スターシャに出会った夜-時間が止った!-

昨日に続いてチュームストーンのオーロラの話。
この風景が天空いっぱいに広がり、そして固まった(ように見えた)。本当はカメラなんかで撮影している場合じゃない。宇宙が自分(だけ)のために見せてくれているショー、大地にひっくり返って、何もしないで見ていたい。しかし、現実はせわしなくシャッターを切っている自分・・・これも性か。
(パノラミオで画像をクリックするともう少し大きい画像を見て頂けるが、ほぼ中央に北極星が写っているので、空の広がりがイメージできるかも知れない。この広がり感を表現できない・・・力の限界を感じる)

http://www.panoramio.com/photo/14777911

眩しいほどの輝きではなく、優しく包み込むような輝きに包まれた。暫くして、全体が東の空に流れていっても、この塊だけは取り残されたように、頭の上で輝き続けた。


http://www.panoramio.com/photo/14777916

この場所に車を止め、オーロラを観察し始めてから3時間以上が過ぎた。この間、オーロラは輝き続け、東の空が明るみ始めても、その明るさと戦うようにオーロラは輝き続けた。

始めての体験尽くしの夜。さすがACTIVEの夜。

http://www.panoramio.com/photo/14777919

寒さと眠気に耐えかねて、安眠の場所へ急ぐ。ふと左手を見ると、小さな湖に写った景色が目に止った。30mほど通り過ぎたが、一期一会、思い直して引き返した。

鏡のような湖面に明るくなり始めた夜空が反射している。何カットか撮影して、足元をヘッドライトで照らした。そこには真新しい熊の足跡が・・・走るように車に戻り、その場を後にした。

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