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う~ん、ほれぼれ -その真意は?-

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http://www.panoramio.com/photo/14012724 今回、ホワイトホースに到着したのは午後6:55。レンタカーをピックアップして、一路アラスカ州ヘインズへ。国境の手前で仮眠し、夜明けと共に国境を越える。暫く走ると、chilkat川沿いに出る。 すると頭上を飛ぶ子どものイーグルを発見。道路脇の崖の上に止まった。周囲を見渡すと、木の上や河川敷にいるわいるわ。 先にも書いたが、今回はハクトウワシの撮影も大きなイベントだ。 今回のトピックスがいきなりやって来た! ご自慢のE-3を取り出し、ED300mm/F2.8とEC-20を装着。これで1200mmの超望遠撮影が可能だ。それをトリミングしたのが今回の写真。 http://www.panoramio.com/photo/14012726 飛び立つ瞬間を収めたくて粘ったが、これが意外と難しい。止まっている枝の太さで、テイクオフ後の軌道が変わってくる。細いと滑空するまで落ちながら速度を付ける。枝だが太ければ、そのまま上昇していく。そしていつ飛び出すのかが分らない。 彼らは、定期的に仲間とコミュニケーションを取り合っている。その様子が上の写真。結構この後に飛び立つ傾向があるように感じたのは、ひとつの収穫だ。 結局、この場所を離れるまで2時間を要した。威風堂々、まさにこの言葉がピッタリする佇まい。改めてハクトウワシに惚れ直した。 そして、ハクトウワシ以上にED300mm/F2.8の描写力にほれぼれ・・・う~ん、たまらん! http://www.panoramio.com/photo/14013103 この写真のハクトウワシが止まっている木だけど、どこに止っているか分りますか?

ようこそベアー・カントリーへ!-地主 グリズリー-

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http://www.panoramio.com/photo/13998428 今回の滞在は11日の予定。この期間、全てキャンプするつもりで準備をしていた。だから、携行した荷物の総重量は約60kg。好きなだけ車で走り回って、疲れたらテントを張って思い切り足を伸ばして眠る・・・そんな希望は初日から途絶えた。 ヘインズでの夜、川で遡上する鮭を食べるグリズリーベアーを撮影した後。オーロラを撮影すべく、直ぐ近くに舞い戻った。 夢中で準備をする最中、林の中で物音に気が付いた。ヘッドライトを向けると、2対の光が3つ、僕を見ている。「ウォー」という低い声も聞こて来た。 「熊か!」 何がなんだか分らなかったが、とにかく車の中に逃げ帰って、一目散にその場を離れた。 冷静になって思い返すと、あれは熊ではなかったかも・・・。多分オオカミとか、せめて車の中から冷静に確認すべきだったと反省する。でも、ビビッタ僕は、車の中で寝ることを選んだ。 http://www.panoramio.com/photo/13998419 ヘインズを離れて、一路、北へ。デンプスターハイウエイにはいると、道路はダートになる。州境付近の道路脇には、タイヤの跡のすぐ横には・・・熊の足跡が随所に。そう言えば途中、道路脇に熊の糞が大量に落ちていたっけ。極めつけは、夜の間にグリズリーに襲われたカリブーの死骸が、草原に転がっていた。その周辺にカラスが群がっている。 ここは『ベアー・カントリー』、熊の世界なのだ。 ところで、旅の後半の目的はカリブーの大移動を目撃し、あわよくばカメラに収めたいと思っていた。道端に止まって遠くの大地を双眼鏡で覗く。都合3日間を、この為だけに費やした。 2日目からは、往来する地元の車が止まって「前方ばかりに気を取られていないで、背後にも注意しよろ! ここいらは移動するカリブーを狙ってグリズリーベアーが集まってくるからな。」と注意してくれた。 「エッ」と僕。 「ここいらは大変危険な場所だぞ。」と彼ら。 それ以降、ビビッた僕は大きく車から離れることはなくなった。もちろんテントを張って、大自然の中で一人で眠ろうとは一切思わなくなっていた。

帰ってきました! -収穫多しユーコンの旅-

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http://www.panoramio.com/photo/13965855 9日の夕方、無事帰国しました。 今回の走行距離4,000kmオーバー、隣町まで1~200kmという環境ではアッと言う間に、こんな距離を走ってしまいます。撮影した写真も3500枚以上、とってもいいトレーニングでした。 今年の夏は涼しかった影響で、紅葉は例年より1週間ほど早かったようで、残念ながら真っ赤な大地には会えませんでした。 それでも、それなりに満喫、この写真は度々登場するトゥームストーン準州立公園で撮影。道路脇の山を見上げて、気軽に登り始めたのですが・・・全体のスケールが大きいので見誤っていました。登り始めて失敗に気が付くも、ピークからの景色を眺めたい衝動だけが頼りでした。 結局、頂上の標高は1,946m、両腿がパンパンになりました。悪戦苦闘の末に出会えたこの一枚です。 今日は眠いので、更新はここまで。明日からまた、このページでお会いしましょう!

行ってきます! -どんな出会いが待っているのか-

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http://www.panoramio.com/photo/13597560 このブログをアップしたらユーコンに向けて出発です。帰国は9日なので、それまで更新はお休みさせて頂きます。電気がない、携帯電話の電波も届かない生活です。 心配は天気、長期予報はかなり悲観的、それでもそんな時だから見ることができる風景を楽しめれば良いかな。思考は、ポジティブに前向きに! 帰国したら防塵防滴のE-3、こいつでしか撮れない世界をご披露できれば・・・と思ってます! http://www.panoramio.com/photo/13597562 これは昨年のホワイトフィッシュ湖畔でのひとこま。オーナーのトムが、オーロラを待つ間にと風よけと火を起こしてくれた。火を見つめながらワンちゃんと戯れると、東の空から幾筋かの光が伸びてきた。この後、キヤンプファイヤーから離れて、ひとりでツンドラの森に入った。頭上を覆うようにオーロラが現れ、激しく暴れ出す。地球が提供してくれる大スペクタルショー、それを独り占めしている喜び。 ユーコンで見ると北の方角に現れることになるが、ここは蛇行しているオーロラベルトの西側になるからだ。オーロラにも天気予報のようなものがある。太陽風の発生状況で、オーロラ発生の程度を知らせてくれる訳。今回の滞在期間中、9月6日の[アクティブ]を頂点に、前後1日しか良い予報がでていない。それでも曇っていたり、雨が降っていれば終わり、天気を見ながら最適な場所に移動(と言っても300kmくらい離れないとネ)だ・・・。 The Geophysical Institute Auroral Forecast  オーロラ予報、ぜひご覧下さい。 http://www.panoramio.com/photo/13597563 本を読むことで、夢が広がり、遠くに思いを馳せる。そんな本が少なくなった・・・と思うのは僕だけ? ボチボチ出発の時刻、行って参ります!

只今準備中!-まずヘインズで熊さんにご対面・・・の予定-

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http://www.panoramio.com/photo/13566382 いよいよ明日の夜、出発です。基本的には、キヤンプ(限りなく野宿に近い)と車中泊の予定。撮影機材、テント、寝袋などのミニマムのキヤンプ用品、トレッキングの装備、パラグライダー、そして今年は既に10℃以下の日が続いているので防寒着も・・・パッキングすると、スゴイ量になります。パッキングしては解いて、必要度の低い物を省いていく。この繰り返しです。 バンクーバー到着は昼の12時、乗り継ぎ時間が4時間ほどあるので、この間を利用して市内にアウトドア用品の買い出しに出る予定。それで準備が完結です。 http://www.panoramio.com/photo/13566200 まず最初の目的地はヘインズ。夜通し走れば、翌日にはハクトウワシや熊さんに会えるでしょう。E-3がどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、それから300mm/F2.8はエアロバテックで激しく動く飛行機撮影で練習を積んだので、どれくらいハクトウワシの動きに食らい付けるか・・・ワクワクしてます。 http://www.panoramio.com/photo/13566198 前回の経験で熊の動きも予想ができるようになったので、今回は違うシーンを狙えたらともくろんでいる。 http://www.panoramio.com/photo/13566197 日が暮れ、熊さんたちも家路に。前回は薄暮の中でかなり苦戦した。こんなロケーションでもE-3ならどうだろう。これまた、楽しみ!!!

空を飛んだ蜥蜴、東京襲来!-ARC'TERYX TOKYO GINZA オープン-

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http://www.panoramio.com/photo/13512088 数少ないカナダブランド、中でもアウトドア関連ともなれば数えるほど。自転車ならば ロッキーマウンテン 、極北の必需品 カナダグース 、そしてアウトドア界に常に新風を吹き込む アークテリクス だ。 2004年の春だったと思う。行きつけのスポーツショップで見かた黒いジャケットを手に入れた。それがアークテリクスとの出会いだ。始祖鳥(学術名:アーキオプテルクス)のマーク、体に馴染む裁断、特にしっかりした素材には何度も転倒から体を守ってくれた。旅や仕事には欠かせないアイテムになった。いつかmonoシリーズで取り上げようと思っていたが、別の機会に。 今年、アークテリクスは創業以来作り続けてきたハーネスシリーズをフルチェンジ、得意のラミネート技術をさらに進化させ、ウエビングとパッドを一体形成した。この技術【WST】(Warp Strengt Technorogy)は、ウエビングの縦糸だけを幅広に配置して直接フォーム材でラミネートする製法。軽量でコンパクトなスゴイハーネスができあがった。 アークテリクスの魅力は、この革新的な製品開発にある。体に馴染む立体裁断、ファスナーの弱点を克服した止水ファスナー、ラミネートによるシームレス製法、ゴアテックスを進化させる探求心、そして良い物を創る妥協を許さない姿勢。その分、お値段もビックリなのだが。 http://www.panoramio.com/photo/13512083 そんなアークテリクスの直営店が8月30日、東京銀座にオープンする。26日はオープニングレセプションが行われた。社長の Tyler Jordan氏やデザイナーたちがカナダ本国から駆け付けた。 場所は東銀座の昭和通り沿い、松屋通りとの交差点、都営浅草線東銀座駅A7出口にある。 ARC'TERYX TOKYO GINZA 中央区銀座3-11-14

やっぱ来た!-予想通りに OLYMPUS μ 1050SW 登場-

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予想通りの展開。 μ (ミュー:北米ではStylus) 1050SW が米国で発表された。国内発表は今日(26日)、或いは数日中に行われるのだろうか? その兆候はあった。10日ほど前(確かな日付は定かではないが)からオリンパスのホームページ上で、μ850SWが「今まで発売した製品」に移動していた。自分の中では先週19日にμ1060/FE-370/FE-360の発表に合わせて、850SWの後継機も発表されるとばかり思っていた。 新型モデルが1050SWとなることも予想していた。答えは簡単、もともとオリンパスは画素数を基準に、順番にモデルを付けているようで、ひと桁目が○○5となった時はマイナーチェンジであることが多い。 今回の場合は1010万画素になることは想定内だったので10●0SWになることは明白。既存の1030と新型の1060の間には1040と1050しかない。1040とした場合、1030と余りに番号が近過ぎるので、1050と予想した訳だ。 しかし想定外のことも。先般発表されたμ1060は北米では未発表、代わり(?)にSW以外のμシリーズではなかった"折り曲げ式光学レンズユニット"を採用した μ1040 を発表した。コンセプトは「ポケットに入るスリムでスタイリッシュなデザイン、操作はシンプルでやさしいコンデジ」と言ったところか。 μ730 のような存在になるのだろう。 元々、フイルム時代のμシリーズのコンセプトは「小型で軽量、ケースレス、そして魅力あるスタイリングデザイン」で、コンデジになっても基本デザインは踏襲してきた。ここに来て、CAMEDIA AZ-1から始まったカード型ボディの再登板、これもコンデジ時代の新しいμシリーズの形なのかも知れない。 (今回は別にもうひとつ、SP-560UZと570UZの中間モデルとなる565UZも発表している) 話は戻り、気になる1050SWのスペック。画素数は1010万画素、液晶は2.7型に、それ以外はレンズも含め基本的に850SWと同等。 注目の新機能は"tap control"、カメラの上面、背面、側面を叩くと、プレイバック、シャドーアジャストメント、フラッシュモードが起動するというもの。水中でグローブをはめた手でも操作できるようになっているとか。 こんなカメラ、他にあるだろうか?...