートの下に。

必要なときに引き出しのように取り出して、サッと飛べる。

カヌーには水が入らないようにカバーを掛け、ダックテープでマスキング。夜は冷えるので、キャンプ用のマットを引いた。

さてさて、どんなことになるのやら。

次回の更新はレースが終わり、ホワイトホースに帰ってから。
ゴールしたドーソンからホワイトホースまでは、公共交通機関は飛行機だけ、ヒッチハイクになりそうだ!

それでは。

ゼッケンを貼って出発進行!


スタートを控え、レジストレーションとインスペクションの一日。

ゼッケン[#71]を自分たちのカヌーに貼ると、俄然その気になってきた。

期間中の食料は先住民のレーサーから教えてもらったオイルサーディンの缶詰と卵のピクルスというローカルスタイル。それにゲータレードと栄養ドリンクなどを合わせる。

若干の不安もあるが、先陣の知恵に従うことに。

ルールは8つのポイントを通過しながら、要所で足切り時間が設定されている。

休憩時間は決められていて、最初の323km地点で初めてカヌーを下りて7時間の休息。次は582km地点で3時間。ルールで決められているあたり、今回のエックスアルプスと同じだ。

最終的には、740kmを84時間(休息の10時間があるので実質74時間)で移動しなければならない。
と言うことは時速10km/hではオンタイムなので、ゴールできない計算に・・・。

明日の正午にスタート、各ポイントを通過したかどうかはYukon River Quest のホームページでチェックできるようだ。

しばらく更新はお休みです!

2011/06/28

TEAM JAPAN は、出航準備完了!


今日が最後のトレーニング。実際のレースを想定して24kmを漕いでみた。

「歩くように漕げば良いんだ!」・・・だんだん疲れない漕ぎ方を体が覚えてきた。

ところで[TEAM JPPAN]のステッカーを貼って初めて漕いだ。

それを見た参加選手からは好評で、ドネーションと説明すると購入したいと言ってくれる選手が多い。

-感謝-

明日は昼からレジストレーションとインスペクション。

スタートの29日からしばらくは雨の予報。

暑くないのはいいけど、雨ではせっかくの景色を楽しめない。

2011/06/27

YUKON RIVER QUEST


無事にユーコンに到着。その足で、早速、今回のレースの相棒のトモさんとともにカヌーを漕ぎだした。

夜がこない今の季節。これで23時13分。太陽が沈んでも、うっすら明るいので変な感じです。

この後、中州に上陸してたき火をして、テントを張って就寝。

翌日も朝から漕ぎだして、トータル40kmを漕いだ。

今日は30km。明日は24kmのテストランでトレーニングは終了。前日に装備チェックを受けて現地時間の正午にスタートです。

どんなにがんばってもなかなかスピードが出せず、がんばっても平均10km/hが良いところ。このペースだと確実に60時間オーバーだ。

通常の漕ぎ方と違い、長時間こぎ続けるためのレース用の漕ぎ方があるのだが、ポイントごとに通過時間が決められているので余り遅いと失格になってしまう。

果たして・・・

2011/06/24

ベアーカントリーへ -YUKONに暫く出かけます-


Yukon River Questに参加するため、今から出発。

ギリギリまでパソコンが不調で、今し方準備が整った。

これから小川町のオリンパスで点検中のカメラ機材を受け取ってから、成田に向かいます。

到着後、その足で一泊のカヌートリップに、暫く更新が滞ると思います!

E-5の初めての実戦投入。楽しみです。

2011/06/23

<TEAM JAPAN>ステッカー完成しました!


ユーコンへ明日出発ですが、ギリギリで「TEAM JAPAN」ステッカーが届きました。


まずはユーコンに数枚持っていき、協力をお願いしようと思っています。

既に数名の方から購入希望の連絡を頂きました。有り難うございます。

帰国後に対応させて頂きます。


バンパーステッカー。

日本では一般的ではありませんが、バンパーに貼るとこんな感じになります。

まず初期ロットの30枚分は募金したつもりで、全て売れれば最低6万円になります。

取りあえず完売を目指します!

2011/06/22

レッドブル・エックスアルプス2011のスタートまで一ヶ月を切った


7月17日に2011年のレッドブル エックスアルプスがスタートする。

今年はメディアとして、熱いレースの模様を一部始終見届けたいと思っている。

もちろん全日程、キャンプ・・・いや野宿の予定。

自分なりのコースの分析、取材の計画を立てているところ。

カメラのメンテナンス、レンズの修理、カメラとビデオの予備バッテリー、ボイスレコーダー、詳細な電子地図、大容量の携帯バッテリーパックなどなど、出費が相次ぐ。

ユーコンから帰国後、来月の11日には日本を出てザルツブルグを目指します。

写真は2009年のレース3日目、グロースグロックナーを通過してマルモラーダを目指す途中、ホップフガルテン・イン・デフェルエッゲンから北側の山に登った時の一枚。

思わず笑ってしまうほどの急斜面、座っているのも辛かった。

雲の下に飛び立った松原選手のグライダーが・・・見えるかな?

2011/06/21

何時間でゴールできるのか?


Yukon River Quest

24日に出発して29日のスタートを前に何度かトレーニングをする予定です。

平均速度を25km/hで漕ぎ続ければ。36.4時間でゴールできる。

昨年の優勝が42時間48分ということから、この数字が難しいことがわかる。

12km/hならば63.1時間。

果たして何時間でゴールできるのか?

途中でリタイヤしないようにがんばろう!

2011/06/20

ひとつのチームとして -TEAM JAPAN-


3.11

あの日以降、自分に何ができるのかを考えてきた。

実際に被災地に行ったことで、やっと姿が見えてきた。

こんなバンパーステッカーを作っています。

大きさは幅36cm、高さ7cmくらい。車のバンパーに貼ると丁度よいサイズです。

「同じチームとして、共に目的に向かおう!」という思いを込めて

[TEAM JAPAN]です。

かなりチキンですが、初期ロットは30枚しか作っていません。

その為、一枚の原価は1,050円です。

一枚2,000円以上で販売して、その売り上げをプール。秋以降に福島で子どものためのイベントを開催しようと考えています。

まずは身近な方からターゲットにします!

なぜ福島かって? へへへっ、それは秘密!

Yukon River Questのエントリーも同じ[TEAM JAPAN]で!

※パラグライダー仲間のKさんに無理をいってデザインをお願いしました。この場を借りて御礼を申し上げます。

2011/06/19

初夏のユーコン川で開催されるレース -Yukon River Quest-



いままで、紅葉とオーロラとカリブーに会える初秋に訪れてきたユーコン。

今回は夏のユーコン。

この季節は、夜でも完全に日が暮れない。


この季節、ぶっ通しで漕ぎ続け740km先のドーソンに誰が一番早くたどり着けるかというカヌーレースがある。それが、「Yukon River Quest」だ。

スタートからCarmacksまでの325kmはノンストップで漕ぎ続ける。所要時間は19-24時間ほど、ここで7時間の仮眠をする。

次のポイントは255km先のKirkman Creek。ここで3時間ほど仮眠して、最終目的地のドーソンを目指す。

食事もトイレも船の上。

去年の優勝者は42時間48分、最終ゴールは71時間24分。優勝賞金はソロで900ドル。1/3はゴールできなかった。

そんなYukon River Questに、今回参加してきます!

ホワイトフォースからドーソンまでの740km、どんな風景が広がっているのか?

とても楽しみだ。

2011/06/18

740kmのカヌートリップ -ユーコン準州ユーコン川-


ユーコンと言えば、ユーコン川が有名です。

多くの方がこの川に憧れてユーコンを訪れます。

ところが何度も訪れているのに、カヌーの経験は半日だけ。

一人前にユーコンが好きとは言えない状況が続いてました!

そこで、今回はホワイトホースからドーソンまでの740kmをカヌートリップ(?)することにしました。

どんな旅になるのか?

楽しみです。


2011/06/17

鹿の楽園 -大船渡市夏虫山-


6月5日の東北。

三陸町を見下ろす標高717mの夏虫山。

山頂付近は牧場になっているが、たくさんの鹿が済んでいるよう。

眼下で起こった出来事のことはいと関せず、牧草を美味しそうに食べていた。

http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&ie=UTF-8&tab=wl

グーグルマップで、この日の移動軌跡が確認できます。

2011/06/16

864個限定のSUUNTO Core "THE RED BULL X-ALPS LIMITED EDITION" 


前回2009年の時は、あっと言う間に完売になったスント コアの限定モデル
THE RED BULL X-ALPS LIMITED EDITION

今年は何と864kmにちなんで、864個の限定発売。

レッドブルエックスアルプスのサイトからだけ購入できる。
おまけにオーダー時に好きな番号を指定できる!

既にターンポーイントや一定区間は販売済みになっている。


レッドブルファンにはたまらないモデルだ。


もちろんエックスアルプスファンにも!


裏側に000/864の現定数がプリントされている。

2011/06/15

雲を写した一枚


11日のブログで紹介した雲の写真を見ていてこの写真を思い出しました。

2008年のニューコーランド、ワナカ湖畔で撮影した一枚です。

郊外のトレブル・コーンスキー場にフライトに出かけたのですが、この雲を見た瞬間、飛びたい気持ちは失せてしまいました。

風が強くなり始め、雲の縁が流れ始めています。

2011/06/14

『ハンディGPSパーフェクトガイド』は販売好調! ・・・か?


6月9日にイカロス出版で発売になった『ハンディGPSパーフェクトガイド』

お陰様で、順調な滑り出し(な感じ)で大型書店では平置きで販売されているようでひとまず安心しています。

本書を通じて、GPSを持って出かける旅やアウトドア・アクティビティの楽しさが伝えられれば幸いです。

特に後半のGPS搭載カメラやジオタグの楽しみ方などのパートは、これだけで一冊作れそうな広がりがあります。

ともあれ、この一冊が好調ならば、次の展開がある。

皆さん、協力お願いします!

2011/06/13

『ハンディGPSパーフェクトガイド』が発売されました!!!


6月9日、『ハンディGPSパーフェクトガイド』が発売されました。

自分の中では巨大プロジェクト(?)、ここ数年間、温めてきた情報や撮り貯めた写真を投入しました。

・・・と言うことで、頭の中はスッカラカン!

早速、次の情報を蓄える作業を始めたところです。

エッ、何かって? ---それは秘密です!


整理できない僕は、ついついいろいろなものを溜め込んでしまいます。

2011/06/12

6月8日 -太陽の活動が活発化-


先週の中頃から太陽が元気です。

彼の地では白夜でオーロラ観測ができませんが、もし9月以降だったら凄いオーロラが現れたことでしょう。

写真の時は、オーロラ活動が【Quiet】の時のものですが、8日から9日にかけて過去に出会ったことがない【Extreme】の予報が出ていました!

この時の太陽活動の様子は6月8日の「宇宙天気ニュース」で紹介されています。

宇宙の姿を垣間見ることができる貴重な映像は必見です。

2011/06/11

日がさ、月がさは雨のきざし -6月9日に現れた日がさ-


新潟の取材。

昼前に現れた日がさ(日暈)。

この雲はお天気の変わり目に見られるのだが、案の定、この数時間後には局地的などしゃ降り。

夕方からはポツリポツリと雨が降り出した。

お天気のことわざで「日がさ、月がさは雨のきざし」というのがあるが、まさにこのことだ。

2011/06/10

パワー


2日間、取材で新潟へ。先ほど帰宅しました。


東北の写真を、もう一枚だけ。

大船渡市の市街地、ドラゴンレール大船渡線の線路がひしゃげていました。

赤く錆びているのが、経過した時間を物語っているようです。

2011/06/08

一度は自分の目で・・・


先週、土曜日は仙台市泉区の泉ヶ岳へ。

取材を終えて、夕方、沿岸の被災地を訪れました。

既に車が通れるように道路は整備されていますが、倒壊した家屋や高く積み上げられた瓦礫の山、スクラップになった車が延々と続いていました。

被災した方には申し訳ありませんが、一度は自身の目で見ておくべき光景だと思います。

改めて、自分に何ができるかを考え直す切っ掛けになりました。

2011/06/07

フライトパフォーマンスを見学


先週末から、パラワールドの取材で東北地方のパラグライダーエリアを訪問してきました。

初日は福島、土曜日は宮城、日曜日は岩手、月曜日は再び福島の日程。

その合間。ふくしまスカイパークでレッドブルアスリートの室屋さんが練習していることを聞きつけて、練習を見学。

室屋義秀氏とユルギス・カイリス氏のフライト・パフォーマンス。さすが!

2011/06/02

『ハンディGPSパーフェクトガイド』が発売されます!


数年前から温めてきた企画がやっと形になりました!

ここ数ヶ月集中的に取り組んでいた本が6月9日に発売になります。

ハンディGPS
 
+データロガー & GPS搭載デジカメ

パーフェクトガイド

タイトルが少し長めですが、ハンディGPS(サイクル用やトレーニング用も含む)に加えデーターロガーやこの春出揃ったGPS搭載デジカメ、GPSを搭載した面白グッズなども紹介しています。

初めてのハンディGPS、GPS38Jを手に入れてから10年間、年々機能も使いやすさも向上してきました。
この間、使い方のガイド本は出版されてきましたが、この類の本は過去にありませんでした。

本誌では基本的な使い方から一歩踏み込んだ使い方まで、初めて手にした人から既存のユーザーの皆さんも楽しめる内容を心掛けたつもりです。
是非、店頭で見かけたら手にとって、パラパラとめくったらそのままレジに並んで下さい!(^^)

2011/06/01

ワカティプ湖畔をお散歩


昨日紹介した大きなカシの木。本当にカシの木なのかはいまだ疑問?

クイーンズタウン・ガーデンはワカティブ湖(その長さは80kmもある!)にそって続いているので、最高のお散歩コース(公園はそんなに長くないけど・・・)。

こんなに天気が良くても、風が強ければパラグライダーは飛べない。

だから飛びに行っても意外と自由時間が多いのだ。

国内ならば大まかな状況は天気予報でつかめるが、海外の場合は既に現地にいるので何か他の楽しみを見つけなくてはならない。

それもパラグライダーの楽しみのうち。

知らない場所を歩くのは楽しいものだ。