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11月, 2008の投稿を表示しています

アークテリクスとの出会い -OD BOXで買ったガンマARジャケット-

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http://www.panoramio.com/photo/16432821 ARC'TERYX Tokyo Ginza  のオープンから3ヶ月、セレモニーの時に上映された洒落たムービーが You Tube で公開された。3部作をリンクしたので興味のある方はどうぞ! 僕とアークテリクスの出会いは、一枚のソフトシェルジャケットだ。2004年(だったと思う)、上野の OD BOX で手に入れた。自分の常識の中では、かなり高額(確か38000円だった)な買い物だったが、どうしても手に入れたい欲求が勝った。 当時アークテリクスという名前は知らなかったが、丁寧な造りに惚れ込んでしまった。それが Gamma AR Jacket だ。購入した当時は"SV"を名乗っていた。このカテゴリーは"Severe Use"の略で、「自然環境(雨、雷、風、岩、水)が最も過酷なコンディションを想定したデザイン」としている。その後、もっと凄いジャケット( GAMMA SV HOODY )をリリースしたことでAR(All Round Use)を名乗るようになったと認識しているが、その真否は定かではない。 こいつは、ソフトシェルというカテゴリーを教えてくれたし、アウトドアでは何度も擦り傷から守ってくれた。手放せない一着になった。 http://www.panoramio.com/photo/16431427 現在のお気に入りは、 Hercules Jacket 。軽くて暖かい、それでいて撥水性と防風性も備えている。インナーとしてもアウターとしても使えるかなりの優れものだ。 これは去年登場したアイテムだが、今年のアークテリクスはソフトシェルを充実させ、今までにない"しなやかさ"や"素材感"をソフトシェルのカテゴリーに持ち込んだ。 http://www.panoramio.com/photo/16431430 安定した天候ならば、これ一着でOK、ゴアのジャケットを一枚バックパックに入れておけば万全だ。 写真はドーソンシティ郊外、King Solomon Dome(約1234m)の一枚。 E-3 + ED 7-14mm で撮影。

新着アークテリクスムービーVol.3 -革新と進化-

「ARC'TERYX GINZA」のオープンに合わせて作られた スペシャルムービーが一般公開されました。 第3話   『革新と進化』編  (4:38)

新着アークテリクスムービーVol.2 -バランスとこだわり-

「ARC'TERYX GINZA」のオープンに合わせて作られた スペシャルムービーが一般公開されました。 第2話  『バランスとこだわり』編  (5:26)

新着アークテリクスムービーVol.1 -素晴らしいデザインとは-

「ARC'TERYX GINZA」のオープンに合わせて作られた スペシャルムービーが一般公開されました。 第1話  『素晴らしいデザイン』編  (4:23)

心細いクルーズ -ホワイトフィッシュ湖で-

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http://www.panoramio.com/photo/16368408 ホワイトフィッシュ湖の話。 毎日カリブーを追い掛けて、小さなボートで湖上を彷徨う。見渡す限りの湖を小さなボートが進む。もちろん周囲には人っ子ひとりいない。もしエンジンが止まったらどうする? オールはあるものの、手漕ぎで帰るなんて考えられない。 それより、どこまで行っても景色は似たり寄ったり、うっかりすると迷子になってしまいそう。こんな場所で帰り道が分らなくなったら、想像するだけで鳥肌がたってきそうだ。 http://www.panoramio.com/photo/16368410 風を受けているので、体感温度はかなり低い。 それでも久しぶりに顔を出した太陽は、こんな風景を魅せてくれた。島影が陽炎でユラユラと不思議な風景を見せてくれた。

本当のツンドラの住人 -ノースウエスト準州の大地-

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http://www.panoramio.com/photo/16346355 昨日のブログでカリブーを「ツンドラの住人」としたが、よくよく考えてみると本当の住人は彼らなのかも知れないなぁ・・、カリブーは「ツンドラの旅人」だと。 彼らとは、アカリスや北極地リス、巣穴だけは発見できたがキツネ、それからウサギ、ネズミなどの小動物。動きが早い彼らは、なかなか目に留まらないが、確実にこの大地の中に生きている。 それから、個体数は少ないが熊もいる。訪れたホワイトフィッシュ湖の北端にベースキャンプがあるが、南にあるキヤンプに熊が進入し、保存してあった缶詰も食い荒らされた。その結果、修復を諦めキャンプを放棄してしまったそうだ。 写真は北極地リス(Ground Squarrel)、直立不動で遠くを見ているような仕草が個性的だ。 E510 + APO 50-500mm F4-6.3 EX DG HSM の組み合わせは、超望遠を最安で入手できる最高の組み合わせだ。 http://www.panoramio.com/photo/16346350 ホワイトフィッシュ湖湖畔を散策中に出会ったリス。かなり歩き回ったので、この時は CANON 30D がメイン。レンズは、シグマの 18-200mm F3.5-6.3 DC OS /HSM を使用していた。身軽になりたいときはこんなレンズは心強い。 そう言えば、こんなことがあった。ボートでカリブーを捜して移動していた。この日が風が強く、水飛沫が容赦なく体に降り掛かってくる。30Dが濡れないように、ゴアテックスジャケットの下に隠していた。 船が接岸して上陸することになった。ボートは激しく揺れているし、当然第一歩目は水の中だ。カメラザック、三脚、E-510と望遠レンズをケアしながら、陸地に飛び移った。この時、懐にしまっていた30Dのことはすっかり忘れていた。 視界の中を横切る黒い物体。とっさに手を出したが間に合わず、「ジャブン」と飛沫が上がり、足元に水没したカメラ。直ぐに引き揚げたが、一瞬だったにも関わらず内部にも水が進入している。メインバッテリーと内部バッテリーを外し丁寧に拭き取り、帰ってからストーブの上で3日間乾燥させた。 幸いにも30Dは復活して、事なきを得た。この出来事の丁度一年前、雨の中の取材からα-7Dの調子が悪くなったことと合わせて、

ツンドラの住人 -ノースウエスト準州の大地-

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http://www.panoramio.com/photo/16325791 イエローナイフから東に約380km、飛行機を乗り継いでフロートボートで降り立ったツンドラの大地。見渡す限り、殺風景な平原が続いている。北の大地の生き物の密度は、極めて低い。 この地を訪ねる前、こんな写真は簡単に撮影できると思っていた。それでも、大きく切り取りたいと思い、直前にシグマ50-500mmを購入して持参した。一応旧型のED 50-200mm F2.8-3.5も持参したが、殆ど出る幕はなかった。まだE-3登場前で、E-510が最新鋭のフォーサーズ機。オリンパスの夜明け前だ。 最初の2日間は周囲をどんなに捜しても、カリブーに会うことはできなかった。出会った生物は、ハヤブサと北極スズメ、地リス、野リスくらいだった。初めてカリブーを目撃したのは、移動中の小さなモーターボートの上だった。揺れる船上で、手持ちで撮影した。 キャンプからかなり離れて捜すうちに、何度か移動するカリブーに出会う事ができた。ところがどっこい、なかなかカリブーの近くには寄れない。人間の気配を察すると逃げないまでも、大きく迂回してしまう。大いに、シグマ50-500mmは力を発揮してくれた。 もし、このレンズがなければ、カリブーの写真もただの風景写真になっていたに違いない。頼りになるやつだ。 http://www.panoramio.com/photo/16325790 18日に紹介した写真の別カット。この広さ、もちろん僕の後ろにもこんな風景が広がっている。この大自然の中に、ひっそりと立っている十字架、何ともアンバランスな光景だった。この感覚は、なかなか写真では伝わらないと思うが・・・。 生物密度が極めて低い大地で、生きていくことの難しさ。狩猟シーズンだけこの地に滞在したとしても、その生活振りの過酷さは、僕の経験では想像することさえもできない。

サングラス買いました! -オルデニズでアディダスa136をゲット-

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http://www.panoramio.com/photo/16270182 パラグライダーでフライト中、サングラスは使用した方が良い。眩しい・・・というよりアイプロテクションとしての効果、ゴミが目に入ったり、転んだときに目へのダメージを防いでくれる。 が、個人的にサングラスは好きではない。何個も持っているが、掛け慣れないせいか頭が痛くなる。なにより、人に会うときは視線が相手に伝わらないし、撮影の時はカメラのファインダーが覗き難いというのが大きな理由だ。 空撮で自分を撮るときは、サングラスがあっいた方が絵になる。と言うより、カメラを片手で保持し続ければ腕の疲れは目に出るし、タイミングを外したら情けない表情になってしまう。時には視線を隠すことも重要だ。 http://www.panoramio.com/photo/16270172 毎年訪れているトルコのオルデニズ。そして、毎年、必ずサングラスを忘れてしまう。普段から使っていないので仕方がないが、自分の中では腕時計と同じくらいの頻度で忘れてしまう。 案の定、今年も忘れた。数日着用しないで撮影したが、お見せできない情けないカットを連発。仕方なくアディダスショップを発見し購入、着用して飛んだのがこの2枚。 アディダスのサングラス部門「アディダス・アイウェア」の " a136 エレベーション クライマクール " で、サングラスとしてもゴーグルとしても使用できる。ベンチレーション効果も高く、運動中に体温が上昇してもレンズが曇らない。目全体を広くカバーし、視界の妨げにならない。アクティブなスポーツ時にはもってこいの仕様だ。 基本的にはサングラスは、日本で購入するべきだと考えている。その理由は鼻の低い日本人には、欧米仕様のノーズパッドでは高さが足りない。ほっぺたでサングラスを支えるような具合になってしまう。幸い、このモデルに関しては日本仕様はないようで、一安心。 専用ケース、スペアレンズが付属、カラーは7色展開だが本国では8色展開。僕がたまたま購入したブラウンは日本未発売のカラーだった。 因みに約28000円で購入、日本で購入する方が9千円も安かった!(ガッカリ)

ラーメンの旅が終わった日 -ラーメン専門店 小春-

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http://www.panoramio.com/photo/16262463 僕が二十歳代の頃。 今ほどラーメンは文化になっていなかったが、こだわりのラーメン屋はたくさんあった。当時は仕事が新杉田(神奈川県横浜市)だったので、吉村屋とか間門町の鬼っ子ラーメンには良く出かけた。その後、協力隊で暫く日本を離れたが、帰国後も足立区(東京都)からラーメンを食べによく高速道路を走ったものだ。 夜な夜な車を走らせて、新しいラーメン屋を見つけると必ず立ち寄った。仕事で地方取材に出かけると、必ずラーメン屋に立ち寄った。北海道から九州まで、ロスでもラスベガスでも、僕のラーメンの旅は続いた。 今から17年前の2月だったと思う。東武伊勢崎線五反野駅の近くに新しいラーメン屋が開業した。いつものように立ち寄ったが、残念ながら第一印象は、イマイチピンと来なかった。 暫く・・・多分半年は過ぎていたと思うが、ふと立ち寄ってみた。主人は味は変わっていないと言うが、強烈なインパクトを与えてくれた。今でこそ○○家系とか体系付けられているが、それまで食べたどのラーメンにも属さない味。なぜか忘れられない不思議な味だ。 仲間内では「薬が入っている」と例えられる程癖になる味。余韻が薄れてくると、無性に食べたくなるのだ。 こうして、僕のラーメンの旅は終わり、ラーメン=小春になった。 当時、メニューはラーメン(500円)、たまご(600円)、チャーシュー(700円)、スペシャル(800円)の4種類しかなかった。その後、客の強い要望で味噌、冷やし、皿ラーメンなどの新メニューが加わり、改装を機に格安のサイドメニューが増えた。 サイドメニューの安さと美味しさから、最近は居酒屋さん状態になっている。 http://www.panoramio.com/photo/16262458 あの個性的な味は、以前ほどではない(主人も僕も年をとった。。。)が依然絶品であることは変わらない。何より麺が美味しいと感じるラーメンはそれ程ないと思う。食べる度に、心の底から「お・い・し・い~!」と思える、この幸せよ! ★ラーメン専門店 小春足立区中央本町2-16-15 Tel:03-3848-4088 営業時間:17:00~翌5:00 定休日:月曜

カリブーの群れ迫る -ユーコン/NWT州境の風景-

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http://www.panoramio.com/photo/16220827 ツンドラの大地にポッカリと浮かんだ雲。天気も良いし、空気も澄んでいる。こんな日は軽装でこの中に飛び出していきたい。 こんな雲ができる日は、良好な上昇風が発生している。太陽熱で暖められた熱の塊は、何かの切っ掛け(風や地形、斜面の状況など)で地面から剥がれて上昇する。その結果、こんな雲が発生する。パラグライダーでは、こんな雲を求めて飛び回るのだ。 目には見えないが、大自然の中でこんな熱循環が起こっている。片や大地では・・・カリブーの群れが自分の方向に向かってジワジワと接近している。 http://www.panoramio.com/photo/16220823 はじめは三脚を立て屋外で待っていたが、余りにも待つ時間が長すぎる。結局、車の中で座って待つ方が楽だということに行き着いた。写真のように、窓を全開にして枕をクッション代わりにレンズを置く。 夜はオーロラ撮影で睡眠時間が短いので、時々うとうととしている。最高に幸せな午睡だ。 何より、グリズリーを警戒して周囲に気を捕らわれる煩わしさもない。 http://www.panoramio.com/photo/16220820 ED 300mm F2.8 に EC-20 を装着、35mm換算で1200mm。覗くとこんな風景が広がっている。 大きなカリブーの群れが迫っている。と言っても、遙か遠く、その上餌を食べながらなので群れは一向に進まない。この後、どんどん群れが合流して数百匹(3~400)の集団になった。 この集団は南に向かっている。どこかで必ずこのデンプスターハイウエイを横断しなくてはならない。その瞬間を待っているのだが、結果は・・・前にも書いたとおり、日暮れで翌日に持ち越され、早朝に戻ったが発見できなかった。

極北のダスティドライブ -ノースウエスト準州-

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http://www.panoramio.com/photo/16188857 デンプスターハイウエイ。ユーコン準州とノースウエスト準州の州境付近でカリブーを観察していると、道行く車がいろいろと声を掛けてくれる。その中に地元グーチン族の男性がいた。こんな何もない場所でやることは、たかが知れている。 いろいろ話すうちに、彼らの住まいに遊びに行くことになった。州境を越えると風景は一変する。埃っぽいことだけは変わらない。前方を行く車が巻き上げた砂塵が、不思議な風景を魅せてくれる。 前方の山脈を越え、谷を越え尾根を走って44km、目的地のミッドウエイ湖に到着した。 http://www.panoramio.com/photo/16188189 ミッドウエイ湖畔にはグーチンインディアンの集落が広がる。毎年7月の最終週にはこの場所で「 Midway lake Music Festival 」が開催されている。 彼らの家に通され夕食まで頂いてしまった。写真は魚を薫製にしているところ。焼いて塩を振り掛けたシンプルな料理だったが、美味しかった。 夕方で気温はかなり下がっていたが、どこでも子どもは元気だ。子犬を追いかけ走り回る姿は、残念ながらボケボケで使い物にならなかった。 (3枚とも E-3 + ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD を使用して撮影)

大空ひとりぼっち -E-420で地中海を飛んで撮る-

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http://www.panoramio.com/photo/16161645 毎度登場しているトルコでのパラグライダー、約1000mの地中海の景色。この先、約80kmにギリシア領のロードス島がある。周囲を飛ぶパラグライダーは左下の方に一機だけ。まさに独り占めの状態だ。 軽量の E-420 は打って付け。空中で激しく揺れている時は、操縦に集中する必要があるので撮影どこではない。世間では「手ぶれ補正」が必要条件になりつつあるようだが、9-18mmを使う場合、その限りではない。ないより有った方が良いが、このサイズのメリットは棄てられない。それが E-520 でない理由だ。 http://www.panoramio.com/photo/16161641 ババダー山頂のテイクオフ。標高は約1950m、とっくに森林限界を超えている(と言うより・・・植物が育ち難い環境だ)ので、地面剥き出しの斜面が広がる。左側と右側に離陸できるが、左手はかなり急な斜面。失敗すれば、かなり危険だが、過去一度も事故を目撃していない。 この写真はまだ空いている方で、イベントが始まると次から次へとパイロットを満載にした車両が上がってきて大混雑になる。話す言語はバラバラだが、何となくルールができている。それでもお人好しな日本人は、主張しないとなかなか離陸できない。 http://www.panoramio.com/photo/16161640 未経験の人にとって、この斜面の角度は恐怖だと思う。しかし、適度な角度がある方が、離陸しやすい。太陽の日射があれば、適度な風が斜面を駆け上がってくる。こんな条件ならば、後ろ向きにパラグライダーを立ち上げて、確実に完成したことを目視して振り返り飛び出す。(クロスハンドライズアップと言う) 遠くにフェティアの街が見える。この高さ、パイロットにとって慣れてくれば、余り高度は関係ない。それよりも風向きと強さが重要だ。 因みに、高層ビルの窓際は大嫌い、横浜ベイブリッジもこわごわ通過する。僕は高いところは余り好きではない。 この3枚とも、 E-420 + ED 9-18mm F4.0-5.6 で撮影。いずれも焦点距離は広角側の9mm、空の広がり感がよく表現できる。この組み合わせには、大満足だ!

アクロ!アクロ!アクロ! -大空のエンターテインメント-

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http://www.panoramio.com/photo/16134656 昨日に続いて空の話題。 パラグライダーにとって人間は操縦する重りである。体重に適した翼面積のパラグライダーを使うので、体重100kgの大男でも大空を自由に飛ぶことができる。逆に重りが軽いことの方が、不都合が多い。例えば、小さい翼と大きい翼を比較すると、小さな翼の方が過敏に動くからだ。 これを利用して、翼面積の小さなパラグライダーを使えば(翼面加重が大きくなる)、驚くほど敏捷な動きが可能になる。急激な旋回だけででなく、縦に旋回することもできてしまう!!! もちろんリスクも大きく、特別な技術が必要だ。 パラグライダーから伸びるラインが緩んでしまうと、潰れてしまう。パイロットは常にテンションを維持しながら操縦している。 ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD を使用。写真はトルコのオルデニズ(オリュデニズ)でのひとこま。 http://www.panoramio.com/photo/16134653 夏に行われた「レッドブル・フライトパフォーマンス」のひとこま。横浜港を自由自在に飛び回る エアロック の サニー横山 。各地で開催されている航空際や基地際でパフォーマンスを披露している。ホームページで、彼のパフォーマンスをチェックできる。近所にお住まいの方は、必見! 11月23日(日)  築城基地航空祭 (福岡県/航空自衛隊 築城基地) 11月30日(日)  岐阜基地航空祭 (岐阜県/航空自衛隊 岐阜基地) http://www.panoramio.com/photo/16134644 「コウノトリ丹波空港フェスティバル」でエクストラ300Sを操る Team deepblues の室屋義則。エクストラ300Sは軽量ボディに300馬力のエンジンを搭載した曲技飛行の専用機。 大空を切り裂くようなフライトは、スモークを出すことで軌跡が分かり易い。複雑な動きをしているのがよく分かる。 来年から参戦が決まった 「レッドブルエアーレース」 での活躍が楽しみだ。 2枚目、3枚目は E-3 + ED 300mm F2.8 で撮影

凄いゾ!室屋義秀選手 -2009年よりレッドブル・エアレースに参戦決定!-

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http://www.panoramio.com/photo/16106950 この夏、横浜、但馬空港と追っかけた(?)室屋義秀選手( Team deepblues )が、2009年シーズンから空のF1と言われる 「レッドブルエアーレース」 に参戦することが決まった。 『おめでとうございます!』 このレース。チョット凄い。最高速度370km、最大重力12G、超低空飛行で空気で膨らませた高さ20mのパイロンを規定のルーチンでフライト、タイムを競うという過酷なレース。 日本人としては初めて、もちろんアジアからも初のエントリーだ。 http://www.panoramio.com/photo/16106960 目の前を低空で背面飛行でパスする、室屋選手操るエクストラ300S。 このレースが凄いのは、パイロットのパフォーマンスだけではない。選手のパフォーマンスを映し出す映像が凄いのだ。最新の撮影機材を搭載したヘリコプターがレース中も追従、超リアルな映像を記録する。 今年からはフジテレビが放映権を獲得しているので地上波で見ることができる。次の放映は 11月23日深夜1時(『世界最速!空中バトル レッドブル・エアレース2008』) 、要チェックだ。 http://www.panoramio.com/photo/16106955 2008年は、第1戦アブダビ、第2戦サンディエゴ、第3戦デトロイト、第4戦ストックホルム、第5戦ロッテルダム、第6戦ロンドン、第7戦ブダペスト、第8戦ポルト、第9戦バレンシア、第10戦パースの10レース。 日本での開催は難しいのかも知れないが、横浜港で開催されたら面白いと思う。まぁ、その為にも日本のマーケットが レッドブル にとっても良いマーケットである必要がある。 1枚目は ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD 、2枚目、3枚目は ED 300mm F2.8 を使用。( Olympus E-3 )

ツンドラの大平原で・・・ -ノースウエスト準州-

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http://www.panoramio.com/photo/12984427 昨年訪れた、ノースウエスト準州シーロン川上流のホワイトフィッシュ湖畔。キャンプを離れる日、ガイドのテリーが案内してくれた場所がここ。 見渡す限りのツンドラの平原に、朽ちかけた墓。それ程遠くない昔(確か70年代と言っていたかな?)、この一帯にはインディアンの小さな集落があった。この墓はそのリーダーのもので、優秀な人物だったそうだ。何かを供えたのだろう・・・今ではホーローの皿に水が溜まっている。直ぐ隣には、配偶者の小さな十字架が寄り添うように。 テリーは一通り説明してくれたが、断片的にしか理解できなかった。写真の下の数字をクリックして、撮影場所を確認して欲しい。一番近いLutsel K'eまでは直線でも180km、こんな厳しい環境でどうやって生きていたのか? http://www.panoramio.com/photo/12985445 数時間後、一日遅れで迎えの飛行機が着水した。無事に帰れる安心感と、この場所を離れがたい気持ち。あの時「再び来ることはないなぁ」と考えていたが、妙に懐かしく感じるこの頃だ。 結果的には、予定したルートとは別のルートを遠回りすることになったが、帰りの飛行機から見たツンドラの大地は本当に美しかった。 http://www.panoramio.com/photo/12985451 低木や地衣類、苔、岩、水が微妙で繊細な彩りを造り上げる。地上を移動していたら決して分らなかった景色だ。 今度、もし同じような機会が訪れたら、乗り込む前に窓を綺麗に拭いてから乗り込もう。できることなら、フロートの上に専用座席を取り付けて、そこで景色を満喫したい!

旅するエレメント -絶版! HONDA ELEMENT-

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http://www.panoramio.com/photo/16044896 今日はマイカーの話。表題にもなっている ホンダ エレメント だ。2003年に北米で発売開始、翌年から日本でも販売開始、2~3000台(2700台ほどと思われる)が輸入された。 コンセプトは「エンドレスサマー」、9月から新学期が始まるアメリカでは、大学を卒業して就職するまでの夏を思いきり遊ぶ。アメリカの青年にとって、人生の中で最も自由な季節なのだ。そこに「自由」とか「開放」とか、そんな思いが込められている。 日本発売から1年後にスバル フォレスターから買い換えた。余りの人気のなさに、驚くほどの値引き条件が提示されたからだ。 後部座席は珍しい跳ね上げ式なので、車中泊にも持ってこい。エレメントでいろいろな場所に出かけた。写真は神鍋高原の夜。ヘッドライトを使って「ELEMENT」の文字を写し込んだ。真夜中だと言うのに、通りかかった車のヘッドライトが良い感じだ。(Nが逆なのはご愛敬と言うことで・・・) http://www.panoramio.com/photo/16044899 千葉県印旛郡栄町の利根川水河川敷で。上空を大利根飛行場にアプローチするグライダーが通過していく。 エレメントのサイドドアは、珍しい観音開き。日本の狭い駐車場では、後部座席の人が降り難いと評判が悪かった。が、開発チームは「サイドカーゴドア」と表現している位だから、元々のコンセプトが全く違う。それを日本人は理解しなかった訳だ。 もし、リアドアがスライド式だったら、普通の車になっていたに違いない。 http://www.panoramio.com/photo/16044902 最近のホンダ車は、低床を売り物にしている。しかしアウトドアで使用することが多い僕には、余り歓迎できないのが本音。それから、外観の特徴は塗装されていないプラスチックパーツ。細かなキズを気にしないで、道具として使う向きには最高の仕様だ。 しかし、過去にもこの種の車は存在した。そして、ことごとく失敗している。案の定、エレメントも日本での販売は大失敗、本家アメリカでも2006年から塗装バージョンがラインナップに加わた。 写真は平尾台のカルスト台地の一枚。草原にぽつぽつ点在する石灰岩は、遠くから見るとがヒツジの群れのようにも見える。不思議な風景だ。

「そこでしか撮れない写真」の意味

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http://www.panoramio.com/photo/16044769 今年のユーコン行。行きたい場所、やりたいことが多く、僅か12日間では全く不足。その中で一番大きな心残りが、トゥームストーンでのハイキング。この谷の一番奥に見える尖った山がMt.Monolith(2135m)で、撮影場所から直線で約16km。 別にこの山に登りたい訳じゃない。 この谷に沿ってTombstone Passを進み、Grizzly Passという低い峠を越えるとGrizzly湖という小さな湖がある。ここまで来るとモノリスは目と鼻の先。湖畔でキャンプして数日を過ごし、Grizzli Passを歩いて戻る。約45kmの行程になる。 水場も豊富なので、多くの野生動物が生息している。もちろんグリズリーもいるが・・・。 http://www.panoramio.com/photo/16019904 トゥームストーンのビューポイントを過ぎ、振り返ると、夕日に染まるMt.Monolithが見えた。後ろ髪を引かれながら、北を目指した。 今回はカリブーを優先してしまったが、次の機会には是非、この谷に分け入りたいと考えている。 http://www.panoramio.com/photo/16019896 Mt.Monolithのアップ( ED300mm/F2.8 を使用)。この険しさは周囲の山々の中でも際立っている。 モノリスと言えば「2001年宇宙の旅」(原題:2001: A Space Odyssey)に登場する謎の石柱物体で、物語の中で大きな存在になる。 Monolithの意味は、「石柱、一枚岩」などの意味があり、この山容と名前に強く惹き付けられる。もっと近くでみたら果たしてどんな風景か。夜、この岩山にオーロラが掛かる。小さな湖の湖面には、その姿が映り込んでいる。そんな想像を巡らせる。1:250000の詳細地図も手に入れ、詳細ルートもチェック済み、後は実行あるのみだ。 「そこでしか撮れない写真」 gaiko world のサブタイトルにこの言葉を選んだ。少々気恥ずかしいし、そもそも写真はそこでしか撮れないのだから、「今更何を言っているんだ!」と笑われてしまいそうだ。 このタイトルには、自の力でアプローチして、最高のタイミングをじっと待つ。通り過ぎるよう

南の島の色 -タヒチのひとこま-

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http://www.panoramio.com/photo/15986300 今日は南の島、タヒチの色。 超高級リゾートとして世界中のツーリストの憧れの島、それがタヒチだ。ミュ-ジカル映画「南太平洋」(1958年)が撮影された場所でもあり、この映画により「高級リゾート」のイメージは不動のものになった。 また印象派画家のポール・ゴーギャンは、晩年をタヒチで送り、人々の暮らしを精力的に描き続けたことでも知られている。 南太平洋の島、その色は鮮やかだ。島を歩けば色とりどりの花が咲き乱れ、鮮やかな緑が島中を覆っている。写真は、植え込みの蘇鉄(ソテツ)を真上から激写。当時はライブビューなど無かったので、何枚も写した中の一枚。 http://www.panoramio.com/photo/15986297 タヒチは火山島なので、露出した岩山がたくましい島だ。タヒチの持つイメージと、ゴツゴツした岩山の対比は、まさしくタヒチの花「ティアレ」そのものだ。 モーレア島をドライブ中、クルマを止めて撮影した中の一枚。結構気に入っている。 http://www.panoramio.com/photo/15986292 タヒチの正式な国名は「フランス領ポリネシア」、現在もフランスが統治している。だから言語はフランス語、だからフランスパンが美味しい。マーケットにはフランスパンが山積み、ファーストフードもサンドイッチがメジャーだ。 食材を買い出しに行ったカルフールで、そう言えばカルフールもフランスのスーパーだ。 1枚目の蘇鉄の写真。この写真があったので、自然に構図が思い浮かんだ。2枚で一組なのだ。

飛行機の窓からの眺め -クイーンズタウンへ-

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http://www.panoramio.com/photo/15949214 今日は飛行機に乗っている立場で。 長時間のフライトでは通路側を指定することが多い。窓の外の景色も楽しみだが、席を自由に立ち上がれる開放感を優先するからだ。が、今回のニュージーランドでは、敢えて窓側を指定した。理由は日中のフライトであること、そして、初めてのニュージーランドの景色を上空から眺めてみたいからだ。 成田を18:15発NZ5001で一路クライストチャーチへ。南太平洋上空で日が明けた。残念ながら西向きだったので、朝日のグラデーションは拝めなかったが。 http://www.panoramio.com/photo/15949212 クライストチャーチでトランジットしてクイーンズタウンへ。直ぐに平野部から山間部へ突入。 有名なMt.Huttスキー場の南西100km付近だと思う。これからパラグライダーと言うのに、この雪景色は思い切り憂鬱にさせてくれる。 http://www.panoramio.com/photo/15949208 山脈を越えると、複雑で美しい湖が現れた。グーグルアースでチェックすると、Aviemore湖だと思われる。低地は雪がないので、一安心。 後から聞いたことだが、この2日前に大雪が降って、山頂付近は一面雪景色に、終了していたスキー場も再開したとか。 この瞬間にも、自分が飛行機雲になっているのだろうか? 話は変わるが、以前ユーノスロードスターに乗っていたことがある。 でも、どんなに格好良いスタイルでも、自分が運転していたら分らない。時々ショーウインドウに映る自分の車にうっとりしたものだ。 オープンにして走ると、どんなに見慣れた風景も全く違った風景になる。春、深夜オープンにして桜並木を走るのが好きだった。 自分がどう映っているかより、自分が何を見ているかのほうが大切だと思う。

ひこうき雲と言えば・・・ -ユーミンでしょう!-

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http://www.panoramio.com/photo/15925571 gaiko world  を公開して、いろいろな方から連絡を頂きました。改めて何げにチェックして頂いていることを実感しました。有り難うございます。 ところで、<gaiko>は<kogai>を逆さにしただけ、ブリジストンが石橋さんの創業みたいな発想です。その切っ掛けは、スリランカで協力隊に行った時。<kogai>と自己紹介すると、外人には結構発音し難いようで「コゲイ」と呼ばれてました。人によっては公害(kogai)と同じ・・・なんんて言われたり。 そこで、ひっくり返し<gaiko>とし、独立と同時に<gaiko.com>のドメインを取得。ところが、アメリカの保険会社で<geico>という会社があるのですが、しばしば問い合わせのメールが来るようになりました。メールアドレスを公開していないにも関わらず頻繁にメールが来る。当然、一番最初に使用した gaiko@gaiko.com のアドレスは、スパムだらけです。 今回  gaiko world というネーミングにしようと< gaiko >をグーグルで検索したら、<外交>が同じ<gaiko>なことも判明。アップした後は、外務省( 京都議定書の骨子 )の次に表示されるというおまけ付きです。 前置きが長くなりましたが、今日は【ひこうき雲】がお題。僕らの世代でひこうき雲といえば、間違いなくユーミンが登場します。子供心に、彼女の歌声は響いたし(詩の内容は子どもには理解できませんでしたが・・・)、飛行機雲を認知する切っ掛けになりました。 表題の写真、ユーミンなくして、存在しなかった一枚です。 http://www.panoramio.com/photo/15927742 朝霧高原で撮った一枚。富士山上空を通過する航空機(ボーイング777かな?)です。富士山はパイロットにとってもいいターゲットです。それは乗客も同じ、上空から富士山を見ると「帰ってきた」と実感するし、どうせなら窓際に座って富士山を見たくなる。富士山はそんな存在です。 この飛行機の中でも、きっとそんな気持ちで富士山を眺めている人がいることでしょう。 でも、自分がひこうき雲になっているとは知らないでしょうネ! http://www.panoramio.com/photo/15925493 昨日

◆公開◆ gaiko world -そこでしか撮れない写真-

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ここ暫く悪戦苦闘していた写真中心のホームページ 「gaiko world -そこでしか撮れない写真-」 が完成、公開しました。gaikoは、kogaiを逆にした単純な発想です。漢字で「外交」ではありません。(笑) 今まで撮り貯め、ただ貯まって行くだけの写真でしたが、今一度息吹を吹き込みました。アルバムは <Landscape> <Animals> <Northern lights> <Sky view> <Earth color> <Nature> < Travel> <Outdoorsports> <Ice> の9つのキーワードにまとめ、gaikoの世界 【gaiko world】をお見せできたら幸いです。 1.Landscape・・・地球を感じる形 2.Animals・・・地球に生きる動物たち 3.Northern lights・・・極北のオーロラに魅せられて 4.Sky view・・・パラグライダーや飛行機から見た地球の景色 5.Earth color・・・想像を超える地球の色 6.Nature・・・自然が魅せてくれる様々な表情 7. Travel・・・地球を旅する 8.Outdoorsports・・・スポーツで地球を遊ぶ 9.Ice・・・時間が作り上げた氷河の景色 将来的な展開も考えて、発展性のあるデザインを心掛けながら、今までの古くさいホームページ技術から脱却すべくいちからの出直しでした。今後は少しずつ内容を充実させていこうと思います。 宜しければ、是非一度、覗いて見て下さい。お気に入りに登録して頂ければ幸いです! 今までパソコンの中で眠っていた写真も、喜んでくれているでしょうか?