死の谷:デスバレー -アメリカの国立公園-


カルフォルニア州の東側にあるデスバレー国立公園。遠い昔、西海岸を目指した開拓者達は様々な苦労を重ねつつ夢の地を目指した。そんな彼らを待ちかまえていたのが、最後の難所デスバレーだった。長さ160km、幅8~24km、年間降水量はたった5cm以下、夏場には摂氏55度にも達する乾燥した広大な谷。

疲れ切った開拓者たちは、この谷を渡りきれずに死んでいったことから『死の谷』の名がついたと言われているが、本当は死人は居なかったそうだ。・・・とにかく死をイメージしてしまうくらい大きな谷なのだ。

デスバレーには見所がたくさんある。写真はストーブパイブウェルズの近くにある砂丘。日中は熱いので水分は必ず持参すること。 それ程規模は大きくないが、かなり疲れる。


ここ数年、異常気象が世界各地で起きているが、ここまで異常が多いと何が異常か分らなくなる。2005年には、デスバレーにたくさんの降雨があった。雨は死の谷の姿を一変させ、一面は花畑になったとか。

僕はその景色が見たくて、デスバレーを訪れたが時既に遅し。でもよく見ると、こんな植物が方々に咲いている。その生命力に驚かされる。

http://www.panoramio.com/photo/17130744

撮影場所は、ゴールデンキャニオン(Golden Canyon)という2-3kmほどのミニトレイル。まるで、映画のワンシーンのような渓谷を歩く。午後の太陽に岩肌が照らされると、黄金に輝くことからこの名がついたとか。これは道ではなくて、水が流れたあと。

この景色、まるで違う惑星に降りたったよう。僕の好きなスターウォーズでも、幾つかのシーンはデスバレーで撮影されている。その向こうからC-3POとR2-D2が現れそうだ!

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