ゴーギャンが見た景色 -Tahiti-
印象派画家のポール・ゴーギャンは晩年をタヒチで送り、人々の暮らしを精力的に描き続けたことでも知られている。タヒチ島にはゴーギャンミュージアムもあるが、絵画は残念ながら複製品。当時のアトリアなども、再現されている。
ゴーギャンはモーレア島を見て「古城のようだ」と評したと言われているが、僕には戦艦、それもイージス艦に見えてしまうのは、チョット変?
ところで、タヒチを始め、フレンチポリネシア人のルーツは、東南アジアから島づたいに渡ってきたモンゴロイドと言われている。つまり我々日本人と同じルーツを持っている。そう考えると、タヒチで感じる安心感の訳も理解できる。ゴーギャンが愛した当時のタヒチは、ゲストに対する古い風習が残っていたようで、そこにゴーギャンは填ったに違いない。もし、その頃にタヒチを訪れていたら、僕だってタヒチを永住の地にしていただろう。
ゴーギャンの絵には働く女性を描いたものが多い。当時は、写真のような風景が、島のあちこちで普通に見られたのだろう。モーレア島の西海岸にあるティキビレッジに行った時、僕らのガイドをしてくれた彼女にお願いして撮影した一枚。
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