昨日に続きカリブーネタで・・・撮影の難しさ


遙か遠くからやってくる(であろう)カリブーを、じっと息を殺して待つ。ごま粒のような集団が、ジワジワと自分に近付いてくる。なかなか表現できない緊張感です。

こんな時こそ、オリンパスの独壇場。コンパクトな装備で、遠方の動きがキャッチできる。この時は、E-510とシグマ50-500mmの組み合わせ。三脚が貧弱なこともあって、なかなかキリリとした写真は撮れなかったのが、残念。

でも、今思えば。

最初はカリブーのアップを狙っていたが、なかなかこの場の空気感が伝わらない。かといって、見渡す限りのツンドラの台地では、この景色も間延びしてしまう。なかなか難しい被写体だったことを、帰国してから思い知った。

もっと変化が欲しい。深みにはまるとはこんな感じなのだろう。

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