0泊4日の桜島トリップ その9 (最終回)


2回目の噴火から10分も過ぎると、噴煙が止んでいるようだ。

真っ暗ではっきり確認できないが、僅かに稜線の形から判断する。

まさかと思いつつ、臨戦態勢を整える。

23時35分、この晩3回目、今年466回目の噴火だ。

火山弾が回転しながら飛び出していく。

数秒後、「ドカ~ン!」という震動が伝わってきた。


数秒後、周囲は再び暗闇に包まれる。

ドキドキが続いているが、「ホッ」とする瞬間だ。

そんな時、小さな噴火が起こった。

こんなことがあるから、決してレリーズから手は離さない。

小さな爆発と白い水蒸気、その中で火山雷が輝いている。

今回、一番気に入った一枚だ。

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